第4話
夏、教室に入るのが苦しくなった。理由は、漠然として次々浮かび上がって来た。今まで沢山いた友達が、1人、また1人と離れて行った。陰口を言われるようになった。陰口を言われるようになった。歩くのがどんどん苦しくなって、人が怖くなって、部活では精一杯明るく振る舞ったけど、段々辛くなって行って、さぼり気味になった。もう、そこからは早かった。居場所もなくなった私は、気付いたら退部をしていた。わたしは、保健室登校になってしまった。
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