第4回匿名コンについて

 最後に1作、闇のほうに出した『穴ファイナル』というものがあるのですが、こちらはコンテスト参加者向けの内輪ネタなのでこちらには転載しません。よろしければこちら(https://kakuyomu.jp/works/1177354054889575379)からご覧ください。



 それはさておき、結果発表までまだ少しかかりそうなので簡単に説明でも書こうと思います。(7月16日0時時点。以下カッコ内は結果発表後追記)


 全体の縛りとして”芸術”を登場させることを途中で決めたので、並べて見ると偏りはあるかと思います。第1回の時よりは緩めの制限ですが私の色は出せたように感じております。

 以下、各話のことを語ってみます。


光010『光の線の集積として、きみ。』

 ほぼ手癖で書いております。光って言ったらデッサンでしょ! というくらいには美術好き。優しくタッチを重ねるような描写を心掛けました。爽やか青春を書けたでしょうか。掲載順も早く、素敵なコメントをたくさんいただけて嬉しかったです。自分らしい作品で評価を頂けるのは本当に幸せなことと思います。

(光1位、キュンとした賞をありがとうございました)


光027『×××』

 オレオです。以上。笑ってくださって何よりです。(笑った賞をありがとうございました。登場するアート作品はアニッシュ・カプーア氏によるものですが、よく考えると穴要素ありますね。よければググってみてください)


光052『マリィの石』

 実はヒントになった(商業の)小説があります。おすすめするわけでもないのでここでは申し上げませんが。

 設定で興味を持って読んだもののストーリーが感覚に合わなくてずっと自分なりに好みのものを作ってみたかったのだと思う。書けてすっきりしました。熱いコメントを下さる方も多く、なんだか許された気分になりました。


光059『あじさい記念日』

 ほのぼの夫婦日常系。実は第1回から今回までのお題「始まり」「食」「パートナー」「光」を詰めこんだ作品でもあります。ケーキとか、書くの好きなんですよ。そういえば今回はほとんど飯テロしていませんね。


光070『あかねさす』

 このタイトルで書きたかっただけ。匂わせ程度でないガールズラブは初めて書いた気がします。文章はかなりこだわっているのでお褒め頂いて嬉しいです。フラワーアレンジメントもアート。たぶんね。

 ちなみに一カ所名前を間違ったままずっと掲載されていました。転載時に修正しています。タイトル決めた時点で名前も決まっていたはずなのになぜ……。


光022,050,056,064,077,091,093,097,102,103

『光庭』から始まるシリーズ。グループDMで『シェルターシリーズ』とお名前を頂いて小躍りして喜びました。最初の『光庭』を投稿したときに、コメントなどでもっと読みたい世界観と言ってくださった方がいて、急遽シリーズ化してみました。私も書きながら広がっていく世界が楽しく、企画に参加したからこその経験ができたように思います。(SFファンに怒られるんじゃないかという恐怖は消えないながらも、感想をたくさん頂いて自信になりました。YouTubeでバレエ流しながら書いたりもした)


闇058,063,076,087,093,096,100,102,112

 こちらもシリーズもの。『ランドスケープNo.9』から始まります。シェルターとは異なり、はじめから連作として構想しました。こちらも『美術部シリーズ』として話題にしていただけました。しりとりのようにそれぞれのお話がつながっていくシステム。一文目にインパクトを置くという目標を勝手に掲げていたのですが、時々失敗している気がします。

 人を選ぶ作品ではあると思いますが、強く気に入ってくださった方もたくさんいて嬉しかったです。自分の中ではかなり好きな作品群です。

(『ランドスケープNo.9』に切なかった賞、『可憐』に熱かった賞を頂きました。ありがとうございます。『可憐』の原点のシーンは書きながら思いついたものです。重みを出せたので、入れられて良かった)


闇116『穴ファイナル』

 今回のコンテストでは『穴』が流行っており、それに便乗しつつ最後の締めに出しゃばったというやつです。参加者がくすっとしてくれたらいいなぁくらいの軽いノリです。正直、内輪ネタ全開なので普通の人が見たらなんじゃこりゃだと思います。



 以上です。思いつくままつらつらと書いてしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 主催の板野様には大変なお手数をおかけしてしまいました。このような大量の投稿を許してくださり、また細やかにご対応頂きましたことに深く御礼申し上げます。

 参加者の皆さまにおかれましても、温かいコメントとたくさんの応援ハートの数々をくださいまして、ありがとうございました。

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