魔弾の少女と障壁の街 ＜この世界で殺虫剤は使えますか？＞

登場人物紹介 ２

・ 登場人物紹介 ２

１で紹介していなかった主要人物の紹介です。

※ 第八十三話までの猛烈なネタバレを含みますので、ご注意下さい。

◇ 地球人

・　葛西美月（かさいみつき）

　朝見涼一の高校時代の同級生。

　彼を追いかけるように、同じ大学へ進学した。

　本好きの物静かな美人だが、なぜか友人は少ない。

　若葉の印象によると、「変わった人」らしい。

・　葛西連次郎（かさいれんじろう）

　美月の叔父で、貿易商で財を成した資産家。

　古代遺跡や異世界の遺物に強い関心を持ち、研究のため世界を飛び回った。

・　ライアン・キール

　葛西連次郎の友人のアメリカ人。

　遺跡探索を手伝い、連次郎の資産運用も行った。

◇フィドローン王国人

・　ハーム・ギレイズ

　王国情報部、上級情報官。

　アレグザとの交渉任務を受け、駐在公使に就任した。

・　ヘイダ・ナバヤ

　ロド・ラーゼン率いる特務部隊に所属する女性兵士。

　弓の腕は部隊でも一二を争う。

　豪気で向こう見ずなところがあり、山田と仲良く話す姿をよく目撃されている。

・　マッケイ・ロー

　特務部隊の小隊長。

　ヘイダ以上の無鉄砲な行動派で、帝国に強い恨みを抱える。

・　ツカハ・タルカイム

　特務部隊の小隊長。

　マッケイとは水と油の性格で、冷静沈着を売りにしている。

　穏やかな性格で、地球人女性からのウケが良い。

・　ドルド・ナバーレ

　フィドローン王国軍副司令。

　帝国に指揮権を制限されている中、総司令よりは自由に動ける立場にある。

　再独立を狙い、反攻の機を窺う。

◇ ベルギア帝国人

・　ダキ・クルーゼン

　帝国南方軍の統括司令。

　軍事都市ハータムを拠点としている。

　ド・ルースを取り立てた守旧派の将軍だが、アレグザ討伐任務に失敗し、命を絶った。

◇ その他の登場人物

・　ウィロ・ネラン

　ナーデル自由都市連合、外交部部長。

　アレグザとの外交折衝の責任者。自由都市連合の総議長であるウラニエ・オールランからの指示で動いている。

　フィドローン王国に同情的であり、帝国の南下政策を警戒している。

・　カダ・エンリオ

　ナーデルの新鋭艦ル・デッサを任された髭の艦長。

　ナーデル艦隊総指揮官を務めたこともある歴戦の海軍人。

　現在は小艦隊を率いて、特殊任務をこなすことが多い。

・　ヤール・シャンス

　リズダル自治共和国の外交官。

　ヒューへ指示を出す大元に当たる。

　ゾーン調査機関の総指揮官も兼任する。

　第八十三話時点では未登場。