第7話 適合に相応しい彼女。
俺は、タマナと共にジョージと闘っている最中、互いに合成能力を発動した。
俺の能力は標的の弱点を確実に仕留める能力であいつは電気で相手を麻痺させる能力だ。
それが組み合わさって、俺の標的を狙いで相手を定め、あいつが電気で痺れさせる能力だと分かった瞬間、俺はジョージを攻撃できると確信できた。
そして、
「ジョージ。アンタが、この施設にいるのが相応しくなかったようだな。何故なら、アンタはゲイじゃないのか?」
あいつがゲイ?
でも、確かに女性と組み合わせても合成能力が発動できなかった事は覚えている。
そして、何よりもシステマが非常に下手糞だから確実にあいつは何かありそうだと感じた。
「タマナ。あ奴は本当にゲイなのか?」
俺がタマナに質問し、彼女がそれを聞いて確信したと感じた。
「うん、ミカエル君。あいつは、数年前に欧州を滅ぼしたゲイなのは間違いない。」
やはり、ジョージがここにいる女子と組んでも合成能力が発動できる気配を感じなかった。
だが、タマナは俺と合体させて合成能力を発動した。
つまり、俺はこの寮にゲイが紛れ込んでいると感じ、少しだけ恐怖を感じた。
「よし、タマナ。俺の指示を従ってア奴の心臓を痺れさせよう。終わったら、貴様と共にデートしようぜ。」
「分かった。では、もう1発発動するよ。」
俺とタマナは互いに愛情がこもり、思慕と恋愛の情が強くなったら能力を肥大化できると感じた俺は、互いに好きな気持ちを強めながらあいつを麻痺させればよい。
「では、行くぞ。」
「あぁ。そして、ジョージの心臓の位置が狙い定まったぞ。」
「よし、では
俺とタマナの絆と恋心が相まって互いに能力が肥大化し、一気にジョージの心臓に目掛けて電気銃で彼が麻痺を起こし、身体が痺れて動けなくなった。
これで安心した俺は、
「よし、これで俺の戦いは終わりだろう。」
「あぁ、アンタのお陰で私とアンタは恋愛成就しそうだ。」
俺とタマナがこんなに能力を発動できると思い、少しだけ安心した。
「なぁ、ミカエル。私と一緒に少しデートに付き合ってくれないか。」
「当然だ。俺もアンタとくっついて凄く好きという感情が強くなったからな。」
俺は、ジョージは同性愛者だと判明した為、後でАГМБからかなり厳しい処分が下されると思い俺達はこれからデートに付き合おうとした。
すると…、
「ミカエル君。あなたは、タマナさんと結婚するの?」
「未奈。俺は、タマナと能力が結合したから恋愛成就出来そうかなと思っただけで…。」
俺は美奈が冗談でないと思いながら、ここをどうやって切り抜ければ良いか思っていた。
と、誰かが更に口出ししてきた。
「ミカエル。お前がここまで強く、弱点を的確に狙ったとは恐れ入った。そして、タマナとの合成能力の影響で本当に恋愛成就しそうだな。」
「ありがとう、
俺はそう言って彼女とデートへ行った。
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