屋島の戦い

 屋島の戦い。平家軍の小舟の上で、女性が棹の先に付けた扇を掲げます。射ることになった那須なすの与一よいちは、あの扇の真ん中を射させたまえ、と神に祈りました。

「神様ヘルプ!」

 無事に矢は扇に当たりましたが、祈りが届いた神様は、

(チェッカーズの歌みたいだな……)

 と思いました。

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