これは、紛れもなく現代詩。筆者の見ている世界は、正直分かりません。しかし、繰り返される色彩の明滅は、かならずそれを見た者の心に結び付き、何かしらの事象を想起させるでしょう。緩く繋がる文章が、大きくまとまっている浮遊感も見逃せません。