【再公開】設定は作者の脳内のなかに～「人生は彼女の物語のなかに」設定集～

ネイサン・マイケル・スライ

　第３章より本登場。実は第２章のアリスの町の山での戦いにおいては、遠くから見学だけしていたらしい。

　以下、第５章の時点での彼のデータである。

【本名】ネイサン・マイケル・スライ

【年齢】１５才　※彼は見た目通りの魂年齢（神人の力を手に入れていない）

【身長】１７５ｃｍ

【髪の色】金髪と赤毛が混じったような長髪

【職業】魔導士（パワー系）

【身分】平民

【家族】堅実な考えの両親

　ツンと尖った小生意気そうな鼻、金髪と赤毛が混じったような長髪を後ろで無造作に束ね、派手な原色系で個性的なデザインの服を身に着けている少年魔導士。

　城お抱えの魔導士となるスカウトも直々に受けたこともある彼であるが、きっぱりと断り、家を飛び出し、フランシスの仲間に加わった家出少年。

　わずか１５才ながら魔導士としての力は相当なもので、一撃でアダムの家一帯を破壊しつくすほどの力まで持っている。レイナやルークたちも巻き添えをくらって、殺害されるところであった。

　面白がりというか、穏やかで着実な人生より激動にまみれた非凡であり刺激的な人生を彼はなによりも望んでいる。

　一種の刺激フェチ。常にランナーズハイの状態にいたい人なのかもしれない。

　１５才という思春期真っただ中にいる彼であるも、女の子にそれほど興味はなさそうだ。

　絶世美少女のマリア王女が近くにいても、ドギマギすることもなく、影で「イカレ王女」などと呼んでおり、”いろんな意味で触れてはいけない女”であることを理解している。

　しかし、同じ神人の船に乗っている武闘派レディ、ローズマリー・クリスタル・ティーチとはなかなかいいコンビである。