第2首 アメリカビーバー
【現代語訳】
計画するものも、実行するものも、お互いを拠り所として
ねんごろに折り重なる枝のように、力を合わせてお家をつくりましょう
【解説】
「掟つ(おきつ)」は計画する、指示する、管理するといった意味。
「為す(なす)」は実行する、実現するの意。
歌中の2動詞はともに連体形で、「〜する者」を意味する。
「互に(かたみに)」はお互いに。
「高家(かうけ)」とは格式の高い家。転じて頼みとする所、よりどころ。
「連理の枝(れんりのえだ)」は並んで生えている2本の樹の枝が折り重なって1つになったもの。とても仲睦まじいことを指す。
「宿(やど)」は家。「建つ(たつ)」は建てる。
「こそ」は係助詞。係り結びで「建つ」が已然形「建て」になる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます