応援コメント

第15話 三笠が特別観艦式に参列する」への応援コメント

  • 昭和15年の暮に彼女は山本長官に会って近衛首相との会見を問い質した

    「一年は戦えるというのはどういう意味ですか?」

    「お財布事情から察するに攻勢を取れるのはそれまでということだよ・・三笠さんも知ってると思うけど、戦力を整わないうちは米国は艦隊決戦は避けて周辺諸島を辻斬りしてくるぜ。嶋田の馬鹿が考えてるような迎撃戦術なんかじゃ対応できないね」

    「それではこちらから攻撃を仕掛けるということですか?」

    「ああ、こちらから攻勢をかけて敵に決戦を強要して半分潰す覚悟で太平洋艦隊を撃滅する!」

    「その決戦で大和達に出番はありますでしょうか?」

    呉と長崎で仕上がりが始まってる二人のことを思う三笠は山本に聞いた

    作者からの返信

    「はっきりいえば戦艦同士でドンパチは宛にはなるまい。だが、空母を守る盾と矛としてならば十分に役立つな。ワシが言うのもなんだが大和達を作った鉄で対潜、対空用駆逐艦や海防艦を量産したほうがなんぼかましだったがわしの力不足だよ。だが、出来てしまった以上それを有効に運用するのがわしの役割可能な限り使おう。それが島嶼の対地砲撃だろうが対空防護だろうがな」
    「そうですか残念です」
    「最早な・・・」
    そして山本長官が戦死なされて予想通りの結果になったわけだ