第4話

6月28日

彼女に似た人を見た。

聖「美希!!」

似た人「えっと…美希の妹です

聖「妹…」

妹「はい。妹の望結です」

聖「望結ちゃんよろしくね」

望結「あの…学校辞めたって。友達と喧嘩ですか?」

聖「いや…そんなことじゃないよ」

望結「どうしてですか?戻りましょうよ!」

聖「戻らないんだよ。時間は。」

望結「えっ…??」

聖「ごめん。そろそろ、ご飯買いに行かなきゃ」

望結「ごはん…食べてそうに見えませんけど?そんなに、やつれて。目の下にくまできてますし」

聖「そうかな…?」

望結「はい。今日は私が作るのでちゃんと食べてください」

聖「でも…」

望結「大丈夫です!」

聖「いや、やめるよ」

無理やり手を引っ張られ美希と望結の住んでる家に連れてかれた。

望結「今から作るので逃げないでくださいね!」

聖「うん…」

僕は少し待ち出てきたご飯を食べた。

望結「美味しいですか?」

聖「美味しい」(涙目)

望結「なんで泣くんですか!」

聖「人とご飯食べるの久しぶりだから」

望結「そうなんですか?親とかは…?」

聖「親の顔…見た事無いです。赤ちゃんころに捨てられたらしくて」

望結「ごめんなさい…」

聖「いえ、大丈夫ですよ」

望結「…今日泊まって行きますか?」

聖「でも…」

望結「もう暗いし」

聖「泊まりますね」

望結「はい」

お風呂に入り。

聖「寝る場所って」

望結「一緒に寝ませんか?」

聖「一緒に?」

望結「はい」

一緒の部屋で寝ることにした

聖「おやすみなさい」

望結「おやすみ」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る