第2話
「おはよ。
「
ココノが
「うん。リコーダー
今日の一限目、音楽の
「まったく。
ミツキの言うことは、ごもっともです。女子だったら
「まだ
「私、朝からインタビュー受けたよ。昨日は
「怖くなかったわけないのにね。まあ、ジュンヤの
「笑いのために変身したわけじゃないから!戦うためだから!」
「シャボン玉とレモン汁で
ミツキは
「
ココノが
「いてっ。」
ショウゴがリコーダーでココノの頭をコツコツ
「そうだったら良いのにさ。ちゃんと
「大人に
「ごめんごめん。大人は
リコーダーを止めて、ショウゴは
「守られたいわけじゃない、か。」
ココノはランドセルをゴソゴソ
「それって…!?」
ココノの
「昨日、家に帰ってから気付いたの。私のスカートのポケットに入ってた。」
「イノウエココノの
ふいに、また耳元で小さな声がした。
「ん、ああ。ココノ、リコーダー
「キレイな
それは
「まぁ、それが良い方向に行くとは
「え、どういう
「さっきから
ミツキがド
あ、この声、
「わかんないけど…クラリネットガールの
「
「
「名前。モスキートっていうんだ。」
「モスキート…?」
「
ココノが教えてくれた。
「ジュンヤ、
ショウゴが手で
「やめて。やめて。こわい。こわい。」
モスキートと
「ショウゴ、待って。虫って…。」
「
「
「あ、こんなのなら。」
そう言いながらショウゴが取り出したのは、ルーペのストラップだった。おそらく、
「ガチャガチャだけど。」
そっちか。じゃぁ、きっと200円だ。
ありがたく借りて、肩の上の
「やぁ。」
「
「モスキートだよ。」
「
「モスキィ…」
「もうソレでいいよ。」
この会話がなかなか終わらない上に、ただただクダラナイということを、
「何やってんの。
ミツキが
でも
「クラリネットガールの
「「「わけわからん。」」」
だよね。
「とにかく、この
「…ミツキ、どこかオススメの
「いるわけないでしょ。」
「スクールカウンセラーの
「ココノ、ぐっじょぶ。」
全然
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