1-18 臓器移植法 その3
【解答】c,d
×a 輻輳反射は意識障害があると実施不可能!
×b 脳死判定には角膜反射を用いる
○c,d 脳死判定基準に含まれている
×e 脳死では脳幹反射は消失するが、脊髄反射はあってもよい!
脊髄反射:深部腱反射、表在反射、病的反射
●臓器移植法
脳死判定基準
①深昏睡:JCS 300(痛み刺激に無反応)かつ GCS 3
②自発呼吸の消失:無呼吸テスト
③両側瞳孔の散大固定:4mm以上
④脳幹反射の消失:対光、角膜、毛様脊髄、眼球頭、前庭、咽頭、咳の7反射
⑤平坦脳波
⑥聴性脳幹反応の消失←可能であれば
上記検査を2回、間隔6時間で行う(6歳未満では24時間間隔)
※心臓死
①呼吸停止、②心停止、③瞳孔の散大固定、対光反射消失
脳死判定除外例
①生後12週未満
②急性薬物中毒による深昏睡と呼吸停止
③低体温(直腸温32℃以下)
④代謝・内分泌障害(肝性脳症、尿毒症性脳症など)による深昏睡と呼吸停止
⑤除脳硬直、除皮質硬直、けいれん、自発運動
⑥収縮期血圧90mmHg未満
【問題】健康増進法で規定されていないのはどれか。(103B37)
a がん登録
b 受動喫煙の防止
c 健康手帳の交付
d 市町村保健センターの設置
e 国民健康・栄養調査の実施
解答、解説は2-1で
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