第129話 エピローグ

 エンデル達が異世界に戻ってから3ヶ月が経過した。


 コーポ柊は、異世界との出来事など何もなかったかのように静かな時を刻んでいる。

 ドタバタと騒ぐ足音もしないし、帰宅しても鬱陶しくも賑やかに迎えてくれる人もいない。大勢で楽しく囲んだ食卓も、今はコンビニ弁当を一人で寂しく食み、空になったお茶のペットボトルが転がっている。長年慣れ親しんできた生活なのだが、そこはなにか物足りなく感じ、心にぽっかりと穴が空いてしまったかのように寂しさが込み上げてくる。


 あんなに騒がしかった日常が、まるで幻だったかのように静かな日々が過ぎ、そして記憶の底に埋もれてゆくような、そんな味気ない時が流れている。


 ひとつ、幻ではなかったと実感できることは、俺が社長として会社を経営している事実だった。

 ブラック企業に勤めていた俺は、成り行き上仕方なくではあるが、全社員を引き連れ、新会社を立ち上げたのだった。大家さんのアパート裏の土地を借り、プレハブの新社屋にて新たに営業を始めたのだ。今のところ仮の社屋だ。現在異世界での戦争の為にもう一棟あったプレハブは解体され、そこにちゃんとした社屋を建設中である。鉄筋コンクリートの三階建、前の会社の四倍以上の広さの建物だ。仕事の受注も順調で、社員も増え始めている。潤沢な資金(異世界の金塊を売った)もあるので、問題なく会社は動き始めているといった感じだ。


 ちなみに以前勤めていたブラック企業はどうなったのかというと、まだ会社自体は存続しているようだが、経営陣以外の社員が全員抜けてしまったので、実質会社は休業状態である。契約していた顧客との間で訴訟問題に発展しているらしい。まあ契約不履行なので当然ではあるが……。

 勿論、俺達のこれまでの休日出勤と残業手当全ての支払い命令も、監督署から出ているらしく、それだけでも大ダメージだろう。


 ただ大半の顧客とこちらが新しく契約を結び直しており、仕事も滞りなく続けているので、顧客がメンテナンス等で不利益を被ることはない。

 これは元社員達の意趣返しでもあるのだ。社員を奴隷のようにこき使ってきたブラック企業へ対しての報復といったところだろう。河原専務達元上層部が描いた作戦に、顧客も乗ってくれているのだ。河原専務の話だと、倒産するのも時間の問題だということ。劣悪な環境で社員を使い潰していたことを、少しは反省して欲しいものである。


「閣下! A社の上がったんすけど、納期前ですがどうするっすか?」


 後輩山本君が活き活きとして俺の指示を仰ぎに来た。

 あの出来事から俺は社内で社長と呼ばれず、社員全員に閣下と呼ばれ続けている。最初の内は、止めろと言い続けていたのだが、後輩山本がしつこく閣下、閣下と呼び続けているうちに、全社員にまで浸透してしまった次第だ。どこぞの独裁者みたいで嫌なのだが……まあどうでもいいや。

 山本君の場合、元々の先輩後輩という口調からあまり変化は見られない。少しは社長への言葉遣いを心がけた方がいいのかもしれないが、俺はそこまで求めていない。別に社長だから敬えとか、態度を改めろと言う気は更々ないのだ。一応登記上俺の名前を使っているだけで、実質会社を回しているのは河原専務達なのだ。金は出したけど、それだって元々自分のものじゃなかったしね。名前だけ社長なのです。


「早いな。確か先方の新サーバーの仕様変更も済んでいると言う話だったし、連絡入れて明日にでもインストールしてきたらどうだ? 早めに新サーバーで動作確認もした方が、あちらさんにも都合がいいだろうしな」

「了解したっす! ……で、閣下はなんで下っ端と同じ仕事してるんすか? 社長なのに……」

「だって、俺はこれしかできないからな、会社の経営はダンディな専務や常務達に任せてもいいじゃないか」

「ていうか、何かやってないと気が紛れないんすよね? ここしばらく元気ないっすよ?」

「……」


 ああー、後輩山本にも分かるほど顔に出ているのか……。

 実際社長としての仕事も覚えて行かなければいけないのだが、今は新しいことに手をつける余裕がない。余裕といっても時間的余裕とか、他の仕事が忙しいとかではなく、心に余裕がないのだ。



 エンデル達が異世界に戻って3ヵ月。

 エンデルはエンシェントドラゴンを封印し、続けてピノ達を全員異世界に転移させ、そしてエル姫さんに魔力を送り、神聖魔法で完全にエンシェントドラゴンを聖域へと封印したのだった。エンデルは極大魔法を連続で使用したため、その無理が祟ったのか、全てが終わった時に倒れてしまった。

 命には別状はないとプノはいっていたが、3ヵ月経った今、エンデルが目覚めたかどうか分からないまま、俺はこうして仕事しているのだ。


 それはなぜかといえば、エンデル達が異世界に戻って数日した時、異世界との連絡が途絶えてしまったのだ。

 異世界でまた何かあったとか、そういった問題ではない、と思う。俺もすっかり忘れていたのだが、アイテムバックの魔法が切れてしまい、向こうに繋げていたWi-Fiルーターは使えなくなってしまったのである。

 朝起きてプノに連絡取ろうとしても繋がらず、はっとしてアイテムバッグに入っているケーブルを引いてみると、バッグの入り口で切断されたLANケーブルと電源ケーブルが出てきたのだ。危うくトラッキング現象で火事になるところだった。おんぼろアパートを燃やしてしまったら、大家さんに殺されるところだったよ。

 魔法陣に再度魔力を注入させれば、また2ヵ月ぐらいは使えたのだろうが、ご存知の通りこちらの世界の人間では、アイテムバックに物を入れることはできても、取り出すことはできないのだ。どちらにしても時間の問題だったという事だ。

 まあ忘れていたのが最大の原因なのだが、それで異世界との繋がりは絶たれてしまったのである。


 という事で、異世界との連絡は、それ以降途絶えたままなのだ。

 確かに全員が異世界に戻れたので、それはそれで喜ばしいことである。しかし、エンデルが倒れて目覚めたかどうかさえ分からないのは、心配で仕方がない。せめて目覚めてから連絡が途絶えてくれたならば、これほど気に病まなかったのだろうが……。


「奥さんのことが心配なんすよね?」

「奥さんって……」


 俺とエンデルは、戸籍上入籍している状態で、こちらの世界では、書面上夫婦ということになっている。エンデルが異世界に戻ったので婚姻の解消、いわゆる離婚届けを出さなければならないのだが、未だにそれをしていない。大家さんに頼めばすぐにでも動いてくれそうだが、なぜか頼めないままでいた。


「目覚めたんすかね?」

「ああ、大丈夫だろ……」


 ピノやプノが付いているんだ、きっと大丈夫。元気にまたいっぱい食べているはずだ……でも、心配だ……。


「閣下、エンデルさんがいなくなって寂しいんすよね?」

「寂しくねえ! 静かになって精々しているぐらいだ!」


 静かすぎて家に帰りたくない。

 一人で部屋にいると、能天気なあの笑顔が浮かんでくる……。

 だからこうして無心に俺ができる仕事をし、社畜時代のように夜遅くまで仕事をしているのだ。今は社長だから残業は付かないので、無料奉仕は変わらない。


「もう、強がったってダメっすよ。寂しいんすよね?」

「うっせー、寂しくなんかねえっていってるだろ! 食費だって減って助かってるんだ!」


 一人で食べるコンビニ弁当が、あんなに味気ないなんて思いもしなかった。食費が減ったのは確かだが、エンデルと一緒に食べる食事は、そう、とても、とても楽しかった……。


「強情っすね〜、寂しなら寂しいって言ったらどうすか?」

「いい加減にしろ、寂しくねぇーって言ってるだろ……」


 しつこく訊いて来る後輩山本君をあしらい、モニターを睨みながら、自分の心情を誤魔化すかのようにパタパタとキーボードを打った。

 心の中とは裏腹な返答をしている。

 ……あ……あれ……?

 キーボードを打つ手の甲に、ポタリと何かが落ちた。


「はいはい、そういうことにしておきますっす」

「マジうるせえ! 今の仕事終わったなら、さっさと次の仕事にかかれよ!」


 八つ当たりのようにそう言ってしまう。

 新しい会社になって社員達のやる気も向上し、仕事の効率もグンと上がっている。仕事にも余裕ができ、十分な休みも取れるようになっている。


「うわ、少しは休ませてくださいっすよ〜てか、もう定時まわってるっすよ? ブラック企業すか?」

「お前だけは特別だ! どうせマオとどこか遊びにでも行くんだろ? そんなことは社長の俺が許さん!」

「えええ〜っ! そんな時だけ権力を行使するのはずるいっす! 職権乱用っす!」


 マオはこの世界に残ることを決めた。

 ちなみに今は大家さんの養子ということで戸籍もちゃんとある。ひいらぎ真央まお、年齢は17歳ということになっている。

 馬が合うのかどうかは分からないが、あれから後輩山本君とマオは、なぜか親密になっているのだ。マオの尊大な態度はあまり変わらないが、こちらの世界にも順応し、今では手料理まで作ってくれるそうである。見た目は幼いが、中身500歳超えのマオも、人並みな生活を送れることに幸せを感じているようだ。


「うるさい! 誰も残業手当を払わないとは言っていない。だだ仕事しろと命令しているだけだろ、社長命令だ!」

「うわー八つ当たりっす! マオちゃんと美味しもの食べに行く約束してるんっすよ!」

「うるさい約束など……」


 そこでキーボードを叩く手が止まった。

 約束……。

 約束したんだ……全てが、全てが終わったら、俺の元へ帰ってこい、と……。

 しかし、エンデルの安否も知れぬまま、異世界との連絡手段が途絶えてしまったのだ。


「約束なら、仕方ないな……楽しんでこいよ」

「あれ、どうしたっすか?」

「全部冗談だよ、さあ、うるさいからさっさと帰れ!」

「仕事しろって言ってみたり、帰れって言ってみたり、やっぱ、おかしいっすよ? 閣下こそ帰って早く休んだ方が……」

「俺はいいんだ。俺は……」


 部屋で一人でいると、考えないようにしても考えてしまう。

『私はアキオさんの妻なのです!』『早くお肉を焼いてください!』『アキオさん……』『アキオさん……』『大好きですアキオさん!』『約束です』

 目に浮かぶのは、そんなエンデルの笑顔ばかりなのだ。


 鬱陶しい後輩山本君をあしらい、俺は再度何も考えないようにキーボードを叩くのだった。


 ちなみに、マオに頼んでアイテムバッグから物を取り出してもらえば、アイテムバッグにも魔力を再度補充できたのだろうが、そううまくいかなかった。大家さんの言い付けなのかどうかは知らないが、あの後後輩山本君とどこかに行っていたらしい。きっとアメリカに偵察機やミサイルなどを返しに行っていたのかもしれない。

 通信設備もあの後すぐに撤去され、異世界との通信はWi-Fi環境を残すのみとなっていた。マオが戻って来た時には、全てのアイテムバッグが使用不能になっていたのだった。

 まあ忘れていた俺が一番悪いのだがね……。





 夜も更け、社員もほとんど退社した。残っているのは納期間近の最後の仕上げに追われるチーム数人だけになった。


「社長、まだ仕事なさるのですか?」


 すると河原専務がそう話しかけてきた。

 ツヤツヤ、フサフサの頭髪をサッと手櫛でかきあげ、ダンディさに磨きがかかっている。数ヶ月前までカッパ課長と揶揄されていた姿など微塵も感じさせない。


「あ、お疲れ様です河原専務。ええ、もう少し……」

「もうお帰りなられたらどうですか?」

「そういう専務だってまだ居るじゃないですか。俺は部屋がすぐ裏だし、専務の方こそ家が少し遠いいから早く帰った方が」

「ええ、社長に一言と思いましてね」

「え? 一言?」

「はい、何かを忘れようとして根を詰めるのも、そろそろやめていただけないですか?」


 どうやら河原専務にも、俺の様子がおかしいことが筒抜けだったようだ。


「いや、そんなことないよ……」


 河原専務の指摘に目が泳ぐ。

 何かで気を紛らわしていなければ、どんどん気持ちが落ち込んでゆくのだ。


「いえ、そんなことあります。別に急ぎでもない仕事を、朝から夜中まで要社長自らが手を付ける必要がどこにあるのですか? 間に合うのにも関わらず、少し急ぎの仕事を抱えた他の社員は帰るに帰れないではないですか」


 社長が夜遅くまで頑張って居るのに、他の急ぎの仕事を抱えた社員は帰社できないと言う河原専務。

 確かにそうかもしれないな。

 新会社を興してからまだ数ヶ月しか経っていないが、そこそこの利益も上がっている。なおかつ新しい仕事も順調に受注しているし、社員も徐々に増え始めている。別に俺が社員たちの仕事を奪ってすることではないのだ。

 それに俺達は前の会社のようなことはしないと誓っている。残業や休日出勤を強要することもない。それでなくとも社員のやる気が前の会社とは違い、仕事にも身を入れているのだ。なにも文句はない。

 俺が夜遅くまで残っているからといって、残業をしなくてもいいものなのだが、社長が仕事しているのに、と帰れないでいるというのだ。


「そうですね、すいませんでした。帰ることにします」

「ええ、早く帰って体を休めてください。それに……」

「それに?」


 河原専務は何か言おうとして途中で言葉を止めた。


「いえ、なんでもありません。私達も帰ります。それでは失礼します」

「あ、はい、お疲れ様です……」


 何を言わんとしていたのか気になったが、河原専務はそのまま他の社員のほうへと向かい帰るように促している。


 俺も仕方ないので、パソコンをシャットダウンして帰ることにした。




 部屋に帰るのはすぐだ。会社の裏がコーポ柊なのだから、歩いて1分もかからない。

 裏側から自分の部屋の窓を見るも、そこには明かりの灯っていない真っ暗な窓があるだけだった。


「はぁ、弁当でも買ってから帰るか……」


 最近では自炊する気すら失せている。冷蔵庫には食材など入っていない。賞味期限をかなり過ぎている牛乳は、きっとヨーグルトもどきになっているだろう。カップ麺は何個かあるが、お湯を沸かすのも面倒だ。


 少し遠いいが駅方面にあるコンビニでハンバーグ弁当を買って帰ることにした。

 弁当とお茶を買い、帰路につく。

 深夜で人通りの少なくなった家路を、かさかさと買い物袋の音だけが響いていた。

 そんなに疲れてはいない。けれどもどこか精神的に落ち込んでいるのだろう。トボトボと足取りはとても重かった。


 なんか懐かしいな。

 あの時は会社でこき使われて疲れ果てており、こうして弁当を携えて歩いてたっけ……。

 そして妙ちくりんな魔法使いの格好をしたエンデルと出会ったのだ。


「……目覚めたかな? ちゃんと元気で食ってるかな? 風呂で寝てないよな? それと……」


 夜風に身を任せたままトボトボと歩いていると、考えることはやはりエンデルの事ばかり。

 能天気でちょっと天然だけど、いつも俺の前では笑顔を絶やさなかった。

 『大好きなのです!』『私の旦那様は凄いのです!』『約束です!』


「……それと」


 エンデルを異世界に送り出す前に約束した事。

 『必ず俺の元へ戻ってこい!』『はい、アキオさん!』

 あの時はエンデルを勇気づけるためにそう言った。だが俺の本音でもある。


「……それと、約束、覚えているか……?」


 今、異世界でエンデルがどうなっているのかさえ分からない。

 もしかしたらあのまま目覚めていないのかもしれない。俺との約束なんて忘れてしまっているのかもしれない……。

 だがそうであってもいい。俺はエンデルが無事であったならそれだけでいい。

 だってエンデルは俺の、俺の──。


「──えいっ!」

「──痛てっ‼」


 そう考えて歩いていると、いきなり頭部にコツンと衝撃が奔った。

 人通りの少ない夜道でいきなりの出来事。俺はその正体を探す。


「覚えているのです」


 後ろからそんな声が掛けられた。


「あ……」


 そこには妙ちくりんな魔法使いが立っていた。

 初めて会った時の姿そのままに。唯一違うとすれば、赤いハーフリムの眼鏡をしている事。

 手に持つ杖で、俺の頭をコツンと殴りつけてきた時と、同じように殴って来た。



「え、エンデル……?」

「はい、アキオさん!」


 そこにはあの時と寸分違わぬ笑顔があった。


「おかえり、エンデル!」


 俺はそのままエンデルを抱きしめた。


「ただいまなのです。アキオさん」


 エンデルは俺の、


「私は旦那様との約束は破らないのです」

「そうだな。俺のお嫁さんは約束を破らない」


 そう、

 エンデルは、エンデルは、俺の妻なのだから。


 こうして俺とエンデルの約束は成就した。


「大好きなのです、アキオさん」


 エンデルは俺を抱きしめ返し無邪気な笑顔でそう言った。


「そうだな、俺もだ」




 異世界から来た大賢者に懐かれた俺。そんな摩訶不思議な出会いを、今の俺はただ幸運に思うのだった。




 Fin……







【余談】


 エンデルと腕を組んで部屋に戻ると、俺の部屋は大変なことになっていた。


「要君遅いぞ!」

「アキオ兄ちゃん何やってんだよ! 肉が腐っちまうよ!」

「プノが買って来たドラゴンのお肉なの! 美味しいのなの!」

「アキオ様、焼き肉のたれを出していただけますか?」

「アキオ! 我も参加しておるぞ! なぁーはははっ!」

「閣下! お疲れ様っす!」

「アキオ様もエンデル様も、ささ早く!」

「はニャァ~、デーモンアキオ様の家は狭いニャ!」

「さあ社長、食べましょう!」


 なぜか俺の部屋はすし詰め状態で異世界人達に占拠されていた。

 その全員がどうやって異世界から来たのかは分からないが、今はどうでもいい。

 しかし後輩山本君と河原専務……こいつら知ってやがったな! たぶん大家さんとグルなんだろう。後で問い質してやる! 


「おお、分かった! 俺が焼き係だ! エンデル、遠慮なく食えよ!」

「はい! 早く焼くのですアキオさん!」



 こうして深夜の焼肉大会が開催されたのだった。

 ちなみにドラゴンの肉はかなり美味かった。A5ランクの牛肉以上かもしれない。





 今度こそ、Fin



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もう一話、アフターストーリーがあります。

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