焼き滅ぼさむ天の火もがも

 万葉歌人・狭野茅上娘子さののちがみのおとめの夫が、越前国へと流罪になりました。妻は、

「貴方が行く長い道のりを、焼き滅ぼすあめの火が欲しい(そうすれば、夫が平城京を去らないから)」

 と嘆きの歌を詠み、

「ベギラマ」

 と唱えました。道は31のダメージを受けました。

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