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傑作回ですね、素晴らしかったです。
お寺はダメでしたね。こういう細部まできちんと整っているのが最高です。
>腐り方を見た。真っ黒になっていて歩みが完全に乱れている。
ここも。
わらわらと寄って来るゾンビに囲まれていく描写、その心理のリアルさ。そして武器も体力も失ってしまう……。けれど最後には仲間に会えて。
ゾンビものは主に映画を色々と観ましたが、それらと比べて全く遜色がないというか、日本らしさ(舞台設定や刀、今回はお寺)、そして小説という手法を見事に生かしていて、本当に素晴らしいと思います。主人公も好感度が高いですし。長々と失礼いたしました。
作者からの返信
この回は地味かなーと思ってたので、コメントもらえたの嬉しいです。
ゾンビってキリスト教的な文脈では「地獄から溢れた人」というベースになり、西洋人の感覚としてはそこが怖いところなのですが、本作ではそれを仏教的に捉え直したいなあというトライもいくつか入れてます。基本は現世万歳、人間万歳なお話なので、そこまで強いメッセージにはしてないですが、こういう和洋折衷を工夫したことに気がついてもらえるのは嬉しいですなあ。
生き残るためには、戦闘力だけじゃなく、総合力が試されますよね
建物の中に入って、まず逃げ道を確認する——そういう動作一つとっても、生き残る人とそうでない人を分ける要素になりえましょう
主人公は短期間でも急激にこの総合力を高めているけれど、一方のシキくんの方はどうなんでしょう……
まあ、そんな主人公も、ちょっとしたミスであっさり死にかけるのがリアル……
ゾンビに囲まれた時の絶望感は、想像するだけでゾクゾクしますね……!
作者からの返信
この話、どんなに強くても一瞬で死に至るんです。。。