第13話「おんせん」

~ミナミコアリクイの家~


ニホンオオカミ「ふぁ~、昨日は、いろいろあったなぁ」


ニホンオオカミ「よーしじゃあ行ってみるかあ」


~しんりんちほーと、ゆきやまちほーの境目らへん~


ニホンオオカミ「ここからは2000じゃ行きにくいだろうなぁ」


ニホンオオカミ「おっ、こんな所にラッセル車とDE10がある。使わせてもらおうかな」


~温泉付近、引き込み線~


ニホンオオカミ「着きましたね。」


~温泉、玄関~


ニホンオオカミ「こんにちはー!」


???「あら、いらっしゃい、温泉に入りに来たの?」


ニホンオオカミ「一応そうですね。」


???「ギンギツネ、誰?」


ニホンオオカミ「あっ、私かい?私はニホンオオカミよ!」


ギンギツネ「ニホンオオカミさんね。よろしく。私はギンギツネ、こっちの子はキタキツネよ。」


キタキツネ「よろしくね」


ギンギツネ「早速、案内するから付いてきてね。」


ニホンオオカミ「はーい」


~その後、ゲームができる所~


ギンギツネ「で、ここがゲームをする所よ。」


キタキツネ「ギンギツネ~、げぇむしてもいい?」


ギンギツネ「1回だけね。」


キタキツネ「やったぁ!」


ギンギツネ「ニホンオオカミさんもやる?」


ニホンオオカミ「やらしてもらおうかな。」


ギンギツネ「ではごゆっくり。」


そう言ってギンギツネは歩いていった。


キタキツネ「げぇむの仕方、わかる?」


ニホンオオカミ「一応ね」


キタキツネ「どの奴でやりたいの?」


ニホンオオカミ「これかな。」


ニホンオオカミは電車同士でバトルするアーケードにした。


キタキツネ「これ、ちょっと難しいよ。それでもやるの?」


ニホンオオカミ「うん。」


キタキツネ「じゃあこれを1回分ね。」


と言ってキタキツネはコインを渡してくれた。


キタキツネ「でもね、これボクが使っているとだんだんなくなっちゃってきてるんだよね。どうすればいいと思う?」


ニホンオオカミ「うーん、これが終わったら考えてみるよ。」


~やり終わりました~


ニホンオオカミ「やっぱ戸塚大カーブはむずいなぁ…。」


キタキツネ「前にやったことがあるの?」


ニホンオオカミ「結構前にだけどね。」


ニホンオオカミ「うーん、あっ、そうだ!」


キタキツネ「どうしたの?」


ニホンオオカミ「その時の話なんだけど、このゲーム機にはコイン取り出し口があって、合鍵があればそれが使えるんだ。」


キタキツネ「へぇー!でもどこにあるの?」


ニホンオオカミ「たとえばこことか~、あっ、あったよこれ。」


そして鍵をアーケードの鍵口に差し込むとピッタリとはまった。キタキツネは、またコインを貰えて嬉しそうだ。


キタキツネ「ありがとう、ニホンオオカミちゃん」


ニホンオオカミ「それほどでもないようん、そんなのがどっかに貼ってあったんだよね…」


キタキツネ「ふぅーん。そうなんだ。」


ニホンオオカミ「じゃあもうそろそろお風呂に行きますかぁ!」


~雪山温泉、脱衣場~


ニホンオオカミ(あっ脱いじゃダメだな時系列的に…そのままだよな)


ギンギツネ「やっと来たわね。」


ニホンオオカミ「いやぁ、ゲームにちと夢中になっちゃってねぇ。」


キタキツネ「オオカミさんがコイン沢山取り出してくれたよ…」


ギンギツネ「あらまあ、このコインないとあの箱も付けられないからね。」


ニホンオオカミ(テレビのことかな?)


~雪山温泉、大浴場~


ニホンオオカミ「おお〜!結構種類が多いね!」


ギンギツネ「私たちは主に外のお風呂に入ることが多いけど…あなたはまずどこに入りたい?」


ニホンオオカミ「そうだなぁ…まあ無難に露天風呂の方へ行くよ。」


ギンギツネ「?分かったわ。」


~雪山温泉、露天風呂~


ニホンオオカミ「あ"〜極楽極楽〜」


キタキツネ「極楽って何?」


ニホンオオカミ「うーん、言い表しにくいけど…まあ、とても気持ち良い気分のことかな?」


カピバラ「お風呂は極楽だよよよ…」


ギンギツネ「そう言えばニホンオオカミさん、あなたどこから来たの?」


ニホンオオカミ「何処からって?、それはねぇ、森林ちほー辺りかなぁ。」


キタキツネ「結構遠いんだねぇ〜」


ニホンオオカミ「まあわたしは特別なもので半日足らずでここまでこれるよ!」


ギンギツネ「えっ、何を使うの?」


ニホンオオカミ「それはもう列車さ!」


カピバラ「列車ってなんなのか分からないよよよ…」


キタキツネ「どんなのなのー?」


ニホンオオカミ「列車とはね、架線柱からパンタグラフというもので電気を…ブツブツ…」


ギンギツネ「あらら…」


ニホンオオカミ「というわけで列車は線路を走れるってわけさ。」


キタキツネ「ふーん」


ニホンオオカミ「ではもうそろそろ出ますかぁ」


~雪山温泉、休憩室~


ニホンオオカミ「ふむふむ、テレビがありまふね」


キタキツネ「てれび?」


ギンギツネ「この箱のこと?」


ニホンオオカミ「そそ、これで色々なチャンネルの番組っていうものが見られるのさ。」


ギンギツネ「このテレビは今でも映るのよ。」(コインを入れる)


ニホンオオカミ「ふーんリモコン貸してね」(チャンネルを回していく)


キタキツネ「けれこんな昨日もついてたんだね。」


ギンギツネ「うん…」


ニュース「今日██政府██セ██ア██件以██を██入██れず██た旧██原██地██調査██送██と██定した。」


ニホンオオカミ「ちゃんと聞こえないなぁ」


ギンギツネ「しょーがないわ、パークが開いていた時からあるらしいから」


ニュース 「次██ュースで██211██チュ██ッヒ冬██リ██ック、██カーリン██勝戦で██は██に5対██優勝し██た。」


ニホンオオカミ(カーリン?カーリングか……ということ今現在2114年もしくは2118年なのか?)


キタキツネ「これつまんなーい」


ギンギツネ「分かったわよ」


[ギンギツネがほかのチャンネルに変えた]


キタキツネ「わーいせんたいものだー」


ニホンオオカミ(未だにやってるんだなこのシリーズ)


~その後…~


ニホンオオカミ「では色々とありがとうございました!」


キタキツネ「またきてね〜」


ギンギツネ「まってるわよ〜」


ニホンオオカミ「でカピバラさんも一緒に帰るの?」


カピバラ「私の縄張りは元々ジャングルだからねねね…最近空けてたから見に行った方がいいと思ったんだよよよ…」



ニホンオオカミ「ふぅーん、狭いから我慢し

ね…」


~雪山ちほー入口~


ニホンオオカミ「ここでこれに乗り換えるよ」


カピバラ「わかったよよよ」


~森林ちほー、図書館前~


ニホンオオカミ「ここまでだけどもいい?」


カピバラ「運んでくれてありがとうだよよよ。」


ニホンオオカミ「じゃ、また会えたら会おーね。バイバーイ」


カピバラ「ばいばーい」


~ミナミコアリクイの家~


ニホンオオカミ「ん?新しい車両が止まってら。」


ニホンオオカミ「ただいまぁー」


ミナミコアリクイ「おかえりー!」


シュバシコウ「おかえりなさい。どこ行ってたの?」


ニホンオオカミ「温泉の方まで行ってた。」


ミナミコアリクイ「わたしも運転できるようになったよー!」(`・ω・´)フンスッ!


ニホンオオカミ「おお!前のあの車両はミナミコアリクイちゃんの?」


シュバシコウ「そうよ。京急デトにしてみたわ。」


ニホンオオカミ「ふぅん。」


シュバシコウ「じゃあわたしは帰るからねー。おやすみ。」


ニホンオオカミ「おやすみー」


ミナミコアリクイ「はいジャパリまんどうぞ。」


ニホンオオカミ「ありがとー。いただきます。」


ミナミコアリクイ「いただきまーす!」


~その後~


ニホンオオカミ「おやすみねー」


ミナミコアリクイ「おやすみー」


To be continued……


次回!転生狼物語第14話!「かいそう」


公開情報

雪山温泉のテレビ

雪山温泉のテレビは今でも本土の放送が聴けるが、調子の良いチャンネルと悪いチャンネルがある。

───────────────────────

あとがき

おはよう、根府ちゃんです

随分と空けてすいません。なんせリアルの方がすごく忙しくて…










  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る