安倍晴明

 安倍あべの晴明せいめいが、式神として使役している十二天将の顔を、妻が怖がります。仕方なく、式神を家ではなく一条いちじょう戻橋もどりばしの下に待機させていましたが、若干不便なので考えました。

「顔が怖くなければよいのだろう?」

 プリキュアのお面を被らせて妻に見せると、余計に気持ち悪がられました。

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