第15話 内政(とお風呂)の始まり?
「今まで里では何をしていましたか?これからここでは何をしたいですか?今までやっていた仕事じゃなくても、やりたいことがあったらそれでもいいです。え?勿論この集落での食糧の確保とか色々な分担もあると思いますけれど、出来るだけやりたいことをやれるようにしたいと思ってますので、是非希望があるなら言って下さいね!」
移住が終わり、雪が降る前に祭りをやって。それからも作業場などまた建設が終わってないものや、整備が終わってないものを『雪が降る前に!』を合言葉に全員で取り組んだ。
勿論お風呂もダリルさんを見習って?こっそり夜に土台を済ませ、ダリルさんがもはや職人芸を極めた!と言ってもいいくらいにあっと言う間に鍛冶場を建て終わったから、早速石灰石を焼いて貰った。私が描いた図を基に設計図を起こして貰って、お風呂もエルフ系の木工が得意な人に説明して作って貰う間に建物を建て、新しい技術に技術屋が全員でわくわくしながらコンクリートを作って洗い場を作り、排水溝からの排水を掘って排水層から水路まで繋げている間にお風呂を設置した。そしてその間にダリルさんに湯を沸かす設備と炉を作っている。今は造って貰った設備を使ってみてダメ出ししながら直して今日は最終確認予定。それが終われば公衆浴場も完成!なんです!!(念願のお風呂なので作業工程など語ってみたり)
そんな作業の合間や夕食後のわずかな時間に移住して来た人と一人一人話をした。勿論老人から子供まで全員と、ね。さすがに赤ちゃんは無理だったけど、歩き始めた子供にも話を聞いてみた。聞いたことはこれからのやりたいことともう一つ。
「こからこの集落の指針を出すのは私でいいのですか?それとも今まで通りに長老達にまかせたいのですか?私がここに皆さんを受け入れたことの感謝の気持ちは十分に受け取りましたので、本心でどちらがいいのか教えて下さい。不満もあったら率直に言って下さい」
これだ。
長老と話をした祭りの後、改めてエーデルドさんと話をして、更に里の主要であった方々を集めて貰って話をした。もう集落の方はほぼ整ったから、これからをどうするかを。あと里の人達のことを。
この移住の条件で無理やり納得してこんな年端も行かない子供に従うことで、ストレスを溜めているような人がいたら絶対にこのままでやっても不満が出る。この集落から外は人間だけの世界だ。つまりここにしか居場所がないのに、共同体でここに住むだけで不満があるような人がいたら、多分上手くいかなくなる。そんなことは私の望みでもないんだから。
と、気合を入れて聞いたのに。何故だか皆に笑われた。爆笑された!!
「里での生活に不満があった人はいただろうけどね。ここに来てから皆の笑顔しか見たことないよ。リザだってそうだろう?」
「…それはだってここが結界の中だから気が抜けてるからでしょう?だってこれからはこれが毎日になるのよ?そしたら気にならない?私はまだ十五の小娘だし」
「ブワハハハハハっ!リザじょうちゃんは面白いのぅ。自分のことを小娘と言える小娘はいないもんじゃよ。しかもここは里と違うのは結界だけじゃないぞ。皆里より快適に暮らしておる。それをもたらしたのは全てリザじょうちゃんじゃよ。だーれも小娘なんて言わんて。それよりこれからリザじょうちゃんが示してくれる生活を楽しみにしておる。まあじょうちゃんがそんなに気になるなら皆に直接きいてみりゃあいいだろ。里のもんもじょうちゃんと話せればうれしいだろうしの。おお!もう里のもんも何もなかったわいな!もうわしらはここの一員、じょうちゃんの集落の民じゃでな!」
そう言ったのはドワーフの血が濃い生粋の職人!という感じのドワルンさん。サジスティさんと同じく長老だったらしい。
他にも獣人系の長老のバランガさんも、サジスティさんも同じことを言って面談を進めて来た。
なので面談をやってみることにしたんだけれど。
本当に不満を持っていた人はいなかったのよー!!
もう、なんなんっ!こんな小娘に任せておくかっ!なら俺がやってやる!とかないのーーっ!
って思ったんだけどね…。聞けば何百年も里から出た人なんていなかったらしいし。結界のあった時代を実際に知っている長老達もいるしで。皆昔話に聞く結界には憧れがあって。で、実際に結界がある集落に来てみたら、里とは違って完全に木がない広い土地があって、畑まであった。そして実際に集落の中は獣が出ることもない、安全だった!それに建物はどんどん建つから新しくてキレイだし、しかも色々使いやすい!トイレもあって清潔で臭いもしない!料理まで今まで食べたことのない調味料もあって美味しい!
と、本当に不満がないらしく、皆が全員笑顔でお礼を言われて、これからも宜しくお願いします!って言われた…。
ちょっとは、住み慣れた里から出されて不満とか恨み言とか。言ってくる人はいるんじゃないか、とかさ。思っていたこっちとしては…。
もうもうもうっっ!こうなったら現代日本知識チートで内政やって、ずっと笑顔で暮らして貰うしかないよねっっ!
って今度こそ吹っ切れたのだった。例えこの集落がどんどん子供が増えてもここ以外に住む場所がない、っていうのは本当は健全じゃないんだろうけど。それはもう前提条件なんだから仕方がない。だから出来ることはしようと思う。
この集落が皆の故郷になるのなら、私がいる時代だけが安全だったじゃ幸せの意味がない。だから学校を作ることにした。まあ使うのは集会所だし、講師は勿論お年寄り達だ。お年寄りは生きて来た年月の分の知恵と知識と技術の塊だ。優れた技術は受け継がれるべきものだ。親から子への伝承はあるとは思うけれど、そこを希望者全員で得ることを目指す。勿論適正や本人の希望もあるから、そこはちゃんと考慮する。
そこで素質がある子を見つけ次第、私もエリザナおばあちゃんから受け継いだ『呪術』を教えようと思う。多分外へ出していい力ではないんだろうけれど。誓約で人間の世界へは出て行けないから、ここでなら大丈夫だと信じる。
私が使っている『結界』は、エリザナおばあちゃんが教えてくれた『呪術』なのだから、『結界』を使える人を増やす為には仕方がない。結界がなくなってまた森を彷徨うことになるよりはずっといい。
まあ実は子供の人数がそれなりにいたから、最初から学校みたいのは作る予定だったんだけれどね。私もみんなから色々一人でも何でも出来るように教えて貰ったから。技術はいくらあってもいい。勿論一つを極めたいという希望も叶えるつもりもあるけれど。何でも知っていれば、どんな状況でも生き残ることが出来るだろうから。
この集落での今の主な仕事は、建設(まだ工房などを作っている)と畑仕事、ヤヴォの管理(お乳しぼりとかね)、狩猟、森での採集、水路の管理(小川の見回りからため池、貯水槽、水路の掃除など)、食料管理と料理、そして今からは鍛冶、公衆浴場の管理、そして今作っている工房の織物、染色、木工、調薬と皮作業所での仕事。それと集会所での学校だ。
学校では教師役のお年寄りに子供の託児所も兼用でお願いする予定だ。あとは交代でお母さんを一人つければ、その他の子供を抱えているお母さんは働くことが出来る。これは面接した時に聞いてみたら、小さな子供を持つお母さん達も働きたいという希望の人がほとんどだったから提案した。
勿論お年寄りも生涯現役希望の方はそちらの仕事をして貰う。子供も半日は学校で、後は子供に出来る作業と希望する工房での見習い作業などをやって貰う。
とりあえずここまでのことを夕食時に提案したところ、諸手を上げて歓迎された。面接で話を聞いた処、それぞれがやっぱり手に職を持っているか希望がある人がほとんどだったから、結構人数もバランス良く分けられる。畑の種まきと収穫は全員でやればいいし、日々の作業は最低限の専門の人とあとは子供と当番の手伝いの人がいれば畑も回る。狩人も元々やっていた人が何人か他の作業を希望したけれど、兼業と狩人見習いがいるからシルバーがいなくても多分お肉の確保は出来そうだ。
「リザー!お待たせっ!終わったよー!」
「ララ!お疲れー。今日の午後は畑の手伝い?」
「そうそう。あ、ハンナももうすぐ来るよ。さっき家に寄って着替え取って来るって言ってた」
「分かった!じゃあ私も準備するね!」
今はもう霜が降りる日が増えて来たけれど、まだ工房も建設中だし道具も全部作り終わってないし、で見習い予定の子供たちは午前が簡単な授業で午後は手伝いだ。大人の人も毎日の割り振りは朝打ち合わせして決めている。
「うん、急いでね!早く行かないとアランナさん来ちゃうよ!」
「そ、それはまずいっ!今荷物取って来る!」
今は私はとりあえず集会所で子供達に読み書きを教えながら、皆の作業の監督?をしている。人が欲しいとこや余っている人とかを調整したりね。
食事は今も全員が集会所で食べているけれど、食事を作る当番は交代でやっている。アランナさんは食事を作る係希望だったから、食事の責任者なのだ。だから毎回食事の支度の時間になると来るので、今は大急ぎで行かないと!!
だって今日はお風呂の最終確認なんだからっっ!!やっとお風呂に入れるーーーっ!
今日は色々調整が終わったお風呂用に造って貰った原始的なボイラーを使って見て、実際にお湯をお風呂に入れて使って確認してみることになっているのだ!!今日で問題がなければ、多分明日には公衆浴場のオープンとなるだろう!…多分アランナさんに見つかったら絶対そうなる(ブルブル)も、もしかしたら今夜から女湯はオープン?いやいや、でもそれでも大きなお風呂を力いっぱい満喫する為には戦う時が必要なのよっ!
「よしっ!用意出来たからララ行こうっ!ハンナちゃんが来るまでダリルさんのとこ様子見るから」
「うん、分かった。行こう!楽しみだなー!お風呂!」
「気持ちいいよー、お湯に入るの!全身洗えるしね!」
勿論この為に石鹸は改良して、髪用にシャンプーもどきも用意してある。…量は満足とは言えないから、男性には来年からかもだけれどね(アランナさんなら絶対取り上げる。ブルブル)
「ああー…。水浴びが冷たくなってから、待ちわびていたのよ!もう、今からドキドキしてるわよ」
「フフフフ。私なんてずーっとお風呂って言い続けてたのが、やっと入れるのよ!!」
「「楽しみだね!!」」
…アランナさんの顔が浮かんだけど。。うん。今は楽しみって気持ちだけでいいよね!
「どうですかー?配管、上手くいってます?」
「おうリザじょうちゃん!今回は上手くいってるぜ。これなら大丈夫だろう」
すっかり出来上がっている公衆浴場の建物の裏に回ると、ダリルだん達作業班のドワーフ系職人さん達と、ここの公衆浴場の管理当番予定の鍛冶見習い達が集まっていた。
そこには大きな炉にかけられた鉄製の寸胴のようなものと配管、その隣には高めに造った給水用の塔と水を給水する為の足場がある。まあ、ボイラーの設計図なんて覚えている訳はないから、勿論人の手で不足は補うのだ!お湯を沸騰させる必要はないので、温度管理もきっちりする必要もないから、ある程度温度が上がったら水で調整して配管への蓋を開けてお湯を流す簡単な仕組みになっている。男湯と女湯を別々に作るのは無理だったから、蓋(手でスライドさせて開く。水圧もあるからこれにこだわって作って貰った)を二つ用意して、どちらにも配水出来るようにした。炉は石炭でもやし、ずっとお水を足しながら七刻(午後二時)からお湯を沸かし始めて風呂に溜め、八刻から十刻までの公衆浴場の営業時間内はずっと沸かして貰って、最後に作業員がお風呂に入って貰うことにした。浴場掃除当番は翌朝からお昼まで。交代でやって貰う。
「蓋もスムーズにいったから、おじょうちゃんが心配していた作業員が火傷することもないだろ。もう風呂にはお湯が溜まっているぞ。一応冷める具合を見ながら溜めていたんだが、温度具合を確認してみてくれ。俺達ももうちょい様子みたら男湯に入ってみるからよ!」
「やったー!分かりましたっっ!ダリル親方!ちゃんと石鹸使って頭も体も洗ってから入って下さいね!他の方々も!」
「おうよ、分かったって。ずっとリザじょうちゃんが言っているんだからよ…。ほらさっさと入れ。浴場からの排水の様子も確認するからよ」
「分かりました!ララちゃん、じゃあ入ろっっ!」
「うんっっ!楽しみー!ダリルさん達、お先に入りますねっ!」
表に回るとハンナちゃんが待っていたから、三人揃って浴場の中に入る。入ると出来たての木のいい匂いがして期待感が高まる。女湯と書かれたドアを開いて中に入ると、木の棚とそこに置かれた蔓で編んだ籠が目に入る。うんうん、温泉って言ったらこれよね!
「この籠に荷物入れてねー」
「このリザに教わった籠の編み方いいよね。うちのお母さん、毎晩作っているよ」
「うん、うちも。籠で蓋も出来るってうれしそうだった」
里にも勿論籠はあったけれど、ザルみたいな感じで上が広がったやつだったから、箱タイプや丸タイプの籠の編み方を教えたら、お母様たちの間では評判になったみたいだ。森に入って大量の蔓を抱えて来る姿をよく見かけるようになった。その大量の蔓を家の外に干しているのも、もう風物詩になったくらいだ。
「ふふふーん。実はこの着替え籠が欲しかったから編んで貰おうと思って教えたんだけどねー。皆が喜ぶから、張り切って他も教えてみたのよ」
「うんうん、やっぱりリザはリザだよね。。。お風呂の為にってところが特に」
「クスクス。そうでなくちゃだよ」
「うんっ!じゃあやっとのお風呂だから!ほら、入ろうっ!体洗うように布を持って入ってね」
「「はーい」」
浴場に入ると湯けむりの中に浴槽と石を敷き詰めた床が目に入る。荒いコンクリートもどきだと、排水の為に緩い傾斜もあるからもし転んだ時に擦りむきそうだったから、小川から丸い石を拾って来て敷き詰めてみたのだ。上流から下流まで、浅い処で探しまくりましたっ!
「まずは体を洗ってから入ること!洗い用のお湯はそっちの小さい方の浴槽の周りでね。お湯を掛けるように小さい盥もあるから。あ、この木の椅子に腰かけて体洗ってね。泡は滑りやすいから気をつけてね」
「おおおおーー!凄い!これがお風呂場ってやつなのねっ!」
「凄い。お湯がいっぱい」
「ふふふふーん。お湯が熱かったら向こうに水場も用意したからそこからお水で調節も出来るのよ。水も飲めるしね!熱くなったらちゃんとお水飲んでね!」
「「はーい」」
「じゃあ、体洗おう!そこに石鹸と、髪の毛用に新開発のシャンプーがあるから!いつもの入れ物が石鹸で、もっと細いのがシャンプーね。とりあえずお湯を足に掛けて、熱くなかったら全身に掛けるのよ。熱く感じたらゆっくり何度か掛け湯してからね!」
「「はーい!お湯の掛け湯なんて贅沢だけどね!!」」
シャワーが欲しいと思ったけれど、さすがにお湯を溜めて置くなんてことは出来ず、お湯を沸かすにも時間も燃料もかかる、ということで諦めた。浴槽はかなり大き目に作って貰って、三分の一で縁より低い場所で区切ってある。区切ってある方が体を洗う用だ。区切ったのは、洗い場を区切る為だけど。
「おおーーー!これ、凄くいい匂いだね!」
「うん、いい匂い!」
「ふふふん。そこにこだわったからねー!匂いがいい花で香油を作ったから、それを配合してみたんだー。あ、最初は泡立つまで何度か洗ってね。次は一度でも泡立つと思うけど」
私は家でシャンプーの出来具合を見る為に、何度かお湯を沸かして洗って試していたから一度で泡が出るけれど、ララとハンナちゃんは最初は何度か洗わないと泡が出ないだろうからね。
「あっ!本当だ。リザは凄い泡だね!分かった。じゃあ何度か洗ってみるね!」
豪快にわしゃわしゃ髪を泡立てて洗っている私を見たのか、髪だけ撫でつけるように洗っていたララがバッシャーンと豪快にお湯をかぶると二度目洗いに入った。今度は少し泡が出ている。
「うう。でも水が目に入らない?」
びくびくしながら髪を洗っているハンナにキュンキュンして、ささっと髪をゆすぐ。
「ハンナちゃん、洗ってあげるよ。目を閉じててね。一回流すよー」
「ううっ」
「はい、洗うねー。少し泡立って来たよ。もう一回だね」
「うううー」
「おおっ!見て、凄い泡だったよ!これでキレイになった?」
「うん、大丈夫。乾かしたらふわふわだよー」
「やったー!尻尾もこれで洗おうかな」
ピクピク震える耳とぶんぶん振れる尻尾に、思わず目が釘ずけになる。ふわふわの耳にふわふわの尻尾ですとっっ!!
「…リザー?だ、だめだよ?触ってない、洗うだけだよ?とか言ってもダメだからねっっ!絶対耳にも尻尾にも触っちゃダメだからねっっ!」
「チッ。分かってるわよ。ちゃんと子供以外触ってないでしょ」
「今チッって言ったよ!チッて!!もう、リザはなんでそんなに尻尾とか好きなの?」
「だってそれはもふもふだからだよっっ!もふもふがあればもふもふしなければならない!という使命があるんだよ!」
「ないよ、ないからっっ!そんな使命なんてないからねっ!リンとかももうちょっと大きくなったら触っちゃダメだからねっ!」
やっと最近になって慣れてくれたのか、だっこをさせてくれるようになったララの妹のリンちゃんを思い出す。小さくて柔らかい耳と尻尾。うん、幸せだった!お風呂でふわふわになったら、もっと幸せだよね!
「分かってるわよ!もう。こうなったら頑張ってさっさと家にお風呂作ってシルバーを洗おうっと。水浴びは嫌がるから、お湯なら大丈夫よねっっ!ふわふわもこもこにして、もふもふしまくるわよ。シルバーならいいものね!」
「…いや、リザ、あんたね…。う、ま、まあ、シルバーさんが嫌がってないなら私が口をはさむことじゃないからいいんだけどね…。後が大変にならないといいよね、リザは」
「うん?何?何か言った?」
「ううん。ほら、ハンナが目を唸ってるからさっさと髪洗って終わらしてあげたら?」
「うううううう」
「あっ!ごめんごめん、ハンナちゃん!もうちょっとで終わるからね!」
ララに言われて見ると、ハンナちゃんが目をつぶってプルプルしていた。うう、ハンナちゃんもかわいい。お耳と尻尾がしょぼんとなっている幻影が見えた。
それから三人で体もきれいに洗い、ゆっくり湯船につかってくつろいで、慣れないララとハンナちゃんがのぼせかけて慌てて出てから夕飯を食べに集会所に行った。勿論ララにもハンナちゃんにもお風呂は好評だった。体がほぐれて体の芯まであったまるって気持ちもいいし最高だよね!大満足です!
…まあ予想どおり集会所でアランナさんに見つかり、ふわふわピカピカを追及される前に自白し(目が冗談じゃなく怖かった。ブルブル)公衆浴場へ案内し、大丈夫だということで帰り支度を始めていたダリルさん達をアランナさんが笑顔で脅して!!お湯を追加で沸かさせて、案の定女湯は今晩のオープンとなった。そしてやっぱりシャンプーをいたくお気に召したアランナさん達おばちゃん達は、男湯からシャンプーを取り上げて女湯に置いた。どんなに詰め寄られてもザラボンの実を来年収穫するまでは量は増やせないから…。うん。すっごい怖かったです。。。
次は自宅のお風呂を作ってシルバーを入れて、ふわふわな毛をもふもふしたいと思います!!
****************************
いつも★♥フォロー等ありがとうございます!そして初レビューいただきました!ありがとうございます!!(リザは…警察がいたら掴まりますね。公衆もふもふ罪ですね(笑)ありがたく書く力になります。
よろしくお願いいたします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます