コンピュータア!!

 コンピュータが攻撃、コンピュータア!!


 痛い!!


 攻撃されたため、痛い!!攻撃は、よくない!!


「攻撃は、よくないよ!!」


 注意した!!注意するのも勇気がいるから、偉い!!とっても偉い!!


 しかし対策を練らなければ。攻撃は、よくないよって言ったって、攻撃してくるかも知れないし。


「うーむ、どうすれば防げるだろうか?」


「やはり、今回の攻撃は主にコンピュータのタの部分が強く関わっているでしょう。タア!!と攻撃したのですから。」


「うむ、確かにそうだなあ。」


「じゃあ、タ!!の部分を変えて、ちゃあ、にしてしまえば良いんでないかね。お茶も出してくれるかも知れないぞ。」


「うむ、そうしよお、そうしよお。」


 ということで、コンピュータはその日からコンピューチャアになりました。


 コンピューチャア


 コンピューチャア


 コンピューチャア


 しかし、コンピューアチャア、コンピューアチャア、とミスを繰り返したので、再び会議が開かれました。お茶も出さなかったし。


「うーむ。チャアだとミスが増えてしまったか。どうしようか。」


「そうですね。コンピューチアンにしませんか?結局治安が全てですから。」


「それがいい!!!」


 決定ーー!!ちゃんちゃちゃーーん!!


 コンピューチャアはコンピューチアンになりました。コンピューチアンがあると、その空間の治安が良くなり、パワハラも無くなっていきました。そのため、コンピューチアンはさまざまな紛争地域に派遣されました。いくつかのコンピューチアンは犠牲になりましたが、効果は絶大。人の世に平和をもたらしたのでありました。しかし、国連が嫉妬し、コンピューチアンを攻撃。機械と人間の全面戦争が始まるのでした。


 完

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