第4話  学校での新しい日々とバトル その2

ギドロック「(俺は負けらんねえ理由がある…こんなとこで負けたら…)」


ギドロック「(…とにかくコイツらに負けたら俺は…)」


「生きてる実感を奪われるんだぁ!!」スガァッ



バンの放ったキルストームバニッシュを上へドリル状の足で蹴り上げ弾く



バン「何ィッ…!?俺のとっておきの必殺技を!…弾きやがった!?」焦るバン




ギドロック「目指すは潮風高校の頂点だ…!お前らなんかにこんなとこで負けたりしたら…全て台なしだ!…ヤツラへの復讐も俺の完全なる栄光も…こんなとこでつまづくわけにはいかねーんだ!邪魔すんじゃねーよ!」


目に見えてダメージが髪が垂れ下がり服も身体もボロボロになりながらも力を増すギドロック


バン「(ヤツラ…?)」疑問を浮かべるバン


ギドロック「さあここからが本番だっ!くたばりやがれっ!」

シュウウウウウウウウズゴゴゴゴゴッ!

バチバチビリビリ


銀色の輝きを纏いながら更に迫力を増しの闘技オーラを纏うギドロック


ビリビリと凄まじい噴出したギドロックのオーラがバンに伝わる




バン「迫力だけでこの圧力ッ!…まずいな…ここまでとは!…」予想以上の実力のギドロックに驚き焦るバン


廊下側


セリナ「あのねナッシュくんワタシはナッシュくんとは」闘う様子をみせず手をモジモジするセリナ


ナッシュ「え…バトル中だろ…?…これ…?」

攻撃を戸惑うナッシュ


セリナ「闘いたく…」


ナッシュ「うん…!」

フッ 素早くしゃがんでナッシュの視界から消えるセリナ

セリナ「ないの!」バコォン


不意を突いたセリナのしゃがんだ状態からのアッパーがナッシュの顎を打ち抜く


ナッシュ「ッッッッッッッ!!」

「グハッ!!」

その場で崩れるように膝から倒れこみ口の中を切り大量に吐血するナッシュ


セリナ「だから闘いじゃなくしてあげる…!完全に闘えなくなるまでワタシからの一方的な攻撃で♪」昇華覚醒のオーラを纏い始め臨戦体制に完全に入り直しながら見下ろすセリナ



窓際側 

その様子をギドロックと闘いながら横目で目撃したバン

バン「ナッシュッ!!」

「あんのやろぉ~っ!!」


ナッシュとセリナがいる廊下側へと走り出すバン


ガシィ

追いかけバンの肩を捕まえるギグロック

ギドロック「おいおい待て待て」

「お前ん相手は俺だろ?」


バン「……離せ三流の雑魚が」ギロッ

眼を血走らせ見開きギドロックを威嚇するバン


ギドロック「雑魚はお前だろ…一ヶ月前ワタルの馬鹿んとこに逃げこんだ根性なしがっ!」嘲笑いながら言い返すギドロック



ゴダイ「!!」


バン「おいカス……!」

ギドロック「あ?………」チロチロ


バン「もっぺん言ってみろ!」ビキビキ

バンの様子や肉体が変わり始める


ギドロック「何度でも言ってやるぜ…お前は俺に勝てねーからワタルの馬鹿んとこに逃げ込んだ…そして力を引き出せれば俺に勝てると愚かしくそう思った…!」チロチロ


「…そういえば朝小耳に挟んだんだがあの馬鹿…消えたらしいな?行方不明なんだって?水芝や剛来も悲しいだろうなぁ~、ワタルがいなくなればアイツラも腑抜けてセイタロウ達も…ゴフブッ!!」

話してる途中に容赦なくバンの顔面への攻撃がギグロックを襲う

鼻が陥没し大量に鼻から出血するギドロック


ギドロック「な…何だあ…?」チロチロ


そしてみるみる上半身を中心に体が2~3倍に膨れあがるバン 膨れあがった筋肉で服が破ける「パァン」


ギドロック「!!!」


ナッシュ「バン!いくらなんでもLimiter(リミッター)はっ切っては!!」

バンのこの豹変について何か知っているナッシュ


ギドロック「Limiter(リミッター)だぁ?」鼻血を噴出しながらダメージもあり頭に血が登りキレるかと思われたギドロックだがバンの豹変した姿に痛みも、出血も、そして反撃も忘れ呆然とするギドロック


皆も体型ごと膨れ上がり化け物のように豹変したバンを見て眼を疑う様子で一瞬動きが止まる


バン「てめぇみたいな小物が…!ワタルさんや水芝さん剛来さんを…夕日の岬を…口にするんじゃあ…」

シュウウゥ

「ねぇっ!!」

戦闘体制に入り直し防御したギドロック


だが三倍にも膨れ上がった筋肉からの強烈な重いパンチがギドロックの腹をえぐりギドロックを沈める


ギドロック「バ…馬鹿な…」

ドスン


ナッシュ「アホが…バンの禁忌(タブー)を言いやがって…」

バンは夕日の岬やワタルさん達を馬鹿にされると自分の筋肉を制御するリミッターが切れる


そうなるとギドロックでも大ダメージ負わせれる


ナッシュ

「たがまさかリミッター切って一発とは…想像以上に今回はリミッター切ったな…となるとバンが危ない…!)」


ナッシュ「バン…落ち着け…!ギドロックは沈んだっ!早く落ち着かねぇとお前の身体が!…反動で!」バンを落ち着かせようと遠くから必死に説得するナッシュ


バン「あ……」

シュウウ

ナッシュの説得で落ち着きを取り戻し

バンの筋肉が元のサイズに戻る

バン「そうだったな!サンキューサンキュー…ふう危なかった」冷や汗を流すバン


ナッシュ「まさかギドロックをあの状態なってから一撃で倒すとは…リミッター外れた反動の問題箇所チェックをしといたが…」


バン「左足と右腕骨折してるぜ!」

青ざめる一同 ドヨドヨ



バン「ハハッ、勝てたからいいさっ!早くナッシュを助けに!…?」ズサァ

その場で倒れ込むバン

痛覚も遮断されてて自分のダメージを自覚できてなかったバン



バン「チッ…動けねぇか…というかヤバい意識が…」フッ


そのまま意識を失うバン






廊下側教室


セリナ「人の心配してていいの?ほらほら~反撃しないとどんどんやられちゃうよぉ~」グリグリ

ナッシュは不意打ちをくらい脳震盪を起こし立ち上がれず流血したまま倒れていて昇華覚醒のオーラの防御力も身体から弱まっている



ナッシュ「ぐあああああっ!…ああっあ!」


仰向けに倒れてるナッシュを右足で踏み付けぐりぐりとえぐるようにいたぶるセリナ


セリナ「ほらっ!ほらっ!」ズゴッズゴッ


ナッシュ「ッッッッッッぎゃあァァァあ…アァッ!」思わず悲鳴を上げるナッシュ


ナッシュの身体を踏みにじり何回も蹴りを容赦なく溝落ちに入れるセリナ


ナッシュ「ウ゛ォエ」バチャアッ

あまりのダメージにその場で吐くナッシュ


セリナ「女の子だから油断したかな?…残念でした!そろそろとどめだね」

バリバリバチバチバチバチ

凄まじい閃光のオーラがセリナの後ろから近づく



セリナ「ん?」それに気づきナッシュの手を見るセリナ


ナッシュ「ウォアラァッッ!!」ズゴ


ナッシュがオーラを貯めて先生に撃ったオーラバーストを更に強力にしてセリナに撃つ


 

しかし片手で防ぐセリナ  少ししかダメージを負っていない様子

セリナ「痛いなぁ…後で殺してあげるから…ナッシュくん再起不能どころじゃないかもね!」そういいナッシュを睨むセリナ



セリナ「だからそこでいそがず…待ってて」恐怖を感じさせる笑みを見せるセリナ


バン「万事休すか…!俺まで…助けに…いけねぇ…とは…!すまねぇナッシュ!すいません!…」ドシャア 力を後先考えず使い切り力尽きて倒れるバン


それをみて助かる見込みがなくなった…もう終わりだと確信するナッシュ

ナッシュ「く…ぐ…」 恐怖で震えるナッシュ 眼に涙を滲ませている


ナッシュ「(バンの言う通りだった 最初は大人しく戦闘避けて徐々に力をつけてから行動するべきだった…!)」


セリナ「怖いの?ナッシュくん、大丈夫だよ!次の一撃で楽になれるから♪」笑みを浮かべながら全昇華覚醒闘気オーラをとどめの一撃のために足に集中させるセリナ


ガラガラガラ

教室の戸を開ける音


ナッシュ「!」


隣のクラスのナッシュの中学時代の弟分の二人の ナッシュの次に巌流中学時代恐れられていた鬼のコンビこと【鬼龍広介(きりゅうこうすけ)】と【鬼塚八須(おにづかやす)】


中学時代巌流中学で表向きではコウスケが番長を務め副番長をヤスが務めていた


鬼塚ヤスは前髪パッツンの黒髪の坊ちゃん狩りヘアーにサングラスをかけ、マスクをしており、恐ろしく締まった筋肉が全身黒の服越しでも分かる、ただ者ではない迫力を放つ。


コウスケもヤスに負けじ劣らず普段ヘラヘラしてるが真剣になった時はそのギャップもあいまってそこらのヤンキーが怖じ気づく程の迫力を放つ。



鬼龍コウスケ「オラァッ!兄貴に何してんだぁ!脳天ぶちまけるぞメスブタがああっ!!」

鬼塚ヤス「3秒数える…さっさと兄貴から離れろブス!」


教室に入るなりセリナに脅すように恫喝するコウスケとヤス


セリナ「この状況見て分からないの?

ギドロックとバンが少し厄介だから正体隠して絶対に負けないようにギドロックとバンが闘い弱って勝ち残った方を楽に確実に潰す機をうかがってたけど中々二人とも衝突せずギドロックがこのクラス仕切ってた…そこにナッシュくんの覚醒というイベントが起きやっとギドロックとバンが闘ってくれて予定に狂いは少しあったけど当初の計画の目論み通りワタシがこのクラスを晴れて手中に収めたわけ」


コウスケ「なるほどな!バンさんが登校中言ってた通り何か裏がありそーなやつと思ってたがそういことだったか…!ナメたやつだ…ナッシュの兄貴を計画の材料みたいに言いやがって…!とりあえず兄貴からその足どけろコラァッ!」




セリナ「ギドロックもあのザマ バンも、 そして君らの兄貴分だったんだ…そのナッシュくんもここで再起不能…ワタシがやっと1-Aのトップ 1ーBは近々ちゃんと潰すから部外者は黙っててくれる?」ギロッ

勝ち誇りA組をやっと紆余曲折あったが手中に収め勝ち誇り余韻を楽しみナッシュにいたぶりとどめをさそうとしたところに水を差され腹立ちコウスケとヤスを殺意の眼で睨むセリナ


ナッシュ「やめろコウスケ、ヤス…俺らが複数でかかってもコイツにはかてなかった…お前らじゃあ無理だ…!逃げろコウスケ、ヤス!」

助けにきたコウスケとヤスに撤退を促すナッシュ


しかし

シュン!

速いスピードでセリナの後ろに回り込みセリナの左腕を抑えそのまま間接をキメるヤス


ヤス「いいから兄貴から離れろっつってんだよ死にてぇのかブス」

無表情で冷血な口調で言い放つ


セリナ「痛いなぁ、…君達二人がかりならワタシに勝てるとでも?」

ナッシュをまだ踏み付けたまま勝ち誇ったような傲慢な態度で言い放つセリナ


コウスケ「勝てないとでも?」

笑いながら自信満々に言い返すコウスケ


コウスケに注意をとられてるセリナにヤスが一気に致命的ダメージを狙いに顎をとりにいく

ヤス「……」シュッ


セリナ「危なっ」

ギリギリでかわすセリナ


カウンターでナッシュにとどめを刺す為の気を集中させた足でヤスを蹴りとばす 


ズゴォォォン!


ヤス「………」吹っ飛んだがまだ戦える状態のヤス


コウスケ「(だがやっぱりさすがにまずいな…)」


ヤスがすぐさま昇華覚醒オーラを静かに溜め込み鬼の形のオーラを纏った体で拳にオーラを凝縮し凄まじいパンチをセリナに出す

ヤス「(【ブレードナックル(突き刺し包丁(つきざしぼうちょう))】…)」

ヤス「………」ズガァ

両腕で胸をガードするセリナ


だがガードごとぶち抜きセリナに充分なダメージを負わす


セリナ「!?カッハッ……ッッ!」


ヤス「……………チッ早く死に急げ」



ナッシュ「(こんなに強かったかヤスのやつ…!)」


コウスケ「味方ながら恐ろしいやつだぜ……」ニヤッと笑うコウスケ


セリナ「ガフッ…」うずくまるセリナ


予想以上に無駄のない早い拳はセリナのガードするためのオーラの防御コーティングが不十分な状態のまま刺さった、その上元々のパンチ力も強く包丁状に形状化した鋭い拳はセリナには大分効いたようだ




うずくまる体制のセリナの側頭部にためらいなくパンチを放った勢いを利用しそのまま後ろ回し蹴りで正確にセリナの顔をめがけ追撃をし殺(と)りにいくヤス


ヤスの攻撃部位から他の攻撃部位へと即座にオーラ集中箇所を切り替える速さとオーラの集中の速さを活かした攻撃しながら身体を回転させ次へ、次へと無限の攻撃に素早く転じることを繰り返すことにより相手に反撃させないトリッキーで一発一発が重い連激はまだ覚醒してから日が浅いのに昇華覚醒を驚く程使いこなしてる表れでまさにセンス固まりである




ヤス「死ね……(【ジ・キルキザン(殺戮機械の骨をえぐる左脚)】)」


ヤス「!?」

だが蹴りの途中で重心がずれ少しよろめいてしまい蹴りを外してしまうヤス


さっきのセリナから受けたダメージが今頃になって響き始めてしまった


そのおかげでギリギリでヤスの蹴りをかわしジャンプし体制を整えるセリナ


セリナ「強いね…君…でもさっきのワタシの一撃くらっちゃったからね勝ちの目はワタシかな♪」


コウスケ「(あ、もしかしたらまずいかもな仕方ねえ!)」


コウスケ「兄貴…眼を覚ましてくれ!またこんな奴にこんなところで負けんのかよ…''あの時'みたいに!巌流中の影の総番はこんなもんじゃねぇだろ!?」


カッ!!


一気に眼を見開き立ち上がり戦闘体制に入るナッシュ

黒いまがまがしいオーラがナッシュを包む


セリナ「え!?」

コウスケ「キタ!」

ヤス「……!」


狂気のナッシュ「コウスケ…ヤス…巌流中の影の総番は誰だ?」


コウスケ&ヤス「ナッシュの兄貴!」

笑うコウスケ

安心するヤス


禍々しさを秘めた狂気の眼をしたナッシュ「よし……それでいい…」

「懐かしいなこの感覚…」


セリナ「このっ!」ヤスに蹴りを出しつつナッシュに手刀を出すセリナ


ヤスはガードをするが大ダメージ


ヤス「!………」


セリナ「手応えあり…!」ニィ


笑うセリナ


バンが意識をなんとか取り戻す

バン「あれは…」


セリナ「(ナッシュくんには当たってない!…というか)」ゾクッ


セリナ「いない!…」必死でナッシュを探すセリナ


セリナの後ろで不気味に笑うナッシュ


ヤス「気づいてないようだな…というか」


コウスケ「ああ…見えてない…無理もない…あのスピード…俺も黒いオーラの残像しか眼で追い切れなかった!」


バン「あれは…いや…まさか……【狂化覚醒】?」


突如笑みを浮かべたままセリナの前へ姿を現すナッシュ


狂化ナッシュ「見えてねーのかハハッ!糞アマがッ!」セリナが対応する暇もなく首を片手で掴まれる


セリナ「がっ…離し…てっ…ゴホッゴホッ…アァッ…」メキメキ

 

狂化ナッシュ「散々記憶失ってる俺様に好き放題やってくれてたみたいだなァ…俺はアイツ程甘くねーぞ…!」

狂化ナッシュ「死ね」ミシミシミシミシ!片手で首を掴んで持ち上げたセリナを容赦なく強靭な握力で締め上げる


セリナ「…ッぎゃあ…ッ……ヒュッヒュッ…」呼吸がしづらくなりもがき苦しむセリナ


眼を覚ましたギドロック「負けたのか俺は…」


バン「もういい…ナッシュ…やめろ!死ぬぞ!」


狂化ナッシュ「殺してんだよ!…俺に指図するな!」ナッシュのドス黒い覚醒闘気が更に激しく燃えあがる!


バン「あれは本当にナッシュか…まるで別人…!」


ギドロック「?…さっきまで闘ってた闘気オーラ覚えたてのナッシュのガキか!?アレが?…別人じゃねーか!?ありゃあ…ヤバ過ぎる…!」

「何が起こって…!まさか…狂化覚醒…言い伝えではなかったのか」


コウスケ「!…ヤバいなありゃあ相手死ぬぞ…ヤス!」


ヤス「ああ!……」


ヤス、コウスケ「覚醒力吸収!」


ナッシュがセリナを絞めあげてる途中にヤスとコウスケがナッシュに背後から掴みナッシュからドス黒い狂気オーラを吸収していく


どうやら岬の人間にナッシュやバンより早く覚醒したコウスケとヤスは狂気覚醒力を吸収する特別な技を夕日の岬の七幹部の一人セイタロウから教えてもらってたようだ


狂化ナッシュ「邪魔だ!」ズバァァン!


ヤスとコウスケがナッシュの左手のひと振りで天井近くまで吹っ飛び宙を舞う


2m以上の空中から落ち地面に叩きつけられるコウスケとヤス


コウスケ「ガハッ!…(効かねえじゃねえかよセイタロウさん!)」


ヤス「グフッ!………(技教えてもらってから日が浅い!まだ吸収は未完成か…!」


激しく叩きつけられ吐血する二人


ナッシュはセリナを片手で廊下側から窓の外に向かって投げつけ窓ガラスが割れ校舎の外にセリナは投げ出される

窓ガラスが激しく飛び散る ガッシャアアン!パリィィィン!

中庭に放り出され頭を打ち横たわり既に気を失ってるセリナ


狂化ナッシュ「俺が王だっ!支配者だっ!俺が…ガアァッ!」


ナッシュが一瞬でギドロックの後ろに回り込み頭を掴み片手で又もや校舎の外に叩きつける

二枚目の窓ガラスが割れ飛び散る

ガッシャアアン!パリィィィン!!

 ギドロック「ガッハァ!!」

大量に血を吹きだし左腕と肋骨を叩きつけられた衝撃で何本か折れてしまったギドロック


バン「ナッシュ………!」


狂化ナッシュ「さあ次殺されてえのはどいつだぁっっ!!!」

完全に暴走しているナッシュ



バン「~~~~~!!」


バン「もうやめろ!そんな状態でワタルさんを探せるかっ?岬の皆と会えるかっ?俺やコウスケ達と学校生活楽しく送れるか!?」


ナッシュ「!?」




シュウウウウ


ナッシュからドス黒いオーラが完全に消える


ナッシュ「………」

「………あれ?」

コウスケ「戻った…」


「ちびるとこだったぜ…!」


バン「目え覚めたか?」


ナッシュ「あれ俺何して…確かギドロックと闘っててセリナちゃんと闘ってて…」


バン「記憶ねーのか?…やはり狂化覚醒…」


コウスケ「死ぬかと思ったぜ」


ヤス「……」ビシッ 


バンに向かってグッドのサインを送るヤス


バン「ハハッ…まあいいや…なんとかなった…疲れたあ…」


「とりあえずあいつらの安否を確認しに行く」


コウスケ「あっ俺らが行きますよバンの兄貴!」

バン「ハハッ悪いな…ちと動けねぇ…頼む」


ヤス「お安いご用…」


ガラガラガラ

???「おーいうるせーぞ一年坊…!」


ナッシュ「!?」


バン「!」


ヤス「…!」


コウスケ「…マジか…」






3-D 支配の王竜騎士【ブレスト】「ギドロックくんとナッシュくんいる~?」

ゴゴゴゴゴ

風が外で吹き始める

サァァァ

木々が激しく揺れる

ピシャア 雷がなる

外は雨が降りだし雷雨に!



出会ってはいけない禁忌の三人の一人と遭遇!ナッシュ達は生きて帰れるのか?!

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