第9話 日露戦争が終わって爆沈着底する

戦争はアメリカの介入によりロシアとの講話となった。ただ、この戦いの結果日本は一等国という自負というか過剰な奢りがみえはじめてきたようね。

そして東郷閣下は生き神様扱いされるようになったわね。まあ、あの戦いの結果ならばそうなるけれどネルソン提督のように戦いの最中に死なせてやったほうがよかったのかもしれないわね。

これが悪いことにならなければいいけれどね。まあ、これが杞憂ですめばとおもったけれど結局彼は長生きしすぎたのがすべてのガンになるとはこの時点では知る由もなかったね・・・。


そして私はその後も戦艦として活躍していましたが佐世保で弾薬庫爆発により爆沈してしまったのよね。まあ、原因は弾薬庫の火薬の変質だの信号兵のいたずらという説もあったみたいだけどとにかく私は佐世保に着底しちゃったわね。


そして旗艦の座を敷島に移し私は翌年に浮揚修理されることになったわね。まあ、流石に戦艦となればホイホイと廃艦にはできませんしね。


そして第一次世界大戦でも私は上海などの警戒任務についていたわね。そして欧州大戦こと第一次世界大戦を乗り切った私はその後もシベリア出兵にも従事しましたね。そのときには飛行機というものを搭載していたわね。つまり私は後の海戦の王者を育てたとも言えるのかしらね・・・。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る