第7話 初日の出を見よう
「どうも竹すぎです」
「梅しゅすぎです」
「ニュースザ・ラストのお時間です」
「では中継がつながっていますカメラさーん」
「深夜テンション前回‼全裸祭りじゃー」
「なにやってるんですか!」
「やだ!名前で呼んで!!」
「ちょっと生放送中ですよ!」
「だめだ、こっちからあっちに声が届かないみたいだ」
「しかもケツが映ってるぞ」
「汚いケツを見せるな!ギャルのケツを見せろ、ギャルの!!」
「さてと、呼びにいくか」
「おいチュウなにやってんだ」
そう今は夜00:05、大みそか超えて次の年に入ったころです
「チュウが生放送ぽっくやろうっていたんだぜ」
「あとカメラマン、お前は首だ」
「やっぱりエビフライが関係していないとやる気がでないな」
すると姿を見せていなかったバカがでてくる
「うるせーな、なんだこの騒ぎは」
「お前寝てたのか!いったろ今年こそ初日の出を見るためにテンションアゲアゲで頑張ってるんだよ!」
「だから全裸なのか」
「なにをいうはやみ優、靴下履いているから半裸だ」
「そんなんが半裸と言えるか」
そう毎年チュウだけ寝てしまい、初日の出を見れていないのだ。
そのため今年こそはとテンションを上げ起きようとしているらしい。
「でもやばいな疲れてきて眠くなってきた」
「逆効果だったか!」
「おいずるタオルじゅうばえ、柔らかさが眠気をずず誘う」
「エビフライさん年越しそば食いながら話さないでください」
するとチュウがあることを思い出した
「そういえば今日元天才塾目覚まし部隊を呼んだんだった、ヘイカモン」
「やっと呼ばれた」
その掛け声?とともに5人の白タイツの男たちが入ってくる。
「目覚ましセット」
「YESセット!」
そういうとチュウの耳に目覚まし時計を括り付け鳴らそうとする。
「バカ野郎!殺す気か!!もう帰れ」
「もう出番終わりか」
「どうします?眠気覚ましに初もうでにでも行きます?」
「いいねー」
するとチュウの目が冴える
「そういうことならテク幕チェーンジ!」
するとチュウの恰好が神主の姿になり、全裸に戻る。
「今のなんの意味が!!」
「気にすんな!それより俺の神社
”なんじゃもんじゃ忍者神社ジャン”だ!」
「なんじゃもんじゃんにんじゃんん?」
言えてない。
「ここでお参りすれば今年は安泰!下着泥ストーカー夢希望保護者参観すべてOKよ」
「アホらしい、みんないこいこ」
「ちょい待て~ここで男がお参りすれば素晴らしいもて台詞がもらえるぞ!!」
「まじか!!」
梅しゅすぎだけ興味を持った
「10円でいいや」
10円を賽銭箱になげる
「そんなにキスがほしいのか~しょうがない奴だぜ」
「うわ、すごい役に立たない、誰かメモしといて」
「そういえば女性がお参りすると?」
「そこの気味の悪い人形が動きだします」
「キャー」
そんなバカなことをしているうちに・・・
「そろそろ日の出ですね」
「長かった・・・」
「でも曇ってますね」
「ふざけんな~ちょっと雲吹き飛ばしてくる!!」
「はっ?」
そういい去りチュウが走り去り見えなくなった時奇跡は起きた!
「「「晴れた!!」」」
「すごい」
「はじめてみました」
「うつくしい」
「あのバカたまにはまともなことやるな」
「来てよかったなぁ」
「ええ」
こうして今年初めのイベントは終了した・・・
3日後
『河原で人がどんぶらこどんぶらこ流されてくるという・・・』
「これチュウさんじゃ・・・」
「もしかして晴れたのってチュウさんのおかげじゃなくて本当に奇跡だったんじゃ」
「「「えっ!!!」」」
そのあとそうだったらしくチュウさんは一週間くらいめんどくさかった。
続く
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