人生は、色を重ねるように、描くものなのでしょう。振り返るときは、文を綴るように。夢と現実、過去と未来。それが、同じキャンバスに、あるいは同じ原稿用紙に、綴られています。未来と現在を区切らず、一つ流れで書かれているのが、人生の連続性を感じさせて、とても素敵だと感じました。
これを読んで今、小説を書いている時や、絵を描いている時、私は、僕は、自分は何になりたいか、何になれないか、なんで好きだったか、って考えてしまいました。