第12話「じかん」

ニホンオオカミ「おきて!イタリアちゃん」


イタリアオオカミ「うっうん、おはよう」


ニホンオオカミ「いくよー」


ドーレミファソラシドレー


ニホンオオカミ「で、結局どこいきたいん?」


イタリアオオカミ「ロッヂの方に行きたいのですが···」


ニホンオオカミ「おっけ」


~ロッヂ前駅~


ニホンオオカミ「着いたよ。」


イタリアオオカミ「ありがとう。」


ニホンオオカミ「誰に会いたいのは知らないけど、まあ着いてくよ。」


イタリアオオカミ「ありがとうニホンオオカミちゃん。」


~ロッヂエントランス~


アリツカゲラ「ようこそーロッジへーお泊まりですか?」


イタリアオオカミ「いいえ、ある人に会いに来たのです。」


アリツカゲラ「ある人といっても今日は、私とタイリクオオカミさんしかいませんけどねぇ。」


ニホンオオカミ「つまり会いたいのはタイリクオオカミさんなの?」


イタリアオオカミ「そうだよ。」


アリツカゲラ「あちらの方にいます。ついてきてくださいね。」


イタリアオオカミ「分かりました。」


~タイリクオオカミの部屋~


アリツカゲラ「お客さんを連れてきましたよ〜

では。」


タイリクオオカミ「ん?私にお客さんとは珍しいね。どうぞ入ってきて。」



イタリアオオカミ「タイリクオオカミさぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!!!」


タイリクオオカミ「わわっ!?」


イタリアオオカミ「連盟が分裂してからずっと…ずっと会いたかったんですよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」


ニホンオオカミ(オオカミ連盟は分裂してたのか)


タイリクオオカミ「ええっと、ちょっと待ってくれ!そもそも君はだれだい?」


イタリアオオカミ「えっ…私ですよイタリアオオカミ!パークが閉鎖するまではほとんどの時間を一緒に過ごした!」


タイリクオオカミ「うんん…君には悪いんだけど…君のことを思い出せないようなんだ…すまん…」


イタリアオオカミ「えっ…タイリクオオカミさん記憶喪失?…………………うわぁぁぁぉぁぁぁ」

[部屋を飛び出して行った]


タイリクオオカミ「ちょっと君!おーい!」


ニホンオオカミ「行ってしまったようですね。」


タイリクオオカミ「なんだろう、悪いことをしてしまったなぁ、ところで君は?」


ニホンオオカミ「僕ですか?僕はニホンオオカミです、」


タイリクオオカミ「ニホンオオカミか、よろしく。」


ニホンオオカミ「よろしくです。」


タイリクオオカミ「君は、彼女の言っていたこととか分かるものとかあるかい?」


ニホンオオカミ「僕が分かっているのは、オオカミ連盟が、イヌ科のフレンズの集まりであることぐらいですかね。」


タイリクオオカミ「そうか…うーん…」


アリツカゲラ「さっきイタリアオオカミさんが泣きながら飛び出していきましたけどどうしたのですか?」


タイリクオオカミ「まぁ…色々あってね…」


ニホンオオカミ「どうしますか?」


タイリクオオカミ「うむむ…」


ニホンオオカミ「!そうだ、」


タイリクオオカミ「どうしたんだい?」


ニホンオオカミ「タイリクオオカミさんあなた、絵って描けますか?」


タイリクオオカミ「そもそも絵ってなんだい?」


ニホンオオカミ「例えばこんな感じの」

[近くにあった植木鉢を描いてみる]


ニホンオオカミ「まあ、僕はそんなに絵は得意じゃないんだけどね…」


タイリクオオカミ「私も描くことをやって見るよ。」


[同じように描く]


ニホンオオカミ「っ!僕より上手いじゃないですか!」


タイリクオオカミ「そうかい?褒められると嬉しいね。」


ニホンオオカミ「それで、イタリアさんと、タイリクオオカミさんが仲良くしてる所を書いてみたらいかがですか?」


タイリクオオカミ「いいね、それ、やって見るよ」


~ロッヂ、展望台~


イタリアオオカミ「うぅ…ぐすっ…」


タイリクオオカミ「イタリアオオカミ!」


イタリアオオカミ「なんですかぁ、私をからかいにでもきたのですか?」


タイリクオオカミ「さっきは済まなかった。お詫びにこれをあげるよ」

[絵を見せる]


イタリアオオカミ「………………すごい………」


イタリアオオカミ「凄いですね、こんな物が書けるなんて!」


タイリクオオカミ「そっそうかな…」


イタリアオオカミ「ありがとう!げんきでたよ!」


ニホンオオカミ「良かったですね!」


~その後~


イタリアオオカミ「またロッジにおいでねー」


イタリアオオカミ「また会いましょー」


アリツカゲラ「今度は泊まりに来てくださいねー」


ニホンオオカミ「みなさんさようならー」


ドレミファソラシドレー


~ミナミコアリクイの家~


ニホンオオカミ「まだ居ないんだ。もぐもぐ」


ニホンオオカミ「もう寝るか…明日は温泉にでも行ってみよう…」


To By Continued…


情報

タイリクオオカミ

アニメでは、マンガを描いているが、ここの時間軸は

アニメの少し前なので、まだ描いてはいないようだ。

イタリアオオカミ

アプリ世代の生き残り、他の元オオカミ連盟の子達

とも話した様だが、誰一人アプリ世代はいなかった様だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんばんみ、青い鳥です。次は温泉回です。着衣泳にな

ると思われます。

皆様、おやすみんみー











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