日本シリーズ総括~栄冠ナイン5連覇の名将エッフが語る~

はいというわけでやってきました野球評論のコーナーです(黙)。

初期メンバーから、パワプロ15の栄冠ナインにおいて5連覇を達成し今もなお記録継続中の名将エッフ監督が、今回の日本シリーズ「広島×ソフトバンク」を総括してみたいと思います。


※あくまでファンの一意見です。なお筆者はカープファンです


第1戦

広島、ソフトバンク共に譲らず2-2でした。

勿体なかったのは広島側はエラーによる失点で同点とされてしまったことですね。ですが、それは誰が見ても明らかなことです。私目線それ以上特に語ることはありません。


第2戦

広島5-1ソフトバンク。

「地元に強い」ことが売りの広島はジョンソンの好投で見事勝利しました。

ただ個人的にずっと引っかかっている点があって、それは「ジョンソンは石原じゃないと投げない」というところにあります。石原捕手は確かに守備力はあり、経験も豊富ですが打撃に不安があります(打率.177)。こうした短期決戦では、どうしても「自動アウト」といってもいいような選手が8番、9番に座るのは個人的に辛いなぁと思っていて(ジョンソンの打撃は期待できない)、打力のある会澤捕手にしてくれたほうがまだ得点への望みがあったと思うんですが、ジョンソンは安定して好成績を残してしまうのでそこは変えられないという難しい兼ね合いが見られました。というのも、短期決戦では相手も総力戦で「状態のいい投手」を必ずぶつけてくるので、単純に考えれば投手戦、少ない点を守り切れるかの試合になると思うので、仮に「守備で勝利する」という観点でいくのであれば全試合石原捕手を貫き通す、でもいいくらいだったと感じています。


第3戦

広島8-9ソフトバンク。

九里とミランダの投げ合いで始まったこの試合は結果的に両軍30本の安打が出る乱打戦となりました。ミランダのスプリットに広島打線はかなり苦しんでおり、ミランダから取れた点は本塁打による2点のみでしたね。しかし、中継ぎの岡田投手らが打ち込まれたことで一気にソフトバンクが大差をつけ、結果的に逃げ切ってしまいました。8回表には安部選手が満塁本塁打を放ちましたが、僕はあの瞬間この試合の負けが決まったような感覚がありました。4点とってもビハインドの局面だったので、ホームランではなく単打あるいは長打で繋いでほしい局面でしたが(次が上位打線だったというのもある)、結果論ですから仕方ありません。しかし、この「ホームランでなければ点がとれない」雰囲気は、見ている側としては嫌なものでした。本来の「繋いで点を取る」という広島の持ち味の発揮された勝利の仕方ではなかったからです。


第4戦

広島1-4ソフトバンク。

東浜と野村の投げ合いでしたが、また負け。この試合の1回表、1アウトランナー1塁で丸が二塁打、この時なぜか菊池がホームにつっこんでアウト。次が四番なのになぜか本塁を狙った、なんかもういきなり焦っているような感じで、結局点をとれたのは誠也の一発だけ。ザンネン。


第5戦

広島4-5ソフトバンク。

ちゃんと見れなかったため割愛


第6戦

広島0-2ソフトバンク。

第5戦と同じく映像で見れなかったので割愛


【結論】

個人的に第4戦の1回表が全てを物語った(広島側に焦りが見えてる)かな、というのと、投手の枚数がどう考えてもソフトバンクの方が質が上だったなという印象です。盗塁に関しては、シーズン中は通用してたので仕方ないでしょう。単純に格上の捕手と対戦したことがなかっただけです。甲斐がすごかった。というか、これからの話ではありますが、石原としか投げないみたいな態度をとるならジョンソンをクビにするくらいの決断はあっていいような気もする。これは、完全に現場実戦を知らない素人だから言えることですが。正直、打撃戦で勝ちに行くなら打率がよくて長打もある会澤捕手をフル出場させることは必須だったように思います(正直、会澤・石原両者の何が違うのかよくわからない)。今のカープのスカウト陣は良い選手を連れてきてくれることが多いので、先発型の投手を入れるのもいいと思います。そんなことを考えさせられる日本シリーズでした。トライアウトで誰か広島に入ってこないか個人的には楽しみですね。気まぐれに、野球のことをこうやって語るかもしれませんがよろしくお願いします。



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