第7話
玄関先で道着を身に
「センセイハオデカケシテオラレマス」
朝一番で事務所で所長から受け取ったA4の茶封筒を背中のデイバッグから取り出す。詰めすぎてパンパンに膨れて表面のところどころが破けているが、中身が何であるのかは分からない。調査員を長く続けていると、これは知らない方がいい、と勘が働くこともあるのだ。青年は包みをうやうやしく受け取ると一礼して明かりのない廊下の奥へと下がっていった。木造の家屋が時々音を立てて震えるのは中にある道場で門下生が
道場主の不在は私にとってはありがたかった。
青年が戻ってきた。歩き方がどこかぎこちないのはまだ道着に慣れていないせいかどこか痛めているせいか。
「ホンジツハナニモゴザイマセン」
私の方から茶封筒を渡す代わりに向こうからも
夏から秋へとさしかかりつつある空がひときわ高い。町屋まで来たときの帰り道は長めに歩くようにしていて、今日もそのつもりでデイバッグを背負いナイキの白いスニーカーを履いている。空いた穴を直すほどの気力はないが、船底にたまった水をバケツで掬おうとするくらいには健康に気を使っているつもりだ。疲れるか飽きるまで歩いたら地下鉄か都電にでも乗ることにしよう。この後は特に予定もないことが私の足取りを軽くしていたが、明日の木曜に
阿久津の公式サイトの投稿フォームからメールを送った翌朝には早速返信が届いていた。担当者を名乗る人物からのもので、ワークショップへの入会を希望されるのであれば、手書きの履歴書と400字詰めの原稿用紙に意気込みを書いて送って欲しい、とのことだった。ネットで手続きを完了できないのがいささか不親切にも思えたが、わざわざ郵送させることでこちらのやる気を試しているつもりなのかもしれない。それに特に枚数制限が課されていなかったのは、やる気があればたくさん書けるはずだ、と長文でのアピールを強いているようにも感じられたが、それに付き合う義理もないので、阿久津のテレビ出演や著書からいかに感銘を受けたかを
その日の昼に
サンマの塩焼きに
「今日の夜なら空いてるス。というか今夜しか空いてないス」
「どういうこと?」
「明日から海外に長期ロケに出かけるらしいス」
急な話だがそれならば仕方ない。阿久津の報告書はコピーを取って持ち歩くようにしていたので今も手元にある。少し時間が空いたときに読み返して考えをまとめようとしていたおかげで夜までに
東口に出て待ち合わせの時間まで名画座で時間を潰すことにしたが、プログラムを知らずに行くと今週は
「すみません。お待たせしてしまって」
「こちらこそお呼び立てしてしまって申し訳ありません」
ミーハー根性を押さえつけて、堺を奥の席に座らせてから自分も腰かける。
「明日から海外に行かれると聞きましたが」
「バラエティ番組の体当たりロケで2週間ほど行かなくてはならないんです」
堺が肩をすくめる。普通の人がやればわざとらしくなってしまう動作もごく自然に見えるのは売れっ子の俳優ならではと言うべきだった。
「どちらまで行かれるんですか?」
「アフガニスタンまで地雷を除去しに行ってきます」
思わず絶句する。バラエティ番組はあまり見ないのだが、最近はそこまで過激になっているのだろうか。
「それはテレビの企画なんですか? PKOとかではなくて」
「激辛料理の大食い競争に負けて罰ゲームをしなくちゃいけなくなったんです」
罪と罰が釣り合ってなさすぎる。
「話を聞いた限りでは生命の危険をかなり感じるんですけど」
「いやあ、あの番組はスタッフが優秀ですから。この前も罰ゲームでロシアまで行ってマフィアに拉致されかけたけどなんとか自力で脱出できたし、今度も大丈夫だと思いますよ」
堺は俳優でありながらバラエティ番組にもよく出演していて、天然ボケなキャラクターが愛されているようなのだが、地雷除去までやらされるともなると天然を超えてスーパーナチュラルの域まで達していると言ってもいいかもしれない。放送される時は必ず見るようにしよう。
さっきの通り魔のような歩き方の店員が入ってきてお品書きを渡された。2人で適当に料理を選んでから、私は生ビールの中ジョッキを、堺は
「今回は
「初めてゲームで声を収録するときに雑誌のインタビューを受けたんですけど、そこでいろいろとお世話になったんですよ」
「ゲームに声がつくんですか?」
「ロールプレイングゲームでね。今は勇者から魔王から村人まで全員しゃべりますよ。僕は伝説の魔法使いの役でしたけど、電話帳ほどもある分厚い脚本を渡されて、狭いブースの中で一日中しゃべり通しでさすがに
私がかすかに覚えているファミコンの時代からは変われば変わるものである。今でも新作が出ているようだが、マリオとルイージもしゃべるようになっているのだろうか。
「僕も今のあなたと同じで、ゲームについて何も知らなかったのを小泉さんがご親切にも一から教えてくれて、他のメーカーにも僕がゲームに向いていると宣伝してくれたみたいなんですね。それからゲームの仕事も増えましたし、
私の知らないジュンローの仕事ぶりに感心していると、突然堺の声が低くなり、頭の中で赤い
「阿久津くんの話を聞きたい、ということみたいですけど、一体何が目的なんですか?」
堺はそれまでの
「質問に質問で返してしまいますが、何か問題でもあるんですか?」
「前にも週刊誌が来てあれこれ聞かれてしかも嘘ばかり書かれて迷惑したんですよ」
「話したくない、NGということであれば、僕はこのまま帰りますが」
「そうは言ってません。目的がまっとうで納得できるものであれば協力してもかまわない、ということです」
私の決めつけに若干気分を害したようで、ますます話が聞き出しにくくなったが、阿久津に関してマグニの関係者の口が一様に重いのは調査の過程で分かっていたので、これくらいの反応は予想できていた。とりあえず
「それなら阿久津さんの話はやめにして、話を小泉くんに戻してもいいですか?」
「小泉さんの話なんてさっき話した以外には別にないよ」
予想外の展開に堺が戸惑っているのが
「堺さん、小泉くんに何か重要な話をしませんでしたか?」
「重要な話?」
「秘密を打ち明けてはいませんか?」
「いや、たぶんしてないと思う。仕事で会うだけなのにそこまでの話はしません」
「それならいいんです。実は、小泉くんは秘密を黙っていられない性格なんですよ」
え、と堺が大声を出しかけて危うく押しとどめる。バラエティでドッキリに引っかかったときもこんな反応をするのだろうか。そこへちょうど今度は男の店員がビールと紹興酒を運んできたので、唇を
「最初は僕も知らなかったんですけど、ある時小泉くんに“ここだけの話だよ”と、調査を通じてたまたま知ったある有名人のゴシップをつい言っちゃったんですね。そうしたら翌日にはインターネット中がその話題で持ちきりになっていて」
今度はえええ、と声を漏らしそうになっている。
「本当に?」
「はい。不幸中の
「でも、それを小泉さんが広めたという証拠は?」
さすがは名探偵ガブリエル。簡単には納得しない。
「ネットで話が広まった
堺が顔をしかめる。芸能人にとってタブーにも等しい名を聞かせてしまったようだ。私も阿久津の評判を確かめようとその掲示板をたびたびのぞいていたが、「悪屑」という
「その書き込みを見たら、明らかに小泉くんの文体だったんですね。書くときの
「本人に確認は?」
「もちろんしました。“あれを書いたのは君?”と後で訊いたら、気まずそうに頭を
うわあ、と堺が嘆く。
「それはひどい。あんまりだ」
「でも、小泉くんは
もしくは「秘密を
「それは善意じゃないよ。人を困らせる善意なんてないよ」
「でも、どんな秘密でもばらすわけではないみたいです。何もかも全部話していたらさすがに生きていけません。僕がやったみたいに“ここだけの話”とか“内緒にして欲しい”とか念を押されると黙っていられなくなるようです。あと“オフレコ”と言うとか」
オフレコ、と呟いた後で堺は両手で顔をこすりあげた。身に覚えがあったのかもしれない。そして思い切ったようにグラスの中の紹興酒を飲み干した。
「それを分かっていながら、あなたはどうして今でも小泉さんと付き合っているんですか」
「もう一度言いますけど、小泉くんは悪気があるわけじゃないんです。だから、彼は自分に不利な秘密でも平気で暴露するんですよ。彼には恋人がいるんですけど、いつだったか、僕に向かって2人でラブホテルに行った時のことを語りだしたことがあります。力ずくで止めましたけどね」
堺が言葉を失って固まっているが、
「こちらで気を付けさえすればいいやつなんですよ。
だから、私はこの前
私の頼んだ牛肉とカシューナッツの
「食欲なくなっちゃったよ」
堺がぼやくので申し訳ない気持ちになったが、黙っていたらいずれジュンローに彼の秘密をワールドワイドにばらまかれていた危険性もあったので、私としてはなすべきことをしたまでのことだと思うしかない。
「それでどうします?」
「小泉さんが悪い人ではないのは分かるけどこれからも付き合えるかというと」
「そうじゃなくて、阿久津さんのことです。お話を聞かせてもらえるのかどうか」
堺が目を見開いてから力なく笑みをこぼす。
「そういえばその話もあった。すっかり忘れてました」
「こっちが本題なんですけどね」
2つ目の小籠包を食べきると堺が大きく
「とりあえず何が目的なのかを教えてください。それ次第でお話しするかどうかを決めます」
そう言う顔つきこそ厳しいものだったが、最初の頃のようなこちらを警戒する
「じゃあ、阿久津くんのやっているそのワークショップがおかしなものじゃないと証明できればいいんですね」
「はい。僕としては阿久津さんにプラスになる話だと思っています」
嘘は言っていないが完全におためごかしである。今更胸の内に何ら
「これ、僕の前に誰か関係者に話を聞きました?
「いいえ。全部本やテレビやインターネットにあったことです」
ふうん、と声に出して感心される。
「じゃあ誰かが話したんだなあ。僕らしか知らないはずのことまである。でも、よく調べられてますよ。ほとんど間違いがない」
どうも、と炒飯を乗せたレンゲを口に含みながら礼を言った。
「ああ、でもひとつだけ違うな。僕は“サンエイケツ”のサルブルーはやってない。タヌキイエローをやりました」
驚いてレンゲを噛み砕きそうになる。
「よく間違えられるんですよ。サルブルーをやった
「でも、テロップでは堺さんがサルブルーって出てましたよ」
堺が出来の悪い生徒を見守る教師のような笑みを浮かべる。
「だからそれはテロップが間違えているんです。恥ずかしい話だけど、マグニのシャシンってそういう信じられないような大きなミスがよくあるんですよ。スタッフが映りこんだり、ピアノ線が見えたり、死んだはずのキャラがしれっと登場したりしてね。何回も確認したはずなのに何故か誰も気づかないでそのまま電波に乗っちゃう。“そこがいい”って言ってくれるファンもいるけど、失敗を褒められてもちっとも嬉しくありません」
「シャシン」という
「堺さんが確認してくださったおかげで、調べに間違いがないと分かって安心しました」
「サルブルーは直しておいてね」
意外に
「そうですね。僕も少し話をしておこうかな。もう何十年も前のことだけど、マグニに参加したのが僕の出発点だしね。それにあなたは口が堅そうだ」
ジュンローのことをまだ気にしているから、そんな風に付け加えたのだろうか。それから堺の思い出話が始まった。特に禁じられたわけではないので、関係者の証言として報告書に
「今頃になって言うのもなんですけど、僕は自分が役者に向いているとはこれっぽっちも思えないんですよ。演技の勉強をきちんとしたわけでもないし、人手が足りないから、本職の人を雇うお金がもったいないからとりあえずお前が代わりをしておけ、と言われて
「
堺が
「そうですね。小川くんも同じ、というより僕よりも彼の方がずっと気の毒です。彼は地元のバンドに参加していてプロデビューの話もあったくらい才能豊かだったから。ただ、彼には経営者の才能もあって、マグニが今も
ここで一番の気がかりについて聞いてみようと決めた。ジュンローにも分からなかったことだ。
「阿久津さんはマグニの中でどんな役割をされていたんですか? 仲間のみなさんは“凄い”と仰っていますけど、外部からはいまひとつ分かりにくくて」
堺は右頬に手をやってしばらく考えてから、一言一言を選ぶかのように話し出した。
「それはよく聞かれます。気になっている人が多いんでしょうね。でも彼のことは本当に“凄い”としか言いようがないんです。他のみんなの長所はすぐに言えますよ。小川くんはさっき言った通りで、エビちゃんの演出は若い頃からキレキレだったし、加瀬くんは面白い話を考えられる。三輪くんは絵が上手くてコンピューターにも詳しい、クマちゃんは怪獣のことならなんでも知っていて現場をうまくまとめられる人徳がある。僕は一応役者として成功しているということになっている。でも阿久津くんの何処がいいのかというとうまく言えない」
「仲間の僕らがそうなんだから、他の人から見て分かるはずもないのは当然だと思います。でも、阿久津くんが何の役にも立っていなかったみたいに言う人もたまにいますけど、それは絶対に間違いです。そう言われたら僕は怒ります。彼がその場にいてくれたおかげで出来たことはたくさんありますから。マグニの作品の数々は
それだけを一気に言い切った後、少しの間をおいて、でも、と呟いた。
「“それならどんな風に役に立ったのか具体的に教えてくれ”と訊かれると、やっぱり上手く言えないんです。作品の成立に目に見えるかたちで関わっているわけではないから、裏方として頑張っていたのだろう、と好意的に見てくれる人もいるけど、残念ながらそれも違います。確かに最初に名古屋のテレビ局とつながりを持てたのは阿久津くんのおかげだったけど、あれはプロデューサーが阿久津くんのお姉さんの旦那さん、義理のお兄さんだったからですよ」
「それは初耳です」
調べを尽くしてもまだ出ていない話がどこかで眠っている。
「僕らも“
「確信が持てなかったので報告書には書かなかった話ですが、阿久津さんが“サンエイケツ”の製作費を出すために実家からかなり借金したというのは」
堺はようやく程良くぬるくなったらしい湯呑を手に取った。
「それは本当。何百万単位でね。僕らはみんな“そこまでしなくていい”って引いちゃったんですけど。阿久津くんの実家には僕は行ったことがないけど、加瀬くんから聞いた話では、
「“サンエイケツ”でお金を出したから、他の作品でも製作費を
「かもしれませんね。彼はその後もプロデューサーの肩書きで表に出ていたから。でも、
その言葉にはマグニ時代を無かったかのように扱っている現在の
「あと、テレビで出演されているのを拝見すると、阿久津さんはお話が上手ですね」
なんとか
「それは昔からそうですよ。僕なんか
「じゃあそれが阿久津さんの凄いところ」
「ではないと思います」
言い切らないうちに
「確かによくしゃべるんですよ。三輪くんに“あいつは口から先に生まれたに違いない”と言われてたくらいで。でも、阿久津くんに言われたことで印象深いことやためになったことというのは思い浮かばないんですよね。他の仲間の言葉はまあまあ覚えているんですけど」
「作品に関わるアイディアを出したりは」
「ないですね。少なくとも実現可能なアイディアは出してくれなかった。ジョークとして聞けば面白いけど、それを本気でやろうとしたらお金がいくらあっても足りない、彼のアイディアはいつもそうでした」
昔の仲間を悪く言いすぎたことに気付いたかのように、堺は
「阿久津さんが悪く言われるのは、マグニの辞め方があまりよくなかったこともあるのでは、と思ったのですが」
「辞めたいきさつはあなたが書いたのでほぼ当たってます。やっぱり誰かが何処かでしゃべったのかなあ。でも一つ言わせてもらえれば、お金は一番の問題じゃありませんでした。一番大きかったのは僕らがみんな阿久津くんを信用できなくなったことなんです。阿久津くんよりも先にエビちゃんがマグニを辞めてますけど、最後に会社で会った時に僕に言ったんですよ。“阿久津が本当に仕事ができる男だと思っているのか?”って。そのときは、エビちゃんもカッカしているから、と聞き流しちゃったんですけど、小川くんから経営が危ないと聞かされた時にそれを思い出したんです」
「能力があると思っていたからいろいろ見逃がしてきたけど、実は違ったんじゃないか、ということですか?」
私の言葉に頷きながら、ターンテーブルを指で回す。空になって重さを失った皿が回転の勢いで少しだけずれる。
「さっきも言ったけど、僕は阿久津くんには間違いなく才能はあると思っています。彼が今テレビに出ているのも才能があるからです。でも、あの頃の彼はこれというものを作れなかった、作るふりだけしかしていなかったわけで、それなら才能がないと思われてもしょうがないでしょうね」
いくら友達でも限界はあります、と最後に小さく付け加えた。
「近いうちに阿久津さんと直接会う機会がありますから、いろいろ聞けるのなら聞いてみます」
堺がきらきらと輝くまなざしを私へと送る。強い
「ぜひそうしてみてください。僕も彼のどこが凄いのか知りたい」
いい話が聞けるのであれば教えてもいいが、そうでなければ伝えない方がいいだろう。気まずいかたちで別れた友人を今でも心配している人にこれ以上余計な苦しみを与えるのは忍びない。
「デザートを食べたいですね」
重くなった雰囲気をごまかそうとしただけだが、堺は身を乗り出してきた。
「この店の
堺のお勧め通りの味を
「本物の探偵さんにお会いできていい勉強になりました」
外に出ると堺は野球帽と薄いサングラスをつけていたが、すれ違う人が何人かこちらを気にしているところを見ると、変装としては不十分なのかもしれなかった。それに探偵と調査員は私の中では
「誰かお迎えにいらっしゃるんですか?」
「マネージャーには今日は遠慮してもらったんだけど、さっき連絡を入れておきました」
そこまで行ったところで路地を抜けて
「もう来ていますね」
指さす先を見ると反対車線の
「それじゃお疲れさまでした」
私が礼を返すのを待たずに堺は駆けていき、そのままの勢いで横断歩道を突っ切り、赤信号になると同時に通りの向こうにギリギリでたどり着いた。後部座席に乗り込もうとして、私に見られているのに気づいて笑顔で小さく手を振り、それから車内に姿を消した。何をそんなに急ぐのか、セダンは猛スピードで走り去っていく。名探偵ガブリエルがアフガニスタンから無事に戻ってくるのを祈らずにはいられなかった。
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