第283話診断書の再提出

今日も透析は膀胱痛で2時間半でトイレに駆け込み再開です。

血尿は薄くなりましたが、少しでも溜まると火傷をしたように痛むのです。

透析後探し出した健康診断書を持って診断書の修正依頼に病院に行きます。

総合受付ではどうも話が通じません。

「原則診断書の訂正はしていません」

それ一点張りです。

30分ほど問答をしていてようやく透析室の女医が下りてきてくれました。

「どうも年金事務所ではこの病院ではなく健康診断をしたセンターが初診というのです」

健康診断書のコピーを出して説明します。

「初診については難しいようですね。私の方から主治医には説明して貰っておきます。1週間を見ていただければ安心ですが?」

「その頃に取りに来ます」

それから全書類の書き直しです。

「クリニックの方はどうですか?」

「また内視鏡で膀胱痛で4時間持たないのです」

「大変ですね」

ようよう外に出ると年金事務所から男性の声で留守電が入っています。

「説明したいことがあります」

何とも嫌な感じの留守電です。

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