短編集には魅力が詰まっている

短編集として読むと、もったいないと思い続きを望むほどに、この物語は魅せてくれます。
世界観は統一されているので、わかりやすいです。
時と場所、職業が異なりますが、短編の中で説明されているので、迷子にはならないものだと思います。
ただ、読む人によっては、キャラクターの立ち位置に途中から混乱するかもしれないけれど、そのまま話の最後まで読んでみてください。
驚くことになるし、泣きそうになることも。
私はこの短編がいつか、複数話になってくれたらいいなと思います。