第7話「しゅうり②」


 ~車内~


 列車は長いトンネルを抜け雪国へ入った。

 ゆきやまちほーには温泉があるらしい。

 ニホンオオカミは温泉が好きだが、ミナミコアリクイが無理そうなので諦めた。


 コノハ博士「さすがに寒いですね…」


 ミナミコアリクイ「うぅ…」


 ニホンオオカミ「ストーブがある使えるかな」


 ストーブ(チッチッチッチツ…ブオォ~


 ニホンオオカミ「おっ付いた付いた。」


 ミナミコアリクイ「何これ…あったかい…」


 コノハ博士「ストーブですか。こうゆうところにはあって欲しいものですね。」


 シュバシコウ「ストーブは今のうちに消しといたらどうだ。もうすぐ次のちほーだからな」


 ~ろっじ駅~


 コノハ博士「やっぱり暑い方が好きなのです。」


 ミナミコアリクイ「そ〜だねー」


 シュバシコウ「もうそろそろ発車するぞー」


 ~日の出港~


 シュバシコウ「着いたよ、ここが海だ。」


 ミナミコアリクイ「うわぁーおっきい!」


 ニホンオオカミ「腹減った…魚釣りするか」


 拾いっ


 ヒュッ…ポチャン


 ジィーージィーガシッ!


 ニホンオオカミ「うおっ、いい引き!なんの魚か気になるなぁ!」


 グイグイ…バッサァーン


 アジget!


 ニホンオオカミ「アジか…たたきにして食ったらうまいだろうな…」


 ミナミコアリクイ「何それー?」


 ニホンオオカミ「魚だよ。色々な食べ方があるんだ。ちなみにコレはアジという魚だよ。」


 コノハ博士「アジですか。刺身によし、たたきにしてもよし、押し寿司という食べ方もあるのですよ。」


 ニホンオオカミ「シュバシコウ…どうする?帰るか?」


 シュバシコウ「それはミナミコアリクイちゃんに聞くものでしょ!」


 ミナミコアリクイ「もう満足だよー。」


 ニホンオオカミ「では…帰るか…」


 ~修理工場~


 ボス「返却ハソコニネ、列車ハ明日取リニキテネ。」


 ニホンオオカミ「分かった。」


 ~図書館~


 ミミ助手「博士!いくらなんでも遅すぎるんですよ!いつ買えるかぐらい書き置きぐらいしてくださいよ!」ボコボコ


 コノハ博士「ごめんなのです。だから叩かないでほしいのです。」


 ニホンオオカミ「帰るか…」


 シュバシコウ「修羅場になる前にね」


 ミナミコアリクイ「こことはおさらばだね。」


 ~ミナミコアリクイの家~


 シュバシコウ「また明日なぁ!」


 ニホンオオカミ「ジャーバイ!」


 ミナミコアリクイ「ジャーバイって何?」


 ニホンオオカミ「じゃあねバイバイの略語」


 ミナミコアリクイ「へぇー…」


 ~夜~


 ニホンオオカミ「今日も星が綺麗だねー」


 コンコン


 ミナミコアリクイ「どなたー?」


 コノハ博士「こんばんはです。早速ですがかくまってほしいのです。」


 ニホンオオカミ「だが断る。」バタリ…


 コノハ博士「このーフレンズなしー!」


 ニホンオオカミ「で何故かくまって欲しいの?」


 コノハ博士「さっきからずっとミミ助手が私の頭を叩いてくるのです。これじゃあアホになってしまうのです〜」


 ニホンオオカミ「そんな事でバカにはなんねえよ!」


 コノハ博士「でも!」


 ミミ助手「ミ・ツ・ケ・タノデスwww」


 コノハ博士「ギヤァァァァァ」ビューン


 ミミ助手「行ってしまいましたね。失礼しました。」ビューン


 ミナミコアリクイ「」


 ニホンオオカミ「」


 ミナミコアリクイ「助手…怖い…」


 ニホンオオカミ「なっ…なんてやつだ…勝てるかけがないYO」


 ミナミコアリクイ「そもそも戦わないでしょ」


 ニホンオオカミ「まあそうだかwww」


 ニホンオオカミ「そう言えばこれ…」


 ミナミコアリクイ「アジね…どうするの?」


 ニホンオオカミ「博士に借りたこの調理器具と調味料でなにか作るか」


 まずは骨を取り5mmぐらいに切る

 それにダシというのと、しょうが汁いうのと、醤油とみりんを加える。(みんな図書館から借りてきた。)そして青じそとネギを加えて出来上がり。


 ニホンオオカミ「上手いかな…」ぱくっ


 ミナミコアリクイ「どれどれ…」ぱくっ


 ニホンオオカミ「おいしーい!」


 ミナミコアリクイ「何この草…ニガい…」


 ニホンオオカミ「そうかな…僕は美味しいんだけとなぁー。フレンズによってすきなあじとか違うのかな…」スッ…(普通のジャパリまん


 ミナミコアリクイ「ありがとう…でもなんか私にはあわないや。」モグモグ


 ニホンオオカミ「残りは僕が食べますね〜」もぐもぐ


 2人「ごちそうさま!」


 ニホンオオカミ「もう寝るか…」


 ミナミコアリクイ「おやすみー」


 ニホンオオカミ「おやすみ。」


 To by continued…


 フレンズ紹介


 シュバシコウ


 デキ1の運転手。コウノトリ(未登場)と姿が似ており、違いはコウノトリはくちばしが黒に近い色に対して、シュバシコウはくちばしが鮮やかなピンク色をしている。シュバシコウはコウノトリをドッペルゲンガーだと思っているらしい。


 次回!転生狼物語!第8話「しうんてん」


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 こんばんフレンズ。謎の挨拶からの急行根府川です。いつもありがとうございます。更新ペースはしばらくそのままにしておきますのでよろしくです。

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