家庭環境~人生を左右するものの一つ~

「昼飯となりうるものが存在しない」―今日の弟と私の喧嘩の原因


はっきり言って私は家を出たい人です。実家暮らしですが、もう過干渉の母親と知能レベルが猿の父親の下にはいられません。はっきり言ってこの両親は結婚の失敗例の一つなので、救いようのない家族なんですが、残念なことに多少頭の切れる人間として生まれてしまっているため、私が文字通り爆発したら危険な「核兵器」のごとく、諸問題の抑止力として存在しているわけです。つまり私の中では親はまだ一応現役ではありますが「介護」をしている感覚にあります。以前「半分介護」とツイッターで言った事があるんですがその意味がそれです。


まず、母親は過干渉です。といっても、ややこしいのが「善意の過干渉」なんですね。支配的な親よりはマシなのかもしれませんが、「主体性を失った子供が育つ」という着地点から考えると同じようなものなのかもしれません。学校の送り迎えは全部やるわ、料理は全部作るわ、それはやめとけあれはやめとけと、何かと子供の行動を制御したがる親です。私が中学生の時から、「三男は週に何回かでもいいから歩いて学校に行かせるべき」と進言していましたが、それも無視され、料理がしんどいといったときには「スライサーを買えば楽」と至極合理的なアドバイスをしていたのですが常に無視。ところが現状、弟には「学校くらいバスで行け」と言っているしスライサーを使っているしと、頭が悪いから仕方ないのでしょうがやっていることがよくわからない。子供はいずれ「自立しなければいけない」のですが、そこの認識が抜け落ちてるんでしょうね。今は「冷凍食品を効果的に用いる事」を進言してますが無視されてます。こればっかりはこっちも「親離れ」を考えないといけないので難しい。


で、父親。実家暮らしですがもう何日もまともに口をきいていませんが、とにかく一言で言うならば「救いようのない阿呆」ですね。浮気未遂をするわ(私がブチギレて阻止した)、アルコール依存だわ、近所の住民に暴力を振るおうとするわ、詐欺まがいのビジネスにひっかかるわ、似非科学を信じるわ陰謀論を信じるわと「バカの福袋」です。救いようがありません。それで「お金がない」と言い出す始末。まあ、可愛げがあるといえば見る人から見ればそうかもしれませんが、家族にいたらたまったものじゃありません。ここには書けないようなこともやらかしています。そんな脳細胞全滅してるんじゃないかというような人間なのに子供を三人も作るわけですからね。


さて、かなり怒りのこもった文章を書いてしまいました。しかし事実であることにかわりはありません。感情的に希薄な部分が強いのはこういうところがあるからだと思いますね。次男は自閉症だから別として、三男はほぼ引きこもりです(フリースクールにたまに通っている)。

家庭環境というのは人生を左右しかねない重大な環境です。以前書いたかもしれませんが、かつて独裁者と言われた人間なんかはどこかおかしな家庭環境に生まれ落ちた「何かしらの才を持った人間」であることが意外とあったりします。

体調をぶっ壊している私はよくか悪くか、多少切れる頭脳を持っています。自身を「核兵器」になぞらえましたが、あらゆるトラブルを未然に防ぐ役割を果たしています。当然、「自分の人生」を生きることはできませんね。それでも自分を貫けばいいと他者からすると思うかもしれませんが、両親(特に父親)が万が一大きな詐欺に巻き込まれたり、或いは比較的少額であったとしても詐欺まがいのビジネスに首を突っ込む事態になるとそれを論理的に破壊する存在が必要なんですね。それをしないと、全く罪のない弟達に多大なる損害が出てしまいますからね。なんだかんだ下衆だとかクズだとか言われてる私ですが、罪のない人間が中途半端に頭のいい人間に騙される様子を黙って見過ごすことはできないのが私の性分でもあります。実家暮らしのメリットのことも考えている事には考えていますけどね。これが、「偽親イネイブラー」というアダルトチルドレンのタイプで育ってきた私の背景です。それでも私にも味方はちゃんといます。


「全員に好かれることは無理」の反対語は、「誰からも嫌われる人間はいない」です。


必ず味方になってくれる存在はいます。そして、自分もまた、布団の中にいることが多いですが誰かの力になれればと思っている人間の一人です。逆境は人をおかしくすることもありますが、それだけ他人とは経験値が違うので良い方に使う(自分は危害を加える人間にはならないと決意する、とか)と、すごくいい助言者になったり、傷ついた人に寄り添える人になります。読んでくださっている方だけにでも、もししんどい境遇に貴方がおかれているとしてもそれを無駄にするか生かすかは自分次第、ただ生かそうとすれば無駄にはならない、というメッセージだけは伝えたいな、と思っています。

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