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目次
心なんて二束三文
ここに露頭する私が結晶
うさぎ過ぎる詐欺師過ぎる
爪づけばいい
爪づけばイーグル
飛翔するここが結晶の私だった
残された腕で
う デデ
枕に使って
敷き詰めた鹿の爪
メイプルシロップのあめ
あめぬめあおよむめあ
埒の飽かないギターだなあ
あだなをつけたよ呼び捨てで
つけ捨てごめん二度と呼ばない
あごがかゆい
ゆがむから
リラムから
ルームランナー
アリスの森へ
呼ばれたトナカイ
かりそめの
橇引きしりぞき
謗り合い
名刺に氏名がないよ
よしんばあっても読まないよ
余震があったの四時間前
馬小屋の矢で産婆が踊る
三馬鹿トリオ
おっとり刀でかけつけた
貧血気味のきみの右脳
納期を過ぎた現代に
やっとで雪降る雪が降る
傷んだ果実の薄笑い
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