どう見つけたのか！？ブログから昔の勤めていた会社の後輩からメールが入っていました。

こういうことはブログを書いているとよくあることです。

それで今日はその会社の大阪支店に出かけます。

「久しぶりです。昔は大阪支店の新人で隣の営業課にいました」

「そうですね。1年くらいして京都支店長になり・・・」

「大阪支店はその間京都に勝つことが一度もできなかったので悔しがっていましたよ。私は一度結婚したのですが、今は独身で最古参の人事部長になってしまいました」

「メールの内容では労働審判も含めて人事体制の見直しをすると言うことでしたね?」

「これが今までの打ち合わせ議事録でもう1年も堂々巡りをしています。昔なら即決実行なのですが、今はこの会社も上場して大企業になってしまいましたよ。一応私がプロジェクトリーダーなので最後の仕事として力を入れたいと」

「これは私見ですが、弁護士や司法書士の語る労働問題と組合が活動している労働問題と一般の現場は開きがあると思いますよ」

「当社も最近重大な労働裁判に敗訴しています。私も現場にいて漠然と違うと思い始めています」

何度か支店の打ち上げでよく私のそばに座って営業のテクニックを聞いていました。

とにかくお酒の強い明るい女の子でした。

「しばらくはボランテァで私の相談役をお願いしたいのです。正式に会社の承諾がとれたら待遇は考えさせていただきます」

「いいですよ。当分労働裁判は終わる様子がありませんから」

「取りあえず守秘義務契約だけお願いして、今までの議事録をお渡しします。必要な質問があれば私のパソコンにメールをください」

私は彼女と握手をしながらまだ世の中に必要とされている幸せを感じました。

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