ヘレン・ベアトリス・ダーリング
第3章より登場。
以下、第5章の時点での彼女のデータである。
【本名】ヘレン・ベアトリス・ダーリング
【年齢】魂年齢は60才超え、だが見た目は8才~10才
【身長】133cm
【髪の色】ダークブロンド
【職業】少女娼婦⇒魔導士
【身分】平民
【家族】不明
肩を少し過ぎたぐらいの濃いめのダークブロンドの髪は自然と内巻きになっており、その華奢な肉体を重たげなバイオレットのローブで覆い隠している”まごうことなき少女”。
しかし、彼女の醸し出す雰囲気は大人のものであり、色気すら感じられ、主人公・レイナもどこかアンバランスな印象を彼女に感じずにはいられなかった。
小作りではあるも、整った顔立ちはしている。だが、彼女にとっては、無表情がデフォルトである。マリア王女には影で「不気味娘」と呼ばれている。
生じた影より酸を放ち、対象人物の肌を焼け焦がそうとするなど、やや風変りな気の使い方をする魔導士。
59年前の「神人殺害事件」には、彼女は直接かかわってはいない。
しかし、その事件時に「神人殺害事件」の容疑者の1人であった”中年男性(娼館経営者)”に監禁され虐待を受け、相当に弱っている時に「神人の肉」を食べさせられ、魔導士としての力が覚醒してしまい、中年男性を殺害する。
その後、フランシスやサミュエルと行動をともにするようになり、彼らに読み書きや魔術を教わったとのことだ。
それから半世紀以上もフランシスやサミュエルと行動をともにしているため、一種の家族と言える存在なのかもしれない。
彼女たちは皆、三者三様であるし、時々、雲行きも怪しくなることもあるが……
第5章にて彼女は、自作の薬の熱でうなされていたサミュエルの看病を行ってもいた。
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