魔導士フランシス一味 ※本作の敵役たち(その1)です!

彼らの説明の前に……

 魔導士フランシス一味紹介の前に、以下の重要語句について説明します。


★神人(読み方:かみびと)

 レイナがいた元の世界でもなく、レイナが誘われたこの異世界でもなく、また別の異世界に住む人々のこと。

 神人の特性としては、美形、不老、翼もないのに鳥のように空を自由に飛び回れ、尾びれもないのに魚のように水の中を泳ぐことができること。だが、神人たちは魔術を使えるわけではない。

 フランシス、サミュエル、ヘレンは、この”神人たちの肉を食したことによって”、神人と同様の「不老」ならび「空中浮遊」の特性を手に入れている。

 しかし、フランシスは神人の肉を食べる前より、その外見は30代前半ぐらいをずっと保っていた。彼にはまだ秘密があるのだ。



★神人の船(読み方:かみびとのふね)

 フランシス一味のアジトとなっている空に浮かぶ船。

 第5章においては、海の上の青い空を飛行し、移動中。


 59年前の「神人殺害事件」にて、殺された神人の骨を船の部品にとリサイクル(サミュエル談)して、作られた船である。

 空で風を斬る音とともに、この船からは断末魔や無念の叫びが聞こえてくるであろう。

 ネイサンやローズマリーが第3章にて乗っていた「神人の板」は、おそらくこの神人の船の一部をはがし、神人の力を手に入れていない彼ら2人の空中浮遊用として利用していたと思われる。

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