第8話連合艦隊に出撃命令が下る
私たちを取り巻く環境はいよいよ危うくなってきたわね。そして海軍軍令部から私たちにたいして出撃命令が下ったわね。
ウラジオに向かうロシア艦隊を迎撃せよという命令を受けて私たち連合艦隊は対馬沖で待ち伏せを行っていたわ。そして運命の3月25日にロシアのバルチック艦隊を発見したと信濃丸と通報艦龍田からの無電が入ったわね。
そこで私は覚悟を決めたわ。そしてビクトリー姉さんから教わった新たな戦術を使う時が来たともおもったわね。
そして先行していた橋立たちがスワロフと会敵し交戦に入るも即座に退避し敵バルチック艦隊の陣形が乱れ混乱状態に陥ったわね。
そして橋立たちが撤退し私たち主力艦隊が到着したと同時に世界でも有名なあの
「東郷ターン」となる敵陣目の前での一斉回頭という離れ業を行ったわね。
そして砲撃戦が始まったわね。まあ、それまでの戦いは砲戦は補助でメインはラム戦
いわゆる船首の出っ張りに船の腹をぶっ刺して大穴開けて沈めるという戦い方がメインだったわね。でもこれからは砲戦だけで勝負をつけてしまうつもりだったわ。
その後の戦艦の恐竜的な進化へとつながっていきそして空飛ぶものに主役を奪われるわけだけどいわば私が古式ゆかしい海戦を終わらせたという点ではかな。
そして戦いは終わりを告げて私たち主力部隊は損傷も多少あったものの喪失はなく敵バルチック艦隊の大半を戦闘不能状況に追いやったことでパーフェクトゲームといえるのかしらね。
そして日が落ち、後の戦いは駆逐艦たちの水雷戦隊が主役の戦いとなっていったわね。
そのごどうなったかは割愛するけれど結局ロシア艦隊は拿捕されたりしてウラジオストックにはたどり着けなかったそうね。
そして私たちは佐世保へと引き上げたわ。まあ、そこで勝った勝ったの大騒ぎとなって主だった人間はみんな陸に引き上げたわね。まあ、私も電、雷から紹介された米内という士官と男女の関係になったわね。まあ、東北のダメ士官と本人は言うけれど私の勘ではあの人こそ将来大提督になると私は見ているわね。まあ、そうなってもらわないとせっかく操を捧げたのが無意味になっちゃうしね。まあ、コレくらいのズルはいいわよね。
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