闘士覚醒④

「大雨の中で傘もささずに彷徨っていた自分の魂をこの身体の中にいる別人格の少女の魔法で蘇生をしてみると戻るべき器の無かった自分の魂はこの身体を新たな器として入り込んでしばらくの間、眠りに就いていた……。要約するとこんな所か。しかし、まぁ、なんてこった。非常識なことが多過ぎてさっぱり理解できない」


 似たような経験を2度もした僕でさえ、ピプペポパニックなのだから、初めてだと脳細胞がローギアだろう。


「そう言えば、おたくらは自分のことを知っているかもだけど、自分はおたくらのことを知らないから自己紹介をしよう。自分は……」


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