第86話 冒険者20
『アンジェ、アンジェ……』
アンジェは体を揺らされ薄らと瞳を開いた。寝ぼけ眼で疎ましそうにレンを見てから再び瞳を閉じる。
よほど寝心地が良いのか起きたくないらしい。レンはもう一度アンジェの体を揺さぶりながら声をかけた。
『アンジェいい加減に起きろ』
アンジェは再びゆっくりと瞳を開いて大きな
「なによ折角気持ちよく寝てるのに」
『ギルドに着いたぞ。いつまで寝ているつもりだ?』
アンジェは起き上がり軽く背を伸ばす。周囲を見渡せば見覚えのある建物が見えた。アンジェはまだ寝惚けているのか、その大きな建物を見つめて首を傾げていた。
「冒険者ギルド?」
『そうだ。早く依頼完了の報告をするぞ』
そこで初めて自分の置かれた状況に気が付いたのか、アンジェが恥ずかしそうに俯いてしまった。
涎を垂らしていないか気になったのだろう。しきりに口元を手で拭っている。
アンジェはつい最近まで貴族であり、お屋敷暮らしを当然のようにしていた。冒険者になってからは馬車で仮眠を取ることはあったが、まだ野宿などは一度もしたことがない。
久し振りに昼食をお腹いっぱい食べて気が緩んだとはいえ、まさか自分が屋外で熟睡するなど夢にも思っていなかった。
寝顔を見られたのが恥ずかしいのか、それとも寝てしまったこと自体を恥じているのか、アンジェは耳まで真っ赤にしていた。
「ご、御免なさい」
『何を謝っている?それよりもギルドに報告しに行くぞ』
「え、ちょっと……」
レンは薬草の入った袋を担いで一人でギルドに入ってしまった。
文句の一つでも言われると思っていたアンジェは暫し呆然とする。しかし、それがレンの優しさだと勘違いしたのか、即座に笑みを浮かべて後を追っていた。
アンジェがギルドに入るとレンは既にカウンターに袋を乗せて手続きをしている。まだ陽は高いため冒険者の数は疎らだ。
レンも入口にアンジェの姿を確認して軽く手を挙げる。駆け寄るアンジェの笑みを見てレンも同意するように軽く頷いた。
何せレンはこれが初の依頼達成だ嬉しくないわけがない。
尤も、アンジェの笑みは違う意味であるがレンは知る由もなかった。
「それではレン様、こちらが報酬になります」
レンは受付嬢の言葉に振り返る。いつの間にか、カウンターの上には薬草の入った袋の代わりに硬貨が数枚置かれていた。
『感謝する』
レンは硬貨を受け取り、そのままアンジェに手渡した。
「えっ?」
『今回依頼を達成できたのはアンジェのお陰だ。アンジェに受け取って欲しい』
きょとんとするアンジェにレンはさも当然のように言い放つ。
アンジェからすれば納得し兼ねる言い分だ。チームで成功させた依頼を誰かが一人で独占など許されることではない。
「何を言っているの?これはチームで受けた依頼なんだから報酬は均等に分けるのが普通でしょ?」
アンジェの言い分はもっともであった。レンもそれに頷き言葉を変えた。
『そうだな。では預かっていてくれ。チームに必要な備品や食料を購入するとき、そこから出してもらう』
「まぁそれならいいけど……」
『頼んだぞ。また明日の朝ここで会おう』
「あ、ちょっと待って!」
立ち去ろうとするレンにアンジェが思い出したように声をかけた。
「明日の朝は早く来るのよ」
『それは無理だ』
「何でよ?」
『……この鎧は装着できる時間帯が決まっている。好きな時に脱着できるわけではない』
「そう、なら仕方ないわね……」
そう言われてはアンジェにはどうしようもない。魔道具の中にはそういった制限付きの物も多々ある。ましてやレンの鎧は常時魔法の無効化という規格外の代物だ。大きな制限が設けられてもおかしくはなかった。
一方のレンは破れかぶれで適当な事を言って内心ひやりとする。しかし、予想外にもアンジェが納得したのを見てほっと胸を撫で下ろした。
『では、また明日』
レンはぼろが出ないうちに早々と退散することを決めた。
アンジェは黙ってその後ろ姿を見送る。レンがベヒモスに飛び乗りメイを起こす姿を見て、態々起こさなくてもいいのに、そう思うアンジェであった。
レンたちがいなくなりアンジェは途端に暇になる。
武器屋を巡って掘り出し物がないか探すか、アンジェがそんなことを考えていると、数人の冒険者が歩み寄る。
午前中、レストアの果実を持ってきた時に見かけた冒険者たちだ。アンジェの気性を知っている彼らは、殴られることを避けるため、一定の距離を保ちそれ以上は近づいてこない。
少し離れた場所から愛想笑いを浮かべながら話しかけてきた。
「アンジェ取引をしないか?レストアの果実の情報を売って欲しい」
「なに言ってるの?売るわけ無いでしょ。チームのリーダーはレンなんだから、どうしても交渉したいならレンに言ってちょうだい」
冒険者たちは互いの顔を見合わせる。全員顔を顰めレンには聞きづらいと言った面持ちだ。レンはGランクながらも国お抱えの冒険者でベヒモスを従える実力者、まともに聞けるわけがない。
彼らてとてアンジェから情報を購入できるとは思っていなかった。レストアの果実のようなSランクの素材の情報を冒険者が容易く売るはずがない。
ただ、心の片隅にもしかしたらという思いがあったのも事実だ。尤も、結果は予想通りで肩を竦めるしかなかった。
「そうだな。変なことを聞いてすまなかった」
冒険者たちは早々に諦めギルドを後にした。向かった先は自ずと知れている。ベヒモスの歩いた後は草木が踏み潰さ嫌でも目立つ、その後を追って森を捜索すれば何処で採取をしたのか見当はつくだろう。
現に午前中いた他の冒険者は既に森の中に入っていた。残っていたのは僅かな希望に縋り、情報を購入できないかと待ち構えていた冒険者たちだ。
アンジェも彼らが森に入りベヒモスの痕跡を探すことは理解していた。
しかし、焦りは全くない。冒険者たちの後ろ姿を冷ややかに見送り、アンジェは小さく呟いた。
「無駄なのに……」
アンジェたちが果実を採取したレストアの木は、どう見てもレストアの木には見えない。
冒険者たちがどれだけ大勢で探しても、果実を採取した場所を特定することは不可能である。
街中で冒険者にでも会えば同じような質問をされるかもしれない。面倒だと感じたアンジェは早々に宿に戻ることに決めた。
宿に着けば、いつになく早い帰りに宿の店主が目を丸くする。
アンジェは軽く挨拶をしてそのまま部屋に入った。まだ陽は高く夕食まで時間もある。アンジェは武具を外して身軽になると部屋で軽く鍛錬をした。
鍛錬といっても剣を振り回すわけではない。部屋はそれほど広くないため腹筋や腕立てなどの一般的なものだ。
アンジェは陽が落ちるまでひたすら鍛錬を行った。レンに負けて悔しい思いもあったのかもしれない。完全に陽が落ちて外が暗くなる頃には床に大の字になって倒れ込んでいた。
衣服は汗で張り付き気持ち悪いことこの上ない。
「食事より先にお風呂ね」
アンジェは誰ともなく呟いた。
この日は風呂から上がると直ぐに食事を取りベッドへと倒れ込んでいた。
翌朝、アンジェはいつもと変わらず日が昇ると同時に起きだした。
外は僅かに白みがかったばかりでまだ薄暗い。レンが来るのは少し遅い時間であり、Gランクの薬草採取依頼は常にあるため早く行動しても意味がないように見える。
しかし、アンジェはそれでも手早く食事を済ませて冒険者ギルドへやってきた。毎日同じ依頼が張り出されるわけではない、時にはGランクの依頼でも実入りのいい仕事があるのだから。
アンジェは掲示板に張り出されている依頼を見て僅かに肩を落とす。
掘り出し物の依頼はなく、昨日と同じ依頼を手に取り部屋の片隅で待機することにした。
ちらちらと冒険者たちがアンジェに視線を向けては逸らしている。アンジェからすれば鬱陶しくて仕方がない。
アンジェが視線を合わせないように俯いていると声をかけられた。
魂胆は分かっている。怒鳴りつけてやろうと顔を上げると、そこには冒険者ではなく受付の女性の姿があった。
アンジェが不思議そうに首を傾げると、受付嬢は申し訳なさそうに口を開いた。
「アンジェリカさん、申し訳ないのですが森にベヒモスを入れないようにしてもらえますか?」
「え、どういう事?」
アンジェが訳も分からず尋ねると受付嬢は顔を顰めた。
「森には様々な薬草が自生しています。ベヒモスがそれを踏み荒らしていると苦情がありまして……」
確かにベヒモスの通った後は草木が踏み倒され酷い有り様だ。言われてみれば苦情を言われてもおかしくない。
しかし、今ある依頼の中でアンジェたちが受けられる依頼はGランクの薬草採取しかなかった。他には隣町までの護衛任務があるが、日を跨ぐため恐らくレンは受けないと思われた。
レンが鎧の脱着時間に制限があると言った以上、鎧の装着時間に制限があることは直ぐに予想がつく。
アンジェの予想では、あの鎧は一日の半分も身に着けることができないのではと考えていた。
それは、レンが一日の半分は屋敷に戻っていることに起因する。
「ねぇ。薬草採取以外の依頼で一日で終わるものってある?」
「申し訳ございません、Gランクの冒険者が受けられる依頼は……」
「そう、仕方ないわね。この依頼は掲示板に戻しておいてちょうだい」
「畏まりました」
受付嬢は依頼用紙を受け取ると直ぐに立ち去っていった。
これで、アンジェたちは受けられる依頼がなくなる。どうしようかと頭を悩ませていると、話を聞いていた冒険者が声をかけてきた。
「別に依頼を受けなくても稼げる方法はいくらでもあるだろ?例えば遺跡のお宝とかな」
「遺跡?あるかも分からない宝探しに時間を費やせって言うの?」
「何でも遺跡の中は……おっと、これ以上は言えないな。まぁレンさんと相談して興味があったら俺から情報を買ってくれ」
男はそのまま少し離れて佇んでいた。思わせ振りに言ったのは、ようは情報を売って金を得たいのだ。
遺跡までは歩いて数日の距離だがベヒモスであればすぐに行ける。遺跡の調査しだいでは一日でコルタカの街との往復も可能のはずだ。
アンジェ自身は、あるかも分からない宝探しに時間を費やすのは無駄でしかないと思っている。
しかし、今のアンジェは一人ではない。チームとして活動しているためレンに相談する必要があった。
「仕方ない。レンに相談だけでもしてみるか……」
アンジェの独り言を聞いて男は僅かに笑みを浮かべていた。
それから数時間後、ようやくレンが現れた。
レストアの果実のことも知れ渡り、今ではすっかり有名人だ。誰もが羨望の眼差しでレンを見ている。
数日前までは金ピカ野郎と揶揄され、馬鹿を見るような目で視線を集めていたとは到底思えない。
アンジェはレンを部屋の片隅に手招きをして呼び寄せた。コソコソしているアンジェに、レンはなにか良くないことでも起きたのかと眉を顰める。
「レンちょっと話があるんだけど……」
『もしかしてGランクの依頼がないのか?』
「察しがいいわね。少し違うけど似たようなものよ」
『要領を得ないな。どういう事だ?』
「ベヒモスを森に入れないように言われたの」
『なに?』
「薬草を踏み荒らしてるって苦情があったみたいなのよ」
『レストアの木は傷つけていないはずだが?』
「薬草はレストアだけじゃないのよ。他にも薬草はあるの。その薬草を踏み荒らしているから苦情があったのよ」
『……ベヒモスを森に入れられないとすると、薬草採取の依頼は諦めるか』
「レンならそう言うと思ったわ」
ベヒモスなしでレストアの葉を採取するのは骨が折れる。何よりベヒモスもチームの一員である。それを除け者の扱いするのをレンは良しとしなかった。
「そこで、相談があるんだけど……」
アンジェは情報提供をするといった男の様子を横目で窺う。男は素知らぬ顔で何事もないように佇んでいるだけだが、恐らく聞き耳を立てているに違いない。
アンジェはレンの目と鼻の先まで近づき小声になった。余りの至近距離に、レンは咄嗟に仰け反ろうとするも、アンジェが肩を掴んで引き寄せる。
「ちゃんと聞きなさい。遺跡の情報を買わないかって男がいるのよ。どう思う?」
『遺跡の情報だと?確かに依頼を受けられないのであれば、出来ることは限られてくる。遺跡にも興味はあるが――その情報は信用できるのか?』
「さぁ、私にも分からないわ。私としては、あるかも分からない遺跡の宝探しなんて馬鹿のすることだと思ってる」
アンジェの率直な意見にレンは顔を顰めた。レンは遺跡への興味が多分にあり、何れは遺跡にも入りたいと思っていた。
しかし、アンジェはそうではないらしい。言動からも、寧ろ遺跡には入りたくないと言った面持ちだ。
アンジェは現実主義か。
それにしても馬鹿は言い過ぎだと思うんだが……
アンジェの言い方だと、よほど嫌なんだな。
この機会を逃したら今後遺跡に入るのは難しいかも知れない。
よし。
『アンジェ、その男を紹介してくれないか?』
「まさか、遺跡に入るつもり?きっと時間の無駄よ?」
『受けられる依頼もないのだ。何もしないよりはいい』
「この街では依頼を受けられないのよ。他の街に拠点を移すとか色々あるでしょ?」
『そうだな。では、新たな活動拠点を探すついでに遺跡に立ち寄ろうではないか』
「はぁ、どうしても遺跡に入るのね……」
アンジェはその場で項垂れる。素直に諦めて情報の購入を持ちかけた男に視線を移した。
「あの男よ」
アンジェの視線の先には身軽な軽装の男が佇んでいる。レンの視線に気付き笑みを返していた。
レンが男に歩み寄ると、男もレンの方へと歩み寄る。
「初めまして、噂は色々と聞いている。俺はダナンよろしくな」
『初めましてダナン。その様子だと私の自己紹介は不要のようだな。アンジェから聞いたが、何でも遺跡の情報を売ってくれるそうだな?』
「その通りだ。もしよければ外に出ないか?ここは人目が多すぎる」
『ああ、構わないとも』
レンたち三人はギルドを出て人気のない場所を探し、路地裏へと場所を移した。
「さて、そろそろいいか」
ダナンは振り返りレンとアンジェを交互に見た。
「早速だが情報料金は金貨十枚、どうする?」
『それは情報の内容や信憑性にもよるな。もっと言えば、俺たち以外にも同じ情報を売っているかもしれない』
「同じ情報を複数の人間に売ったりはしない。俺はこれでもそれなりに名の売れたBランクの冒険者だ。そこは信じて欲しい」
ダナンはミスリルで出来た認識票を掲げてレンたちに見せた。
「情報源も俺たちのチームが遺跡に入って直接入手したものだ。間違いはない」
『アンジェはどう思う?』
「私は初めから反対よ。彼が嘘を言っていないとは限らないもの。不確かな情報に金貨を十枚も出すなんてどうかしてるわ」
確かにアンジェの言い分も分かるが、情報自体はダナンたちが命懸けで入手したものだ。
それを蔑ろにされダナンは目に見えて不機嫌になる。ダナンがアンジェを睨むと、アンジェも負けじと睨み返していた。
険悪な空気が漂いレンは溜息を漏らしたくなる。
『二人とも何をやっている。喧嘩をしに来たわけではあるまい』
「でも、先に睨んできたのはダナンの方よ」
『お前の言い方も悪い。相手を逆なでするような言い方をするな』
「むぅ……」
アンジェは自分の言い方を指摘されむくれている。アンジェ自身も自分の言葉使いに思うところがあり何も反論できない。恨めしそうにムッとすることしかできなかった。
『私の仲間がすまなかったな』
「いや、いいんだ」
『その情報だが買ってもいい』
「本当か?」
ダナンは笑みを浮かべて喜ぶ。しかし、レンの次の言葉で笑顔は引き攣った。
『だが、情報が偽りだったときは命で償ってもらうぞ。それでもいいのなら情報を購入する』
ダナンは一瞬躊躇するも情報は確かなものだ。何せ自らの目で見てきたのだから。
ダナンは同意するように頷いてレンに一枚の紙を渡した。
それはダナンが遺跡内部をマッピングしたものである。遺跡の隅々までとはいかないが大まかな情報が記されていた。
「それは地下三階までの情報だ。恐らくその下も階層は続いていると思う。どこまで深いのかは不明だ」
『情報はそれだけか?』
「後は遺跡にいる魔物の情報だな。遺跡には死霊系の魔物が巣食っている。ミスリルなんかの魔力を帯びている武器以外は、物理攻撃は効かないと思った方がいい。それと、下に降りるたびに魔物の強さが一段増す。俺たちのチームは三階までが限界だった。持っている情報はこれで全部だ。さぁ代金を支払ってくれ」
『分かった。ベヒモスのいるところまで一緒に来てくれ』
「な、なぜだ?」
ベヒモスに食い殺されると思ったのか、ダナンが青褪めて震えていた。怯えるダナンを見て、アンジェはざまぁ見ろとばかりに「ふん!」と鼻を鳴らしている。
『なにか勘違いをしているようだが、金貨はベヒモスのところにある』
「な、なるほどな。確かにベヒモスから金貨を奪う命知らずはいないよな」
『まぁ、そういう事だ』
再びギルドの前にやってくると、ダナンはベヒモスから離れた場所で待機していた。
レンの言葉を信用していないというよりは、ベヒモスが暴れた時のことを考えての行動である。
『メイ、硬貨の入った袋を下に落としてくれ』
メイは言われるまま硬貨の入った袋を下に落とした。ズシッとした重量感のある袋がレンの手の中に落ちてくる。
傍から見ても硬貨がぎっしり入っているのが見て取れた。
レンは金貨を十枚取り出しダナンに手渡す。ダナンは一枚一枚金貨を確かめ満面の笑みを見せた。
「確かに十枚受け取った。じゃ、また機会があったらな」
ダナンは駆け出し意気揚々と路地裏へ姿を消していった。
後に残されたレンとアンジェはどうしたものかと互いの顔を見渡していた。
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