第13話 天の黒鎖
黒化されたブリーズを倒したあと、剣の力で、他のエルフ達の鎖を斬って、体内の風の力を解放した。今、風の王城では、どこまでも、みんな笑い声が聞こえた。どこまでも、風の流れが聞こえた。
ブリーズは自分の部屋の屋上に座ったブリーズは、目の前の景色を見って、微笑んだ。
無意識に空を見上げると、ブリーズは顔を一変してしまった。今の彼女の瞳力は、雲を透かせる。彼女が見えるのは、夢の中で、出会った巨人の姿と、粗くて頑丈そうな黒鎖だった。
「あれは、夢の中の巨人。」
彼女は部屋から、剣を持ち出し、巨人へ向かって、空へ飛び上げた。
(まさか、まさか、光が差しくれない原因は、これか。)
彼女は、鎖に全身の一撃を放った。
爆音が聞こえたが、ただ割目ぐらいのダメージしか与えなかった。ブリーズの方が、逆に爆発によって、重傷を負った。
空から失墜してしまった…
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