ねこうさぎ党の宣伝戦略
ねこうさぎ党の宣伝戦略
党が広く浸透するには、ただイデオロギーを掲げているだけではいけない。それだけ言っても誰も見向きはしない。退屈なものに食いつく人など、よほどの好事家ぐらいだろう。そこで娯楽という形での発信が求められる。
そこにイデオロギーは必要ではない。ゲッベルスもプロパガンダとわかるプロパガンダは3流と見なしていたことから、見習うべきだろう。現在構想されているのは、アニメとショップの二本立てである。
ショップはねこうさぎのぬいぐるみはマグカップなどを販売するお店と、ラテアートを楽しめるカフェが考えられている。両者を併設し、買い物と憩いの場の両方を提供する。そこに党のパンフなど、政治的なものは一切設置しない。政治色を排除し、純粋なコンテンツとしてねこうさぎに親しみ、人々に馴染んでいただくのが、このショップ戦略である。
アニメは女性や子どもをメインターゲットにした、ねこうさぎが主人公の、日常系マスコット的作品を検討している。内容は例えば、ねこうさぎがパンケーキを自作したり、ダイエットを試みたり、パンケーキ大食い選手権に出場するというものだ。当然そこにも政治色はない。前述のカフェを含めたねこうさぎショップでも、テレビを設置して流しておくのもいいだろう。
ショップとアニメを連動された、大規模プロパガンダが党の宣伝戦略の根幹を担っている。人々の間に、ねこうさぎが娯楽として浸透していくのだ。
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