第12話
事務所に帰ってくるなり、コヅクエは何処だ、と所長の
「ほら、ソリガチさんなら知ってると思った」
「
所長が
「どうして辞めるんですか?」
「
どうも森永さんらしからぬ行動、と言わざるを得なかった。そういう風に
「突然辞めるのは仕方がない。人には都合というものがあるからな。だが、辞めるにしても辞め方というものがある。何故辞めるのかを面と向かってきちんと説明する、そういうけじめをつけることが何事においても大切なんだ。森永くんはできる男だと思うが、こればかりは許せん。とても我慢ならん」
今まで見たことのない怒り方である。どうやら森永さんは所長の怒りのツボを押してしまったらしい。スマホで何かを調べていた白石さんが、
「駅からちょっと離れてますね」
と言った。地図を調べていたようだが、もしかして。
「今から森永さんの家まで行くんですか?」
「ああ。出かけてくるから、戸締まりの方を頼む。横浜まで行ったら夜まで帰ってこれんからな」
「森永さん、留守にしているかもしれませんよ」
「行けばなんとかなるさ。心配いらん」
この前
「あの、僕は一応
所長が声を上げて笑った。
「心配には及ばんよ。足なら自分で用意できる」
白石さんに何処かに電話するように告げると、所長はもう一度私の方を見てからゆっくりと話し始めた。
「いい機会だから言っておくがな。君は
そう言って老人は仕掛けたいたずらをまんまと成功させた少年のように笑った。思いがけずにいきなり優しくされると喜びよりも戸惑いの方が大きくなってしまうもので、私も素直に礼を言うことができず、黙って
「それじゃ行きましょうか」
「なんだ君も来るのか?」
「当たり前じゃないですか。一人でおトイレも行けない人がどうするんですか」
「年寄り扱いするんじゃない」
「だって本当に年寄りなんだから。あ、ソリガチくん。私の机の上に鍵があるから、それで戸締まりをお願い。鍵は郵便受けに入れておいてくれればいいからね」
年末にテレビでやっている漫才の大会に出たらわりといい線行くんじゃないか、と思えるやりとりをしながら2人は出て行った。この事務所で一人になることは
「今まで誰が来てたんですか?」
「え?」
質問の意味も分からなかったが、そもそも彼女が怒らずに私に話しかけてくるのが珍しいことなので、驚いて何も言えないでいると続けて質問が来た。
「私が戻ってくる時に、ちょうどこのビルの前から黒いリムジンが走っていったんですけど、あれには誰か凄い人が乗っていたんじゃないですか?」
このビルの前は狭い通りなので、リムジンもよく入って来れたものだと思ったが、それはともかくとして、誰が乗っていたのか見当はついていた。
「たぶんそれには所長が乗っていたんだよ」
「え?」
今度は護島さんが驚く番だったが、私の方でも所長の言っていた「足」の意味が分かって内心でひそかに
「ああ、そういうことですか」
と言いかけた護島さんの顔が突然厳しいものになって、ずかずかと歩き出すと自分の席へと戻っていった。座るときに勢いをつけすぎて椅子のキャスターが床とこすれて音を立てる。どうも私と自然に長めの会話をかわしてしまったのに気付いて慌てているように見えた。敵国の
やっぱり嫌われているのか、と思ったが、それでも最近では護島さんの態度は軟化しているように感じていて、怒られるにしてもそこまできつくはなくなったし、だいぶ普通に話せるようになってきていた。何故かまだ挨拶はしてくれないので、階段で聞こえたのはやはり
同僚との付き合い方に悩むのをやめて、机の整理を始めようと引き出しに手をかけたその時、
「小栗栖って誰なんですか?」
と横から声が飛んできた。横目で窺うと、護島さんは私の方を見ずにさっき持っていた紙袋の中身を机の上に並べていた。事務所で使う文房具の買い出しに行っていたらしい。
「私の話、聞こえませんでした?」
声が冷たくなる。怖い。その一方で、やっぱり護島さんはこういう人なんだよ、と何処かで納得している自分が悲しい。それにしても、どうしてここで小栗栖の話が出てくるのか。
「もしかしてなんだけど、さっき、僕と所長が話しているのを聞いていた?」
「そんなわけないじゃないですか」
「どうしてそんなことを聞くのかな?」
「所長とよく話しているじゃないですか。“小栗栖の時は迷惑をかけてしまって”と何度も何度も謝っているから、一体何なのかと」
「それは悪かったけど、護島さんが興味を持つようなことじゃないよ」
護島さんが手にした両面テープから目を離して私を
「別にあなたに興味があるわけじゃないです。なんとなく見ていたクイズ番組でも“正解はCMの後!”と言われたら、CMが終わるまで待って答えを確認しないとイライラするのと同じです」
私の場合、CMの間にザッピングしているうちに答えを見逃がすことがよくあるのだが、それを言うとますます軽蔑されそうなのでやめておく。
「いや、でも、君が入るだいぶ前の話だしね。それに実はさっき所長とも約束したんだよ。もう小栗栖のことで謝るのはやめるって。だから、君にももう迷惑はかけないから」
それに私としても自分から打ち明けたい話でもなかった。返事を聞くと彼女は視線をまた机の上に戻して、
「ならいいです」
と呟いた。何故か少し寂しそうに見えたので、なんとなく悪いことをした気になったが、私に落ち度があるわけではない。気合いを入れ直して、ようやく机の整理に取り掛かれる、と引き出しに手を掛けたところで、あることに気が付いてしまった。
今、この事務所には私と護島さんしかいない。これは初めての状況だった。いつもは所長と白石さん、それに森永さんも一応は
「
護島さんが不思議そうにこちらを見た。かなり前の質問に今頃返事が来るとは思っていなかったのだろう。
「ほら、“物知り博士”と呼ばれていた評論家だよ。いつも白衣を着て、学者の帽子をかぶっていた」
「学者の帽子?」
「アメリカの学生が卒業式で空に
ああ、と護島さんが頷いた。伝わったようでほっとする。
「深夜番組にもたまに出ていて、結構インパクトのある格好だから、見てたら印象に残っていると思うんだけど」
「分かりません。私、12時を過ぎてからはテレビを見ないんです」
これは
「10年くらい前にはゴールデンタイムの番組にゲストでよく出ていたこともあるんだよ。“
「ありましたね。中学の頃に見た覚えがあります」
私は大学生だった。彼女との年齢差を再認識させられつつも話を進める。
「事の発端は3年前にあるテレビ局で小栗栖を司会にしたバラエティ色の強いニュースショーをプライムタイムでやろうという話が持ち上がったことだったんだけど」
以下に護島さんに説明した内容を要約しておく。何故そんな企画が出てきたのかというと、一人のプロデューサーが小栗栖を気に入ってぜひとも起用したいと前のめりになったことが原因だった。小栗栖はとにかく口の上手い男で、自分を大きく見せるのに長けていて、そのプロデューサーも酒の席でまんまと乗せられてしまったらしい。時事問題を小栗栖持ち前の毒舌で斬る番組にしよう、と提案したのだが、
「それで、その関係者が僕のことを正岡に教えたわけだ。当時僕は小栗栖を起用しようとしていたのとは別のチャンネルのクイズ番組で臨時のバックアップをやっていた」
「バックアップって何です?」
「簡単に言うと、クイズの問題と答えに誤りがないかを確認する仕事。最近は間違いがあると視聴者からすぐに抗議が来るし、コンプライアンスが重視されるようになってバラエティ番組でも誤った情報を流すのは良くないと考えるようになってきたから、問題を考える人とは別にチェックする人も必要になっているんだよ」
「いろんな仕事をやっているんですね」
そう言われてもあまり褒められている気がしない。いい年齢なのにふらふらしている自分への
「僕の本業は調査員だったから、小栗栖を調べるのにうってつけ、と正岡には思われたみたいで、僕もバックアップよりは調査の方がやりやすかったから引き受けることにした」
「その時はうちの会社にいたんですか?」
「いや。まだフリーだった」
護島さんが聞きたいことは分かっていたので、補足しておく。
「その正岡という依頼人が所長の
「それで小栗栖の調査を手伝って欲しい、と所長に頼みに行ったんですか?」
首を横に振る。
「その必要はないと判断した。僕は一人の方がやりやすいんだ」
「でしょうね」
彼女が納得したかのような表情を浮かべたので少し
「とにかく。僕は小栗栖を調べることにしたんだけど、プロフィールを調べただけですぐにおかしなことがたくさん出てきた。東京出身ということになっていたけど本当は
「愚連隊って今でもいるんですか?」
何故そこに食いつくのか。彼女と長く話すのは初めてだが、どうも調子が狂う。きっと相性が良くないのだろう。
「それだけでも問題だったんだけど、さらに困ったことに小栗栖の本をチェックしてみると、本に書かれた豆知識の中にウソが多く含まれていたのが分かったんだ。たとえば、“ジャンケンは
「それ、本に書かれていたんですか?」
目を丸くしている彼女に向かって頷いてみせる。
「残念ながら本当に書かれてた。そういう豆知識が小栗栖が司会の番組で紹介されていたら一体どうなっていたんだろうね。あと他にもパワハラ、借金、裁判沙汰、そういったトラブルを複数
いきなり机の上に紙コップに入ったホットコーヒーが置かれた。
「どうぞ」
護島さんは自分のコーヒーも入れてから席に戻った。今までなかったことが立て続けに起こる日だ。
「今までのお話だと所長に迷惑をかけていたようには思えないんですけど」
「実はもう迷惑をかけていたんだよ。ただ僕が気付いていなかっただけで」
ここからは私にとって話しづらい事柄になる。コーヒーで口の中を
「どういうつもりなのかよく分からないけど、正岡はテレビ局まで行って僕が作った報告書を小栗栖に
護島さんもさすがに絶句しているようだった。本当にあの爺さんは何を考えているのか。
「親切のつもりだったのか、馬鹿にするつもりだったのか、それは知りたくもないけど、とにかく報告書を読んだプロデューサーは激怒してすぐに企画を無かったことにしてしまった。あと1週間遅ければ、本格的に動き始めていたらしいからギリギリで間に合った、とも言えるみたいだけどね。それはそれとして、正岡はもうひとつ困ったことをしてくれていて、小栗栖の調査をしたのが僕だというのもプロデューサーに言ってしまっていた」
「すみません」
彼女が右手を顔のあたりまで挙げていた。手のひらと同じ高さにある顔がいつの間にか見慣れた怒った表情になっている。
「その正岡という人の依頼をこの前引き受けていませんでしたか?」
この
「だから、それはあなたが所長と話しているのがたまたま聞こえただけです。所長と私の席が近いから聞こえちゃうんです。それ以外に理由なんてありません。というか、それより、どうしてそんな秘密を守れない人の依頼をまた受けるのか、そっちの方が問題じゃないですか」
それからしばらく、小栗栖の調査の説明を中断してお説教の時間になった。彼女が怒るのももっともで、正岡の依頼を再度引き受けるのは自分でもどうかと思っていたので、反論のしようがなく、いっそリノリウムの上で
「それでどうなったんです?」
10分後、私を怒ったことなどなかったかのような口ぶりで護島さんは話の続きを聞こうとしていた。
「小栗栖には取り巻きがいてね。その連中が番組の制作が中止になったのを恨んで僕に報復しようとしてきた」
「秘密を守れないような人の依頼を引き受けるからそういうことになるんですよ」
やはりまだ怒っていた。
「正岡もさすがに僕の連絡先までは教えていなかったから、取り巻きたちは自力で探し当てようとして、その結果、僕がユニバーサル貿易の人間だと誤解したんだ」
「どうしてです?」
ここからは本当に自分の恥を
「僕が悪いんだ。調査の途中で小栗栖と親しい業界人からどうしても話を聞く必要があったんだけど、その人が“フリーの人間の話は受け付けない”と言ってきた」
「いまどきいるんですか、そんな人」
「結構いるよ。
「ギブ・アンド・テイクというわけですね」
そう言った彼女の表情から話が始まってから常に見られた迷いとも困惑ともつかないものが消えていた。おそらく事情を察したのだろう。
「だからその時も軽い気持ちで“ユニバーサル貿易の人間だ”と名乗ってしまった。僕自身は縁はないけど、依頼人とは関係のあるところだから助けてくれるだろうと。そう思ったんだ」
そこまで言うとしばらく口を開かずにいた。護島さんも先を急がせはしなかった。
「僕は居合わせなかったから後で所長と白石さんから聞いた話だけど、小栗栖の取り巻きのうちの一人がこの事務所にいきなり飛び込んできたらしい。そいつは“ソリガチというおたくの調査員のせいで大損をしたからその埋め合わせをしてから慰謝料も払え、さもないと訴える”と法律を持ち出したりしてあれこれ言ってきたらしい」
あーあ、と護島さんが溜息を漏らしたのは所長を脅すという無謀な行為に出た取り巻きの愚かさを嘆いたものだろう。
「その様子だともう見当がついているみたいだけど、所長は全然慌てずに“ソリガチなどという者はこちらにはいない、何か勘違いをされているようですな”と取り巻きを軽くいなしてから、“さっき仰っていた法律の条文は私が記憶しているものと違うようだが”と取り巻きが音を上げるまでいちいち不勉強を
「本当。おじさまを怒らせるなんて、馬鹿ですね」
おじさま。おじさまって誰だ。話の流れからすると所長だとしか思えないが、今まで私の見たところでは、護島さんと所長はごく普通の上司と部下としか映らなかったのに、おじさまとは一体。護島さんは自分の口が
「えーと、それで。取り巻きはほうほうの体で退散したんだけど、所長は無断で会社の人間だと名乗ったソリガチなる若造に対して怒り狂っていた。“何処のどいつだか知らんが、街で
「正岡さんが依頼人だって所長は知っていたんですか?」
おじさまから所長に戻っている。本当に一体誰なんだ、おじさま。
「知らなかったそうだよ。正岡も所長に小栗栖の調査を依頼したとは言ってなかったそうだしね。所長が怒っているから正岡もその場では何も言えなかったんだけど、電話が切れた後で慌てて僕に連絡してきた。“ソリガチくん、君、殺されるよ”って」
護島さんが顔を背けて窓の方を向いた。おそらく笑いをこらえているのだろうが、私にとっては今でもとても笑えない思い出である。というか、この
「そこでやっと僕にも正岡が秘密をばらしたことが分かった。“あんたのせいでそうなったんだよ”って言ってやろうかと思ったけど、僕のせいで所長に迷惑をかけてしまったのは事実だからね。すぐにこの事務所までやってきて頭を下げた。今でも覚えているけど、もう夕方になっていた」
「所長はなんて?」
「5分くらい黙っていたかな。感覚としては1時間、それ以上だったけど。その後で“ユニバーサル貿易の社員だと名乗ったのは本当か?”と訊いてきたから、“はい”と答えたら、“だったら今日から本当にうちの社員になりなさい。ここで働いて責任を取るのが君のやるべきことだ”と言われて、それからここで働くようになった」
こうして話していても冷や汗が出てくる。嫌な思い出だ。吐き出して楽になるようなものではなく、吐き出した後で自分の胸の中に
「ちょっと気になったんですけど、小栗栖はそれからどうしたんです?」
最低の気分から
「番組が中止になった後も不運が続いてね。連載を持っていた雑誌が
かみしばい、と彼女が聞き慣れない言葉を小声で繰り返した後で訊いてきた。
「小栗栖がライターを辞めたのはあなたの調査が影響しているわけではないんですか?」
予想はできていたが、実際に訊かれるとやはり気分は良くなかった。
「正岡にも同じことを言われたけど、たぶん違うと思う。調査の後でそうなったから、たまたま因果関係があるかのように見えてしまうだけの話で、僕が調査しなくてもいずれはそうなっていただろうね。トラブルをたくさん抱えていたうえに著作権の扱いもルーズで原稿の締め切りも守れずに編集者からも陰口を叩かれていた人だったから、時間の問題だったんだよ」
それに出版業界は折からの不況で苦しい時期が続いていて、ライターを辞めたのは何も小栗栖一人ではない。だから、私が気にすることでは全くなかった。
もう話すことはなくなってしまい、護島さんも訊くことはなくなってしまったようだった。いつの間にか日が暮れて、窓の外は暗くなり始めている。彼女の気を紛らわせて時間を潰す
「長い話になっちゃったけど、どうだった? 何か言いたいこととかある?」
しばらく考えてから、
「特にありません」
彼女は
「ソリガチさん」
護島さんの口から出た名前が自分のものだと気付くのに少し時間がかかった。もしかして初めて呼ばれたのかもしれない。私を見つめているはずの彼女の顔を何故かまともに見ることができない。見てしまえば何かが決定的に変わってしまう、そういう予感に身体が
「あの、私」
スマホから流れる<ボンド・ストリート>が彼女の言葉を遮る。白石さんからだ。ごめん、と
「ごめんねえ。今やっと終わったところだから」
事務所で私たちに何があったのかを知るはずもない白石さんは出先で起こった出来事を
「私たちもいけなかったのよ。もっと早く気付いてあげなくちゃ」
私には返す言葉がなかった。ずっと隣に座っていても彼のことを何も知ってはいなかったし、知ろうともしていなかったのだ。
「でももう安心よ。森永さんはお母さんが落ち着くまで休めることになったし、所長さんがいい施設を探してくれるそうだから」
「それは何よりです」
最後にもう一度事務所の戸締まりを頼んでから、白石さんは電話を切った。私に何か言いかけた姿勢のままで固まっていた護島さんに電話の内容を説明する。話を聞いていくうちに、彼女の中に秘められている優しさや思いやりが外へと
「それで?」
「はい?」
護島さんが何かのクイズを突然出されたかのような表情でこちらを見た。
「何か僕に言いたいことがあるんじゃないの?」
あ、えーと、とこれ以上分かりやすい
「何でもありません。やっぱりいいです」
「いいですって」
「もう時間になったから帰ります」
不自然なほどに急いで机の上に散らばった文房具を片付けてから、いつも持ち歩いている
「お話ありがとうございました」
と振り返らずに言うと護島さんはそのまま出て行った。乱暴に閉められたドアが大きな音を立て、いつもなら白石さんに「所長さんがびっくりして心臓が止まったらどうするの」と怒られるところだ。なんなんだよ、と思わず口を
そんな彼女と長い時間2人きりでいた緊張から解放されたのと、昔の嫌な記憶を思い出したことによる
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