　頭皮にも指紋をつけるべきだということで、私はお医者さんにお願いしてみました。

「頭皮にも指紋をつけたいと思いまして。」

「はい。それはまたどうして？」

「はい。頭皮にも指紋をつけるべきだということで。」

「なるほど。」

　お医者さんはこっちをみたり机のほうを見たり、カルテをコツコツ書いています。体の向きをチラチラチラチラ変えています。

「本気ですか？」

「本気です！」

　ボロン！！

　私はズボンを下ろして陰茎を出しました。

「わあ！陰茎だ！」

　お医者さんは言いました。

　私はズボンに陰茎をしまって、座りました。

「わかりました。」

　お医者さんはわかりました。

「何がわかったんですか？」

　と聞くと

　ボロン

　お医者さんは陰茎を出しました。

「わあ！陰茎だ！」

　私は言いました。

　お医者さんはズボンに陰茎をしまって、座りました。

「わかりました。」

　私はわかりました。

　みんなわかりました。

　完

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