第7話「はじめてのバトル」

 日が落ち宵闇よいやみが訪れても、ブライダリアは眠らない。一日二十四時間、現実世界と完全に時間のリンクした【石花幻想譚】の世界では、むしろ夜のほうがにぎやかなくらいである。学校や仕事を終えた人々は、誰もがこの地で冒険者となるのだ。

 その一人である緋瑪ヒメは今、船を降りて深い森の前に立っていた。


「エンデウィル、説明して。さっきのアレは何?」

「はい! やはり、仮にも世界を救う大冒険に誘う訳ですから。雰囲気を盛りあげる演出は必要だと思うんです。でも、ちょっと気取りすぎてましたか? マスター」

「ヒメはドン引きしてたけどね。それよりわたしが聞きたいのは」


 緋瑪は右手に握られたエンデウィルを、じっと見詰みつめて声をひそめる。


「どうしてわたしが、ヒメとゲームを遊ばなきゃいけない訳?」


 そう言うとエンデウィルの答えを待たずに、緋瑪は目線を森の奥へと走らせる。彼女の瞳に、今や同行者にして保護者でもある伊勢谷峰人イセヤミネトのキャラクターが映った。ヒメはなにやら、腕の上に赤い鳥を遊ばせている。

 遠目に見ればやはり、その姿は緋瑪には自分自身の生き写しに見えた。


「マスター、ヒメさんはかなりの熟練者です。ざっとログを見ましたが、キャラクターとしてもプレイヤーとしても、充分に【エンシェントハング】を目指せるレベルで――」

「そりゃエンデウィル、あなたはいいわよ。それが目的なんだもの」

「相手をよく知るには、一緒に行動して一つの目的を共有するのが一番です、マスター」

「わたしは別に、もうわかったし。特に興味も……」


 興味はない、と言えば嘘になる。

 わかったと断言するのも早計だ。


「まだ大事なことが解明されてませんよ、マスター! ヒメさんがなにをしてるかは大体解りました、でも……どうしてヒメさんが、現実世界のマスターをしてるかが」


 そうなのだ。

 いまだ最大の謎は謎のまま。

 その解明をエンデウィルは緋瑪へとすすめた。エンデウィルにはもう、おおかたの予想はついているらしいが。


「ま、まあそこまで言うなら……エンデウィルとの約束もあるし、どうせあと一週間もないし。いいよ、付き合ってあげる」

「ありがとうございます、マスター! ……ちなみに、本当に心当たりはないんですか?」

「それが全然。だってわたし、クラスじゃ浮いてるし……その、友達とか、いないし」


 いて心当たりがあるとすれば、以前も助けて貰ったという峰人の言葉。

 しかし、その記憶が緋瑪には全くなかった。


「私は、そんなことをする男の子がなにを考えてるかって、一つしかないような気がするんですけども。今まで沢山、同じことしてるプレイヤーを見てきたので」

「一つしかないって、なに? もったいぶらないで教えてよ」


 エンデウィルは意味深な笑みで黙った。


「もうっ、肝心かんじんな時はだんまり? 調子いい奴」


 唇を尖らせる緋瑪の背後で、ヒメが笑っていた。


「先に進みましょうか。珍しくすいてるし、今日は稼ぎ時ですよ。……セキトさん?」


 エンデウィルと話す緋瑪は、傍から見ればおかしなプレイヤーにしか見えない。しかしヒメは最初こそおどろいたものの、こころよくエンデウィルの申し出を引き受けてくれた。

 すなわち、初心者の魔術師セキトを鍛える。

 ヒメにとっていつものお手伝い。


「は、はひっ!」


 二度、三度と呼ばれても気付かず、エンデウィルに向っていた緋瑪は、不意に視界に自分の顔が割りこんできて頓狂とんきょうな声を上げてしまった。


「僕の仲間もメールで呼んだんですけど、よかったですか?」

「え、あ、はい」

「ヒメたん、おつ! じゃない、お疲れ様です」


 口ごもる緋瑪にかわって、元気の良い返事を返すエンデウィル。冒険庁での仰々ぎょうぎょうしい態度も最初だけだった。この地までの短い船旅で、彼女はもう完全にヒメと打ちとけていた。

 そしてどうやら、エンデウィルの物言いも全て緋瑪の物だと……エンデウィルとセキトは同一人物だと、ヒメには思われているらしい。


「しかし面白い話を考えましたね。このゲームのエンディングかぁ……今まで【エンシェントハング】に挑戦するからレベル上げたいって人、沢山いましたけど。そんなことを言い出す人は初めて見ましたよ」

「は、はあ」


 笑顔のヒメに緋瑪はただただ、曖昧あいまいな言葉を返すしかない。

 結局、森の奥へと踏み出したヒメを追って、緋瑪もその後に続いた。古木こぼくしげる原初の森は、空を奪い合う枝葉えだはでたちまち月明かりをさえぎる。しかし、予想外の光景に緋瑪は思わず声を上げた。


「わ……森が、明るい」


 闇夜やみよくらいと思われた樹木の深海は、柔らかな光にあふれていた。

 樹齢ゆうに千年は超えているであろう木々は、縦横無尽に大地へ根を張り複雑な地形を編み上げながら……ほのかにそのみきが発光していた。


「セキトさんは初めて、ですよね。ここは【蛍藤ノ森ホタルフジノモリ】、まあ初心者用の定番ダンジョンなんですけど……雰囲気ふんいきが幻想的で人気なんです。ほら、あそこ」


 ヒメが指差す先を、目を凝らして見詰める緋瑪。よく見ればどの樹木も、その幹につたが巻きついている。それが淡い光を放って、周囲を照らしているのだ。

 改めて自分が、現実ならざる世界に完全に入りこんでいることを実感する緋瑪。


「すごい、綺麗……」

「まあでも、気をつけてくださいね。普通に出ますから、


 さらりと笑顔でヒメは言い放つ。その一言を聞いて緋瑪は身を固くした。両手でエンデウィルをにぎって、油断無く四方へと目配せする。モンスターという非日常の言葉も、これだけ完成度の高い世界を見せ付けられれば信じるしかなかった。


「マスター、ここはそんなに強いモンスターは出ないですから。サクサク倒してガンガンレベルアップして下さいね! ただ、マスターは魔術士なので距離に気をつけ――」


 エンデウィルの声をけもの遠吠とおぼえがさえぎった。複雑に入りくんだ木々の合間に、長い影を揺らして敵意が殺到する。冷たい緊張感に身を強張らせながらも、緋瑪は胸中に呟いた。


 これは、ゲーム。

 これは、仮想現実バーチャルリアリティ


 しかし現に、身がすくんで膝が笑う。例え虚構きょこうの世界であっても、その中で感じる恐怖を否定することはできない。

 モンスターが咆哮ほうこうと共に姿を現した。強靭きょうじんな四肢を持ち、木々の根を跳ねて迫る黒いおおかみ。真っ赤な口に鋭い牙が光り、またたく間に敵は緋瑪との距離を食い潰した。


「マスター、魔法! 魔術士マジシャンは魔法で戦う職業なんですよ!」

「ま、魔法!? ええと、どうやっ……やだ、わたしわかる。魔法、使えちゃう!?」

「それはそうですよ、今のマスターは【ブライダリア】の、普通の魔術士なんですから」


 不思議と頭の中に見慣れぬ文字が浮かぶ。それが、読める。

 緋瑪は急いで、脳裏に乱舞らんぶする文字へと意識を向けて拾いあげる。気付けば自然と呪文を構成する術式が組み上げられた。最後に、その実行を強く念じてエンデウィルをかざす。

 緋瑪に踊りかかったモンスターを、まばゆいエフェクトの火球がおそった。


「うわ、まるで魔法みたい」

「まるで、じゃなくてですよ、マスター! どんどん来ます、早く早くっ」

「う、うん」

「ああもうっ、囲まれてます! 逃げて、さけて、よけてー!」


 火だるまになったモンスターは、骨も残さず派手に燃え去った。その余波が集束するなり、ポン! と大きな箱を現出させる。そのミスマッチな光景に、いちいち疑問符のシンボルを頭上へ表示する余裕は緋瑪にはない。


「うわっ、噛み付かれた!? いた……くはないけど、これって」

「【ストレイウルフ】Bはマスターにいた! マスターに18のダメージ!」

「血は、出ないんだ。っと、とりあえず離れないと……【ストレイウルフ】って?」

「このモンスターの名前です。獣属性けものぞくせいの一番弱い、いわゆる雑魚ざこですね。ああっと! マスターは私で【ストレイウルフB】を殴った! 2のダメージ!」


 緋瑪は七転八倒しちてんばっとうしながら、襲い来る獣を次々と火球でほふった。時に噛み付かれ、時に押し倒されるたびに、獣特有の強いにおいが鼻をく。痛みはなく、血も流れないが……数値的に減少する体力に比例して、息が上がって全身が汗をかいた。


「マスターは【ストレイウルフ】Fに魔法を使った! 【ファイアブリット】、発動!」

「エンデウィル、ちょっとうるさい」

「スマソ、もといすみません……あっ、でもマスター! 今度こそ危ないっ!」


 悲鳴をあげるエンデウィルを地に突いて、それを支えに緋瑪はなんとか攻撃をけた。背中をかすめたモンスターは視界の隅でターンするや、トドメとばかりに地を蹴る。

 だが、一人と一匹の間に赤い疾風しっぷうが割り込んだ。


「セキトさん、自分の体力に注意した方がいいですよ。死んじゃいますからね、っと」


 犬のような悲鳴が短く響いた。同時に緋瑪の目の前で、落下してきた黒狼こくろうの体がかすんで空気に拡散する。その後に残るのは、金縁の大きな宝箱。


「宝箱は全部どうぞ、セキトさん。お金とか、最初は必要になると思いますから」


 大きく蹴り上げた脚をゆっくりと降ろしながら、ヒメが緋瑪に微笑ほほえんだ。そのまま視線をそららさず、背後から襲いくる獰猛どうもうな牙へひじを叩きこむ。

 また一つ、ゴトンと宝箱が転がった。

 その後も次々と、無手むての体術でヒメは苦も無くモンスターを蹴散らしてゆく。舞うように戦う姿に見惚みとれているうちに、気付けば緋瑪の周囲から殺気が消え去った。

 エンデウィルだけが声を弾ませる中、森に静けさが戻ってくる。


「ヒメは【ストレイウルフ】Jに体術を使った! 【双腿連転脚】、炸裂! 742のダメージ、【ストレイウルフ】Jを倒した――マスターはレベルが上がった!」

「ふう、まあこんなもんかな。セキトさん、大丈夫ですか? 初心者は魔術士って、結構難しいと思うんですけど……まあ、そのうちコツとかつかめますから。……セキトさん?」


 パラリポラリラン♪ とファンファーレを口ずさむエンデウィルを手に、ずるずるとその場に緋瑪はへたりこむ。極度の疲労で、気遣きづかのぞきこむヒメを見詰めることしかできない。

 そして言葉が出てこないのは、なにも息が上がっているからだけではなかった。


「立てます? あ、ちょっと待って下さいね。たしか……あったあった。はいこれ、いわゆる体力回復アイテムってやつですね。まあ、レベル上げだけなら僕が前衛ぜんえいで戦いますから」


 ヒメは背に手を回して腰のポーチ内になにかを取り出し、それを緋瑪に差し出した。緑色の包み紙の、それは小さな飴玉あめだま。ヒメの顔と手の飴玉を交互に緋瑪は見比べる。

 こんなときに自然と言うべき言葉が、なかなか口から出てこない。


「ありがとうございます、ヒメさん。マスター、遠慮なくいただきましょう」

「え、あ、うん、ええと……」


 エンデウィルの言葉に微笑み、黙ってヒメは緋瑪の小さな手に飴玉を握らせた。そのまま振り向くと、彼女は周囲に散らばる宝箱を集めはじめる。

 言われるままに包み紙を開き、緋瑪は口の中へと飴玉を放る。

 甘さに疲労が溶け消えた。


「ホントは僕みたいな拳士とか、あとは戦士ファイターとか狩人ハンターとかが初心者向きの職業なんですけどね。でも魔術士もいいですよ、スキルの振り分けとか楽しいし、色々な上級職じょうきゅうしょくが――」

「う、うん」

「宝箱はこれで全部か、結構ドロップ率いいみたい。最後だから出血大サービスってとこかな。ふふ、僕がこのゲーム始めた頃は、結構しぶかったんですよ」

「はあ……」


 軽々と宝箱の山を両手で抱えて、ヒメは緋瑪の目の前にそれを積みあげた。その間もずっと、にこやかに話しかけてくる。

 正直、対応に困る。

 緋瑪は、転校を繰り返す現実の学校生活を思い出した。引越し転入するたびに、万年転校生の緋瑪は周囲から話しかけられたものだ。多くは好奇心と親切心からくるものだが、いつも上手くこたえられない。意識がこおって、かけられた言葉に返事ができない。

 結末はいつも、鼻から突如の大流血だった。


「あ、あとはレベルが上がったみたいなんでスキルポイントを使ったほういいですよ。新しい魔法を覚えるとか、ステータスを上げるとか。まあ、定番も何パターンかあるんですけど、自分で色々工夫してみると面白いかな。でも【エンシェントハング】を目指すなら……」

「は、はい、ええと、その」

「セキトさんは石の民だから、火属性ひぞくせい土属性つちぞくせいの魔法を取るのがオススメ……って、ゴメン。初めてなんですよね、このゲーム。僕、れてるもんだからつい」

「いえ、そんな」


 もう一度「ゴメンね」とつぶやき笑って、頭をきながらヒメは宝箱の山に腰掛けた。

 緋瑪はただ、フォローを求めてエンデウィルに目配せする。しかしこんな時だけ、本当にただのつえの様に彼女は押し黙った。

 ゲームでもやはり、人と上手に会話ができない。無論、したくない訳ではないのに。むしろ緋瑪は眼前のヒメと話して知りたかった。

 どうして私なのか――朱崎緋瑪アケザキヒメなのか、と。

 そのためにわざわざ、興味もないのにこんな異世界に飛びこんできたのだから。


「あ、あの」


 緋瑪は胸に手を当て、何度も瞬きを繰りかえしながら言葉を探す。恐らく今、ヒメの目に映るセキトは、眉間みけんにしわを寄せて渋い表情をしているに違いない。緋瑪にはわかる、こうしているうちに相手はあきれ離れてゆくのだ。

 だが、ヒメは静かにただ、緋瑪の言葉を待つ。

 胸の内に浮かんだ言葉を、緋瑪はやっとの思いでしぼした。

 ――はずだった。


「えっ、えっと、ヒメ……す、すみません」


 思っていることとは違う言葉が声になった。ありがとう、の一言を劣等感れっとうかんが組み替える。かわりに出たのは魔法の言葉。いつもその一言は、相手との接触を終らせてくれる。

 きょとんとした顔でその言葉を受けとったヒメは、しばしの沈黙の後に笑いだした。


「や、僕こそゴメンね。つい、かまぎちゃった。いつもは【エンシェントハング】を目指す人って、新しいキャラを育てなおしてる人が大半でね。ああして、こうしてってハッキリ言うし、僕もどうすればいいかわかってるつもりになっちゃうんだ」

「あ、あのっ! わ、わたし……その」

「うん」

「ひ、ひっ、一人で……なるべく、一人で……あ、でも、その。一緒に、一人で」


 構われると緋瑪は困ってしまう。ありがたいのに、その気持ちが表現できず伝えられない。できるなら一人がいいのだが、勝手のわからぬこの世界ではそれも叶わない。何より峰人ミネトの真意を探るのに、ヒメから遠ざかっては本末転倒ほんまつてんとうだった。


 自分はコミュニュケーション能力の低い人間だから、近付かないで欲しい……でも、側にはいて欲しい。気になるから。

 緋瑪の身勝手で不器用な、矛盾むじゅんした願いをヒメは全く違う意図いとに解釈した。

 生ずる、誤解。


「……まだ、そう言える人がいたんだ。そうだよね、折角のゲームだし、自分の力で進まなきゃ。僕はてっきり【エンシェントハング】までいければそれでいいんだと思ってたけど」

「え? いや、あの……」

「僕も昔は前のキャラで……あ、このヒメは半年前に作ったセカンドキャラなんだけどね。最初のキャラではじめたときは、四苦八苦しくはっくしたなぁ……大失敗もしたしね」


 片膝を抱えて、ヒメは懐かしそうに目を細めた。同じ顔の穏やかな表情に、緋瑪は何故かドキリと鼓動が高鳴った。同時に発覚する新たな事実。

 ヒメが生まれたのは半年前。

 ますます真相が気になり、そこへいたるには一緒にゲームをするのは好都合かもしれない。その事を再認識した緋瑪は、次の瞬間ヒメから飛び出た言葉に仰天ぎょうてんした。


「僕、好きなんだ」

「えっ……えええ!? す、すっ! 好き……ですか」

「うん。そうやって自分で、手探てさぐりでゲームを進めてくのがさ。レベルの高いキャラにくっついてるだけだと、楽で手っ取り早いけど。でもそれだけじゃ、面白くないよね」


 手の中でエンデウィルが溜息ためいきをついた。

 先程からコミュニュケーションツールとしての役割を放棄ほうきした彼女を、軽くにらんで緋瑪は立ちあがった。何故か熱い頬の汗を、ゴシゴシとぬぐう。


「そうだ、セキトさん。よかったら僕と【】しませんか?」


 両足を上げてはずみをつけると、ヒメは宝箱の山から飛びおりた。そのまま緋瑪の言葉を待ちながら、ちゅうへと視線を走らせる。ゲーム上の手続きの為に、ヒメはメインメニューを視界に展開しているらしかった。

 緋瑪はエンデウィルへと声をひそめて疑問を呟く。


「え、えと、プレイ、シェアリング? と、いうのは……」

「ググれ! じゃない、ええとマスター、【プレイシェアリング】っていうのはですね」


 意気揚々とエンデウィルが喋り出した。

 その楽しげな語気から、どうやらゲーム内では利のあることらしい。【プレイシェアリング】……緋瑪はもう一度、聞きなれぬ単語を呟いてみる。


「フレンド登録、まあ遊び仲間になりましょうってことなんですけど。マスター、【プレイシェアリング】はでも、単なるフレンド登録ではないんです。創造主がこの世界に無限の広がりを与えた、もっとも大きな可能性。簡単に説明すれば――」


 エンデウィルの言葉を、

 森を吹き抜ける夜風が、緋瑪の鼻腔びこうへ火薬の匂いを運んだ。

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