第3話「はかせとじょしゅ」

 あさぎりが森を包む…その時ニホンオオカミは目覚めた…


 ニホンオオカミ「ふゎぁぁ…よく寝たぁ」


 隣ではミナミコアリクイが眠っている。時間は朝6時前後だろうか…

 ふと外を見ると朝日が昇ってくるところだった。


 ミナミコアリクイ「むにゃむにゃ…ニホンオオカミちゃんおはよう」


 ニホンオオカミ「ミナミコアリクイちゃんおはよ」


 ミナミコアリクイ「今日はハカセたちの所まで行こうか。ハカセたちにも教えないとね。」


 ニホンオオカミ「ハカセとは誰ですか?」


 ミナミコアリクイ「あっそうかまだ知らないんだったね。ハカセとはアフリカオオコノハズクさんの事だよ」


 ニホンオオカミ「達ってことは他にもいるの?」


 ミナミコアリクイ「じょしゅのワシミミズクさんがいるよ」


 ニホンオオカミ「へぇーそうなんだ」


 こんこんコン…


 ミナミコアリクイ「あっボスだ。ちょっと降りてるね。」


 ニホンオオカミ「分かったよ」




 ミナミコアリクイ「ボス2つ貰ってくね。」


 ボス「ダメダヨ一人ヒトツマデダヨ」


 ミナミコアリクイ「ウワァァァァァァシャベッタァァァァァァ!?」


 ミナミコアリクイ「でも上にはニホンオオカミちゃんがいるから」


 ボス「ジャア顔ヲダシテモラエナイカナ」


 ミナミコアリクイ「分かったよ」





 ミナミコアリクイ「ニホンオオカミちゃ〜んちょっと顔だしてー」


 ニホンオオカミ「何ですか〜ミナミコアリクイちゃん」ひょこっ



 ボス「OKダヨ2つモッテイッテネ」


 ミナミコアリクイ「ありがとうボス」






 ミナミコアリクイ「はいどーぞニホンオオカミちゃん」


 ニホンオオカミ「ありがとミナミコアリクイちゃん」ぱくっ


 2人「美味しーい!」


 ミナミコアリクイ「ねぇねぇ」


 ニホンオオカミ「ん?」


 ミナミコアリクイ「ニホンオオカミちゃんはこれからどうするの?」


 ニホンオオカミ「どうしようかなぁ…」


 ミナミコアリクイ「ハカセに聞いてみていいものを見つけていけばいいと思うよ!」


 ニホンオオカミ「うん」


 ミナミコアリクイ「新しいフレンズが増えたことも伝えないといけないし。だからついて行くよ」


 ニホンオオカミ「じゃあ行ってみようかな。」


 ~二十分後~


 ミナミコアリクイ「もうそろそろ着くよ。」


 ニホンオオカミ「本当?どんなフレンズなんだろう」


 ミナミコアリクイ「ハカセ~ちょっと開けてもらえませんかー」


 コノハ博士「どうしたのですかミナミコアリクイ…あなたは…誰?」


 ニホンオオカミ「あっ僕ですか~僕は最近フレンズになったばかりのニホンオオカミです。」


 コノハ博士「丁度良かったです。料理を誰でもいいから作れなのです。」


 ミミ助手「作れなのです。」


 ミナミコアリクイ「そんなの無茶だよー…」


 ニホンオオカミ「分かった。僕が作るよ。」


 コノハ博士「なかなか聞き分けのいいフレンズですね。気に入ったのです。ですから早く作れなのです。」


 ミミ助手「中に入ってくれなのです。」


 ニホンオオカミ「でも何で博士達が自分で作らないんだ?」


 コノハ博士「私達は長なので自分で作る必要が無いのです。」


 ミミ助手「私達は長なので。」


 ニホンオオカミ「本当は火が怖いだけだったりしてね。w」


 コノハ・ミミ(ギクッ)


 ニホンオオカミ「なんてね。冗談ですよ。」


 コノハ博士「料理に必要な材料はここにあるので取っていくのです。」


 ミミ助手「私達がその料理に満足したら豪華な商品を上げるのですよ。」


 ニホンオオカミ「ほう。やってやろうじゃないか!」


 コノハ博士「ここにある野菜は、ニンジン、じゃがいも、玉ねぎ、カボチャ、ダイコン、キャベツにレタス、そして得体の知れない菌類です。」


 ミミ助手「ここにある調味料は塩、コショウ、みりん、お酢、醤油、ケチャップ、オリーブオイル、バターですよ。」


 ニホンオオカミ(粉吹き芋にするか…)


 彼は簡単で美味しい粉吹き芋にした。

 まずは塩茹でする工程

 そして水を捨て、粉を吹かせる。

 最後に出来上がったものに塩コショウをいい感じにかけて出来上がり。


 ニホンオオカミ「出来ましたよ。」


 コノハ博士「何ですかこれ」


 ニホンオオカミ「粉吹き芋です。」


 ミミ助手「とてつもなくシンプルですね。これ美味しいのですか。」


 ニホンオオカミ「そんなの聞く前にさっさと食べろ!」(グワッ


 コノハ・ミミ「ぱくっ」


 コノハ博士「美味しいですね。」


 ミミ助手「とても美味しいです。」


 コノハ博士「合格ですよ。」


 ミミ助手「合格ですよ。」


 ニホンオオカミ「やったね!」


 ミナミコアリクイ「ニホンオオカミちゃんすごーい!」


 コノハ博士「合格したので豪華景品をあげるのです」


 ミミ助手「好きなものを取っていくのです。」


 ニホンオオカミ「んーじゃこれにしようかなっと」


 To by continued…


 今わかっている情報


 何故ラッキービーストが2つ貰うのを拒否したのか→あげる(ニホンオオカミいがい)のフレンズ分しかなかったから。←ラッキービーストの仕事は生態系の保護だっけ。なので、1人にでもあげなかったら

 餓死してしまう恐れがあるため拒否した。

(ちなみにあげれなかった子は他のラッキービーストから貰ったそうです。)


 次回!転生狼物語第4話「しゅみ」


 ───────────────────────

 はい急行根府川です。次からは、彼(ニホンオオカミ)の趣味が暴発します。楽しみにしててください

(投稿ペースの配分はこれでいいのかなぁ…)

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