②リカのお遊戯
こんにちは。わたし、リカ。
突然ですが。
今、わたしは洋服を脱がされちゃってます。
きゃー、やめてー。
なんて言うわけでもなく、大人しく脱がされ終わるのを待ってる。いいの。わたしはそういうものだから。それにわたし、この子にだったら脱がされてもいい。むしろ脱がされたいもん。
脱がしてくれるのはわたしより背が高くて、とっても可愛らしい女の子。ちょっぴりお茶目で、たまにイタズラしてくるけど、そんなところもいじらしい。わたしの好みにぴったり。
まだ小学生であるこの子は、学校からお家に帰るとすぐにわたしの元へ駆けつけてくれる。わたしは元々大人と言っても過言じゃないから、いつも家でこの子の帰宅を待っている。それ以外にやれることもないから、じっと椅子に座って待っている。その椅子もこの子が作ってくれたもので、わたしの腰回りに程よくフィットしている。小学生なのにきちんとした気配りもできるのは偉いぞ。たくさん褒めてあげたいし、頭も撫で撫でしたい。
まぁそれは置いておくとして、この子は今から何をするんだろう。わたしの洋服を脱がせたということは、新しくお着替えをさせてくれるのか、それとも一度洋服を洗濯しておきたいのか。お着替えだったら嬉しいなぁ。新品の衣装で、晴れやかに着飾れるんだもん。女の子として、嬉しくないわけがないよ。特にわたしはオシャレ意識が高いからねー。どんな衣服でもわたしという器に収まれば一躍一流ファッションとなるはず。
最後に靴を外すことでわたしの洋服を全て脱がし終えたこの子は、わたしの身体をまじまじと見ている。うんうん、新デザインの着想を練っているんだね。分かるよ、そのプロ意識。ボディバランスも考えた上で、洋服を仕立てるのが最良だもんね。そのためだったら、わたしも遠慮なく自前の身体を見せつけるよ。
ほら、ほらどうぞ。見てどうぞ。ほらほらー。……この子、やけに長い時間見てくる。いつになく集中した様子で見てくるよ。何で?そりゃわたしも見ていいよって勧めてるけど、ここまで注視されると段々変な気持ちになってくるというか……。
そう思った時、この子がわたしの胸を摘んできた。
ふわぁっ!?ふへへぇぇ!?
ふぁふぁふぁふぁひゃびっ。な、何じゃこりゃえ。
くすぐったい?こそばゆい?むず痒い?気持ちいい?心地よい?ムズムズ?ビクビク?ゾクゾク?ピリピリ?ムンムン?モンモン?刺激的?快楽的?快適?わけわかんない。
これってもしかして、性的?という代物?
感覚?
答えを出す猶予も無く、次の電流が走る。
この子の手がわたしの胸から脇、お腹の周りをぐるぐると移ろい、各部が柔らかい感触を伴って揉みしだかれる。刺激はそこまででも無いけど、マッサージを受けているようなリラックス感だ。と思って油断してれいると胸の方にも手が伸びてきて、わたしの心が非日常的で不思議なものへと変質する。特に胸の先端に触れると今まで生きてきて感じたことのない衝撃が流れる。この身体中に迸る電気のような感覚を受け入れていいのかどうかわたしには判断を下せなくとも、とりあえず今は気分の高まりに身を任せる他ならない。
数分上半身を触られた後、今度は不意に頭を撫でられた。わたしが行おうと思っていたその所作に、思わず驚いてしまった。しかし撫でられていく内に過去数分間とは違う気持ち良さに包まれてき、心も身体も落ち着いていった。
かと思うと再び頭より下に手を回された。しかも下半身まで勢力の範囲を広げ、わたしの腰や足はもう耐え切れないくらいに震える。また、胸の先端と同様、もしくはそれ以上に何かを感じる部分があった。身体の中心を通る線の上にあり、両足の付け根にあたるところだ。そこだけ特別に感じやすい。今も、ほら、あひゃっ。あばびゃあ、ああんっ。
そんなこんなでこの子にまさぐられ続けて、一時間が経った。この子もわたしもすっごく疲れたけど、満足そうな顔をお互いに向けている。
そうか、これが人間というものなのか。
人間の悦びは、こんなやり方でも味わえるものなのか。
なるほど。
その後は無事に着せ替えられ、この子と一緒におしゃべりを楽しんだ。
ちょっとえっちっぽいけど、いい子なの。この子。
話す相手もわたしだけなんだって。
嬉しいね。
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