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女の子は目を輝かせながら続けた。
「佐倉由香っていいます!運動は苦手で、走るのはできないんですけど、マネージャーとして入部できますか?」
「も、も、も、もちろん!大歓迎だよ!」
手と膝を地面につけたままの福田部長が立ち上がるのも忘れて、迎え入れる。
佐倉由香さん。
あれを見て入部希望するなんて、相当の物好きなんだろう。
でも、確かに意味は分からなかったが、あれだけ学校中を圧倒したものを直前に伝えられただけで実行してしまうなんて。
この人たちのチームワーク、半端じゃないかもしれない。
そう考えていると、
「もしかして、君も入部希望者!?」
山本副部長が僕に声をかけてきた。
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