第3話最終回(仮)

俺はホワイト・ドラゴン・ロードである。


この何処かに上げている日記は今日で最終回(仮)とする。何故なら俺は学校を休みすぎたため、次、無断で休んでしまったらどうなるか分からない。だから先生の機嫌をとってやることを専念するからである。


まぁ前置きは、ここまでにして......おや、ミネルヴァちゃんが来たみたいだ。今は平日の放課後である。


「ホワイト君こんばんは。いつもここにいるわよね。ちゃんと学校来なきゃダメだわ」


「う、うむ。明日からちゃんと行くことに決めてある。だから大丈夫だ。それよりもミネルヴァちゃんもケモノフレンズ達を見て見ないか?」


「うん。たまには見てみようかしら」


ミネルヴァちゃんは顔を覗き込んだ。


「おっと、それ以上は危ない。落ちたら1ヶ月、戻って来れないからな。古い文献に記してあった」


「そうなの?危ないわね」


「ン?!」


急に何かに押された感じがした。そいつの顔みてみたらヘパ君だった。瞬く間にミネルヴァちゃんと俺はケモノフレンズ界に落ちて行った。

ヘパ君の事掴んでいたためヘパ君も落ちちゃったが」


何分か後、俺は目を覚ました。手をみてみたら真っ白であった。

どうやら白いヘビのフレンズになってしまったようだ。 辺りを見渡したら数メートル離れたところに赤いネコのフレンズと赤いイヌのフレンズがいた。


「おい起きてるか?お前ヘパ君だろ」


赤いイヌのフレンズに話しかけた。


「う......あ!なんだこの格好?!ホワイト君説明してくれ!!ってお前もなんだその格好?」


「これはな、この界層に落ちてしまったから、こんな格好になったのだ」


「この界層って?」


「それはな俺がいつも観ているケモノフレンズが住んでいるところだ」


「なんですって?」


ミネルヴァちゃんが起きたみたいだ。


「てことは1ヶ月戻れないの?天界に?」


「うむ、そういうことになる。というかなんでヘパ君、俺たちを押したんだ?」


「それは......驚かそうって思って押したんだけど......力入れすぎちゃった、テヘペロ」


「いや、ふざけてる場合じゃないんだが」


これからどうしようか。やっぱり彼奴ら会いに行くか。現実で会えるなんて思いもしなかったのだが。


「ミネルヴァちゃん、ヘパ君、今から彼奴らに会いに行くぞ」


「ホワイト君、彼奴らってまさか......」


「そうそのまさかだ。 わっ〜すっご〜い! のフレンズ達の所にだ。」


「じゃ、ミネルヴァちゃん、ホワイト、そいつらの所に行こうぜ!」


「全く誰のせいだと思ってるんだか......まぁいいわ、そうするしかないみたいだし」


「こうして俺たちの1ヶ月の下界生活が始まるッ!」


「何言ってるの?」

「何言ってんだ?」


おっと、口に出てしまったか。まぁ良い。

これから1ヶ月、下界でケモノフレンズ達を観察しようではないか。


日記を終了する理由は最初と違ったが、こうして天界日記は最終回(仮)とする。

まぁクラス委員長のミネルヴァちゃんがいるから、先生に怒られずに済みそうだからよかった。


「さァ、行こうか!ケモフレの世界探索へ!!」

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かみのフレンズ 天田 ヒカル @tendahikaru

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