歴史趣味のきっかけ

多分中学時代の転機になった出来事。というか、私が歴史趣味になるきっかけを作った人物、それが長曾我部元親ちょうそかべもとちかでした。四国・高知県の戦国武将。相変わらず主体性のないいじめられっ子だった私が少しずつクラスになれてきたときに、社会の授業で戦国武将の名前を先生が黒板にたくさん書いて、名前が読めるかどうかを生徒に聞いた時の出来事。


みんな、武田信玄とか上杉謙信とかは読めるし、毛利元就は地元だから知ってる人もいるしだったんだけど、そのクラスには長宗我部が読める人が一人もいなかった。歴史の資料集をあらかじめ見てた僕だけがわかったんですね。そこで、僕が小声で「ちょうそかべもとちか」と呟いたのが誰かに拾われたか、挙手して発表したかは忘れたけどとにかく元親の名前を言えたことがきっかけで先生には褒められるわクラスのみんなからはすごーい!って言われるわで、あの時の感覚が今でも忘れられません。


それで自信をつけて戦国時代が好きになっていって、転じて三国志だ、古代中国だと繋がっていったりしました。だから、僕にとって元親さんは「難しい名前に生まれてきてくれてありがとう」って感謝しないといけない存在なんですね。人生は出会いだみたいなことを書いたような書いて無いようなですが、元親との出会いは私にとって大事なものになっていくのだろうなあと思ってます。いつか、土佐に行きたいな。という話でした。鰹もうまいらしいし。

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