ゲイ討伐部隊とグレーター帝国

第8話 Она Перный в Датить. (彼女と初デート。)01

　システマの練習を終えた俺とタマナはこれから2人だけでデートする為の誰にもいない場所でデートを行った。

「タマナ。俺は貴様と能力が発動出来て素晴らしかった。俺はこうして貴様だけでデートしていると俺は安心して過ごせる。」

　俺はタマナが凄く好きだった。何で好きかっていうと、タマナと俺が理想としていた女性だからだ。

　俺の理想の女性は女性らしさと強さを兼ね備えた女性であり、彼女は普段は女性らしい行動を取りながらもいざ戦闘に出ると強い戦闘力を発揮する人物だと俺は感じたからだ。

　恐らく、それはロシアだからこそ出来たと俺は感じた。

　ロシアは、女性が重要な地位に就いている事が多い。その中から、ソフィア検事とエレーナ報道官は若くて重要な地位についている素晴らしい女性だと俺は感じた。

　そういう女性が俺にとっては凄く憧れで安心できる存在だと気づいた。彼女らが女性に優しい社会を与え、ロシアの国力を上げていったと感じた。

　そしてタマナは凄く可愛くて優しく、それでなお強さを兼ね備えている事から俺はこういう女性と付き合っていれば安心できると感じた。

「ミカエル君。アンタはジョージみたいなホモ野郎と違って凄く優しくて安心できるね。」

「あぁ、タマナ。俺もサーヘルみたいに気が強くない。だから、貴様に情報を預けていける信頼感が俺には感じられた。俺は貴様のそういった安心感が凄く好きだ。」

　俺がこいつに対して安心できる姿勢が出来るのはこいつが俺の事を信頼し、互いに安心できる関係だからだと思ったからだ。

　すると…、

「ミカエル君。服着替えてこれから私服で少し誰もいない場所へ歩いても良い?」

「あぁ、モスクワの都市部は範囲が広く、誰もいない場所もあるかもしれない。恋愛って誰もいない場所で付き合い、多くの人に隠す事で恋愛が発展するもんだと俺は思っている。」

　俺はタマナと共に誰にもいない場所で付き合えば恋愛発展も早いと感じた。

　それは、注目される恋は威圧感を感じて失敗してしまうが、誰にも言わない恋愛は結婚後に告白すれば威圧感から避けられて発展すると感じた。

　これは俺が前に何回か女性と恋愛して分かっている事だ…。

　表だって恋愛すれば誰かに知られた際、皆がそれに注目して威圧感を感じてしまうが、誰にもいない場所で恋愛を起こせば多くの人に秘密にすれば誰でも上手くいく事を経験しているからだ。

　最も愚者は経験に学ぶと言われるのもそれが要因だが、賢者は歴史を学ぶというのは必ずしもそうではない。

　歴史を学んで効果あるものは政治、経済、争い位しか見つからない。

　経験は絶対視するので危険だが、歴史を引き合いに出して逃げる奴も愚者である。

　そう考えると鉄道インフラで有力なのは接続駅を意識しながらインフラを良くしていこうとするのは有名な話で、接続会社が多い程、発展するのも理解が頷ける。

　だからこそ、インフラで必要なのは混雑緩和、接続の利便性、そして地政学の3つなのは間違いないと俺は感じた。

　だから、恋愛でも地政学と歴史を上手く使えば上手く恋愛に発展していくと俺は感じた。

　故に俺とタマナは人目を気にしながら誰もいなくなった場所でキスや彼女（タマナ）の髪を整えたかった。