これは別人の作品からスピンオフした物です。どうやら、お二人は仲良しらしく、その元作品に惚れ込んだ作者が「好きな様に書いても良くてよ」と言われるままに生み出した模様。
私は作者(パトリシアさん)の作品を幾つか読んでいて、いつも憧れを以て読了している老人です。作者の惚れ込んだ作品ならば…と、読み始める前に元作品を覗いてみたら、https://kakuyomu.jp/works/1177354054882073614
40万字を超える長編なので、「その作者は知らんしな。まず読まないだろう」と高を括って読み始めたのでした。
読了後の今は、順番を繰り上げ(いや割り込ませ)て、「公爵様と家庭教師」を読もうと考えています。
こうやってカクヨム界の輪が広がるのか、と驚きもする。
本作品は優れた作品紹介文です。その前に、キャラが生き生きと描かれていて、非常に魅力的な掌篇です。
短編にはMAX2つが信条ですが、星3つ付けました。
すみません。元の作者ですm(__)m
無茶振りしたら本当に書いてくださって、しかもそれがわたしが書くよりも素敵な作品で本当に嬉しいです。
元を知らなくても読める作品となっていると思います。
なので、この作品だけでも問題なく楽しめます。
時はナポレオンの戦争が終わって数年後のフランス・パリ。
英国人外交官のギャレットは仕事で赴任してきて、16歳のジュヌヴィエーヴと出会います。
田舎で奔放に育ったジュヌヴィエーヴは恋にも積極的な女の子で、見慣れない異国の男に惹かれておりました。
そんな二人の恋が始まるその序章…というのがこのお話。
わたしが書くよりもずっと上品なジジと包容力のあるギャリーの恋のお話、是非とも楽しんで頂きたい。
因みにタイトルになっているホットチョコレートは、ジジの好物でもあります。