第2話 神から人へ
全てを創造する力、何でも自由自在なその力を失った?
何度飛ぼうとしても土の感触が足から離れない。
「サリエル……そうだ、サリエル!」
いつもならすぐに現れる彼女は、いくら呼んでも現れない。
「て、転移はどうだ……」
目を瞑り、必死に自分の居城へ移動することを頭の中でイメージするも、森の木々が揺れる音が止まない。
目を開けてみる。やはりそこは森の中のようだ。
「力が……私は力を失ったのか?」
試しに、空飛ぶ
だが、やはりそんな物が目の前に現れることは無かった。
「駄目だ、本当に私はただの──」
冒険者になってしまったのか?
確かに望んだのは誰でもない自分だ、だが、神としての力を失ってしまうのは想定外だった。
途方に暮れたが、こんな森の中でただ立ってるだけでは何も解決しないと判断し、とりあえず歩くことにした。
確かここは日本のはずだ、生前の記憶が確かなら山梨のあたりか。
記憶を頼りに、自分の位置を把握する。
確かこの方角に街があったな、ひとまずそこへ行こう。
一歩踏み出す。やけに身体が重い気がした。
きっと体力に関しても人並みになってしまったのだろう。
もうこうなってしまっては笑うしかない。
「はは……」
誰も居ない、何の鳥かも分からない鳴き声だけが響くその森をゆっくりと進んだ。
二時間程歩いただろうか、まだ街は見えないが少し疲れを感じたので休憩することにした。
「結構遠いな……街は……まだ見えない……まさか方向間違えたわけでは……?」
なんて深い森なんだと内心舌打ちしたい気分だった。
森を歩くのに不安要素は二つあった。
一つ目は方角を間違えている可能性。
そして二つ目は──
「ゴブリンとかオークとか、出てこないですよね……」
自然を住処とする奴らの存在だ。
人並みにまで落ちた体力、更には丸腰同然の状態で彼らに出会う事は即ち死を意味する。
まだそんな気配が無いのは幸いと言うべきか、しかし街に着くまでは気が抜けない。
「何か身を守る手段でもあれば……そうだ」
魔法だ、この世界には魔法があるじゃないか。
「試してみる価値はある……」
立ち上がり、両腕を前にかざし手を広げる。
私はこの世界の魔法を作ったのだ、魔法のプロセスは理解している。だから詠唱なんて必要ない。
目を瞑り、頭の中に火の球をイメージする。
するとどうだろう、かざした手の先に熱を感じたではないか。
目を開けるとそこには確かにイメージした通り、火の球が火の粉を散らしながら浮遊していた。
「やった、成功だ! はは、出来るじゃないか!」
しかし、異変はそこで起きた。
「え? あれ? あ、あれ!?」
その火の球は膨張を始め、ついには私の身体をスッポリと覆う程の大きさになる。
そして次の瞬間、それは弾けた。
「うわあ!!」
弾けたという表現が正しいかどうかは分からない、言い方を変えるなら"爆発"したのだ。
目を開けて居られない程の激しい閃光と共に爆音が響く。
なんとか踏ん張ろうとするが、地面が崩れたのだろう、足場を無くした私は尻餅をつくように転んでしまった。
「いててて……」
目を開けるとそこは先ほどまで見た風景ではなくなっていた。
確か周りを木に囲まれた緑生い茂る森の中だったはずだが、目の前にはむき出しとなった茶色い土しか見えない。
「これは……」
周囲を見回し、やっと理解する。
爆発した火の球が木を焼き、土を
だが地形を変えてしまう程の爆心地に居ながら私は無傷だった事に驚く。
服すら燃えていないのだ。強いて言うなら先ほど尻餅をついた時に土汚れが付いた程度だろうか。
「一体どうなって──」
まだ神であった頃、自らを改造した事を思い出した。
神には如何なる魔法であってもその効果を受けない。確かそうした筈だ。
まさかそれが有効のまま? ならば、魔法戦においては無敵の身体ということだ。
「こういうとこは、神懸かってるんですね……」
しかしありがたい、私は魔法使いとしてこの世に降り立ったわけだ。
ただの人並みの体力しかない冒険者ではないというだけで安心できる。
魔法が制御不能に陥ったことは想定外だったが、その威力の凄まじさは目の前の光景が証明してくれた。
不安要素の一つに対する対応手段ができたところで、当初の目的を思い出す。
私はクレーターをよじ登ると、再び森を進み始めた。
◇◆◇
「やっと着いた……」
目的の街に到着したのは、日が頂点を過ぎたあたりだった。
安心と共に腹の虫が鳴り出す。
「お腹空いた……何か食べたい……」
以前なら望んだ物を好きなだけ食べることが出来たのだが、今はそうもいかない。
当然お金なんて持ってないし、このままでは飢え死にしてしまう。
「食べ物を貰おう……いや違いますね、"恵んで"もらおう……」
今の私はもう神ではないのだ、これは紛れもない事実だ。これからはただの冒険者として振る舞おう。
つい傲慢になりがちな口調を抑え、謙虚に振る舞わなくては。
好き勝手やっておきながら何様のつもりだと笑われるかもしれない。しかし、いざ窮地に追いやられると、生前の上辺だけの"いい人"が表に現れてしまうあたり、まだ神として中途半端だったのだと自分を笑った。
空腹で正常な判断ができていたかどうか怪しいが、私はそのフラつく足取りで酒場を目指した。
街の中心には広場があり、それを取り囲むように並ぶ建物の一つに酒場はあった。
お酒を表す看板が掛けられたそれは、いかにも酒場という空気が漂っている。
店の扉を開けると、五十人は入れるんじゃないかと思える程丸いテーブルが並んでおり、その奥にはカウンター席まであった。
しかし、昼間だからか、人はまばらで、その全員が私の登場に視線を集中させていた。
そのカウンターの反対側には店主とおぼしき人が見える。
大きくそして筋肉質な体格、そしてスキンヘッドで鼻下から顎に繋がるよう髭を生やした強面の風格のその人物は、私を一瞥するとそのまま視線を外す。
私はそのままカウンターにいるその人のところまで歩み寄っていった。
「あの、すみません」
「なんだ」
「食べ物を恵んで貰えないでしょうか。お金はありません、何でもしますから」
店主だろうその男はこちらを睨みつけ、前のめりになってくる。
凄い気迫だ、それに顔が近い……
「お前さん、見かけない顔だが、ここがどこかは分かるよな?」
「はい、酒場ですよね?」
「そうだ、働かざる者食うべからずだ。食いたきゃ自分で働いて金稼いでからにするんだな」
ごもっとも、しかしお金が無いんです。そこを何とかしてもらえませんか?
そんな事言わせないという空気を作り出している店主にこれ以上しつこくせがむのは愚策と判断する。
「では、何か仕事は無いですか? 皿洗いでも何でもします」
「お前さん冒険者か? うちはギルドも兼ねてんだ、手っ取り早く金稼ぎたいならそこの張り紙見てこい、受けるクエストがあったら持ってきな」
言われるままにその方向を向くと、そこには大きなコルクボードに無数の紙が留められているのが見えた。
「依頼……ですか」
「さあ行った行った」
言われるままにボードの前に歩み寄り、その紙の内容を上から順に見ていく。
「迷子猫の捜索……街の掃除……」
冒険者というからてっきり街の外で獣の皮をとってきたり何かの討伐クエストなんてのがあると思ったが、意外にも雑用じみた物が多く目についた。
更に読み進めていくと、一つ気になるクエストが目に留まる。
「ゴブリンの討伐……」
"ゴブリンの討伐、北西の街道沿いに進んだ先、山の麓にできたゴブリンの巣の掃討、危険度E、報酬:銀貨五十枚"
討伐……その言葉に胸の高鳴りを感じる。
そうだ、私はこういう世界を望んだのだ。
そして私は今、この世界で選択する自由がある。
何もせずただ朽ち果てるか──
這いつくばってでも生き抜くか──
しかし危険度Eってなんだ? 基準が分からないがまあいい、これにしよう。
早速その紙を引き抜き、店主に持って行く。
「すみません、これを受けます」
紙を見た店主は驚いた顔をして紙と私を交互に見始めた。
「ゴブリン討伐……お前さん一人でか? 見たところ丸腰みたいだが、本当に大丈夫か?」
「はい、私こう見えて魔法使いなので大丈夫です」
「ほう、魔法使いか、こりゃたまげた! 聞いたかよ、こいつ魔法使いだとよ! ガハハ!」
突然笑い出す店主。それにつられて店の中の連中まで笑い始めた。
「何かおかしなこと言いましたか?」
「はは、すまんすまん、魔法使いなんて本当に名乗るヤツがこの国に居るのかと思ってよ」
笑った事を謝罪するも、なお面白おかしいという顔の店主は言葉を続ける。
「魔法ってのはピカピカ光る玉出したり、火おこしたりするもんだろ? 殺傷力のある魔法を使える人間が居るっていうのは噂で聞いたことがあるが……ってことはあんた、西の大陸から来たのかい?」
どうやらこの国では魔法使いというのは珍しいみたいだ。それはそうだ、魔法をの概念を彼らに与えてまだ百年も経っていないのだ、仕方が無いだろう。
しかし話を聞く限りだと西の大陸では魔法が盛んなようだ、ここは話を合わせてみるか。
「ええ、まあ、そんなところです」
「なるほどなぁ、まあいい、じゃあギルド証を見せてみな」
「ギルド証……ですか?」
「なんだい、持ってないのかい? お前さん冒険者じゃないのか?」
「はは、実は持ってないんです」
そう聞いた店主はまた笑い出した、周りも同様だ。
何故笑う? 彼らのその笑いの意図が分からない。
「じゃあ駄目だな、初心者にやらせるクエストじゃねえ。知らないようだから教えてやるからよく聞きな」
店主はそう言うと今度は真剣な顔をする。
「いいか? ゴブリン討伐のクエストは危険度Eだ、これはギルドランクE以上の冒険者か、Fランク五人以上じゃないと受けさせるわけにはいかない。それだけ危険な依頼なんだ」
「ギルドランクっていうのは何ですか?」
「ギルドに加入している冒険者の強さの指標のことさ、皆最初はFランクから始まる。そこからEからAと順に上がるわけだ、一応更に上にはSランクなんてのも用意されてるが、今ギルドに加入してる冒険者で最高ランクはBの奴が数人居る程度だと聞いてる」
なるほど、理解した。
先ずはギルドに加入して、Fランクのクエストからこなしていって、実力を認めてもらいながら上位を目指すというわけだ。
多少の窮屈さを感じる。
所詮彼ら冒険者もギルドという組織の歯車に過ぎないのか……
人はか弱い。弱いからこそ群れる。どの世界も行き着く先は同じという訳か。
残念な気持ちとは裏腹に、腹は減る一方だ。背に腹は替えられない。ここは組織の歯車として働こうじゃないか。
「では、ギルドに加入します。どこでそのギルド証というのは発行してもらえますか?」
「うちでも出せるぞ、作ってやるから待ってな」
そう言って店主は店の奥に行ってしまった。
そしてすぐ戻ってくると、何やら手にカードのようなものを持ってきた。
「こいつがギルド証だ」
店主はそう言うとカードサイズの薄い銅製のプレートを見せてくれた。
「まあ安心しな、加入はタダだ、金は取らねえよ。どれ、名前を彫ってやる。お前さん名前は?」
「山田太郎です」
「ヤマダタロウ……? 妙な名だな、まあいい」
店主は見た目はマッチョのくせして器用にプレートに名前を掘っていく。
「できたぜ、大事にするんだな。これでヤマダタ……ロウ? も──」
「ああ、ヤマダでいいですよ」
「そうかい、これでヤマダもギルドの仲間ってわけだ、歓迎するぜ」
手渡されたプレートを見る。プレートの名前欄だろうスペースに"ヤマダタロウ"と掘られていた。
カードの隅にはギルドランクを示す"F"の文字があった。
今度はプレートを裏返してみる。しかし、そこには何も無かった。
「プレートの裏は実績を彫っていくのさ、ある程度の実績を積めば昇格だ、そんときゃまたギルドでプレートを更新してやるから、まあ頑張りな」
「ありがとうございます。では、Fランクで受けられるクエストで手っ取り早くお金が貰えるものは無いでしょうか? もうお腹が空いてしまって今にも倒れそうで……」
「そうだな、じゃあこれなんてどうだ?」
そう言って渡された紙を見る。
"街の掃除、店の前の掃除、危険度─、報酬:銅貨三枚(追加報酬あり)"
「街の掃除……ですか、お店の前だけでいいんですか? あと追加報酬ありって何ですか?」
「店の前の掃除をしてくりゃ書かれてる通りの報酬をやろう、追加報酬についてだが、店の前だけでなく他のエリアも掃除すればその分報酬を上乗せしてやる。不衛生な街じゃ客の入りも悪くなるからな。これは俺からの依頼ってわけだ」
「わかりました、ホウキとかありますか?」
「ん? まあ、店の前に立てかけてるのを適当に使って構わんぞ」
「ありがとうございます。じゃあ早速行ってきます」
「おう、せいぜい頑張りな、魔法使い殿!」
笑い声の響く店を出て、改めて店の前の広場を見回す。
街に入った時は気にもしていなかったのだが、改めて見てみるとこの街は"汚い"。
そこらじゅうにゴミが散乱し、中には誰の物とも分からない糞まで点在してる。
「これ、全部掃除するのか……」
嫌なクエストを受けてしまったと後悔したが後の祭りである。
仕方ないと入り口の側に立てかけられていたホウキを手に取り、ゴミを集め始める。
「考えてた冒険者生活とはほど遠いな……」
腹は減る一方で力は入らない、しかしやらねば飢え死にしてしまう。
通りかかったおばさん二人がこちらに気付くなり聞こえるような大声で話し出した。
「やだわあ、あれ冒険者かしら? 掃除なんかしちゃって、よほどお金に困ってるのね」
「うふふ、だめよそんな事言っちゃ、可哀想でしょ。あはは」
わざと聞こえるように言ってるのか……?
腹立たしい感情がわき上がる。
お前も手伝え。
つい本音が出そうになるのを我慢し、心の中で愚痴をこぼす。
「あら、どうしたの?」
「……掃除しなきゃ……」
するとどうだろう、その一人が突然ゴミを拾い出すじゃないか。糞まで手掴みだ。
その光景に思わず引いてしまう。
しかし変だ、何故この人間は掃除を始めたんだ?
「私が念じたから……?」
人の潜在意識に介入し、意のままに操るという事はよくやっていた。
もし、その力がもし健在なのだとしたら──
ならばと、もう一人にも念じてみる。
すると、そいつも同じように拾い始めた。
「もしかして、他人の意識に干渉することができる?」
神だった頃、概念を人々に刷り込んだ時の要領で念じてみたのだが、これがうまく機能しているようだった。
「おお、これは……使えるぞ……!」
それからホウキを元あった場所に戻すと、街をくまなく歩き、道行く人全てに同じく掃除を命じることにした。
もう夕暮れという頃、街を一週して酒場に戻る頃には綺麗さっぱりゴミが無くなっていた。
はは、神の力は偉大なり!
「あれ、私何をして……って臭ぁ! なにこれ、きゃああああウンコ! 手にウンコがぁぁぁぁ!」
遠くから叫び声が聞こえてきた。どうやら洗脳が解けたらしい。
どうやら神であった時とは違い、その効果には制限時間があるようだ。
つい調子に乗って力を使ってしまった、これは冒険者としてあるべき姿じゃないんだろうな……
その点だけは少し反省する。
店に入り、店主に仕事が終わった事を伝える。
「もう終わったのか?」
「はい、街全部綺麗にしました」
「こんな短時間でか? 冗談だろ? おい新入り!」
「はい! なんでしょうマスター?」
奥からやって来たのは金髪ポニーテールの女の子が豊満な胸を揺らしながら駆け寄ってきた。
「掃除が終わったそうだ、確認してこい。街全部だ」
「わっかりましたー! 行ってきまーす!」
そう言って颯爽と店を出ていってしまった。
初回報酬だけでも先に貰いたいと思ってたのだが、どうやらそのまま町中を駆け回ってるようで、店先の報告を後回しにしてしまった。
待つこと三十分、彼女は汗だくで戻ってきた。
「か、確認してきました……その方の仰る通り、街中、どこもかしこも綺麗さっぱりゴミが無くなってましたぁ……」
「本当かよ……お前さんどうやって……い、いや、約束は約束だ、ほら、報酬だ」
そう言って手渡されたのは銀貨三枚と結構もらえた。
しかし、そこで限界がきた。空腹を我慢して麻痺していた感覚が蘇ってきたのだ。
私は力なくカウンターの前に倒れ込む。
「お、おい、どうしたヤマダ! しっかりしろ!」
「め、飯を……何か……食べさせて……」
「飯か! 待ってろすぐ作ってやるからな!」
なんとか夕食にありつけ飢え死にを免れた私は、久々の食事に涙を流した。
食事は最低で銅貨三枚、多くても十枚程度で済むらしい。
お釣りを貰って気付いたのだが、どうやら銀貨の価値は銅貨の百倍らしい、このルールに則ると恐らく金貨の価値は銀貨の百倍だろう、単純でわかりやすかった。
この世界の貨幣を統一したのが良かった。もしこれが国単位で違う硬貨を使う事になったら為替相場なんていう概念も出てややこしくなるところだった。
その後、店主に近くの宿を紹介してもらったのだが、そこは一泊につき銀貨一枚だそうだ。
今回の報酬で若干のお釣りはあったものの、毎日宿付きで考えるともってあと一日程度のお金しか持ってないので、明日もクエストに精を出さなければいけないことになる。
洗脳を駆使して人からお金を巻き上げればいいじゃないかという悪魔の囁きが聞こえてきたが、流石にそれは倫理に反する為却下した。
それは私の望む冒険者生活ではない。
「生きるって大変なんだな……」
人間というのは何でこう不便なんだろう。神であった頃には感じる事が無かったその束縛だらけの環境に身を投じたのは紛れもない自分なのだが……
しかし、久々に働いて報酬を貰い、それで食事をした。その感覚が妙に懐かしくて、嬉しさに似た感情があった。
「今日は一日中歩き回って疲れたな、寝よう……」
私はベッドに潜り込み、明日の予定をあれこれ考えるつもりでいたが、いつの間にか夢の中に沈んでいた。
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